
老人党リアルグループ「護憲+」は、日本国憲法の基本理念である国民主権、平和、人権を護りたいと願い、「護憲」の視点に立った「世直し」を志す老人党有志グループです。
コラム「護憲+語憲」 :猫家五六助 (02/02)
”空気を読まない"投票をしよう!
とうとう「サナエちゃん」内閣は「シンゾウくん」をマネして、この時季(期)に解散総選挙という“お遊び”を始めてしまった。台湾有事発言の“火遊び”は首相就任直後に気負って犯した凡ミスと思いたかったが、残念ながら高市早苗の本質なのだろう。私は彼女に「政界における女性の地位向上」という淡い期待を抱いていたが、結局は「エッフェル塔ねえさん」と同レベルで「高市。おまえも、か」。”アタシ、アタシ”ばかりで旗振り役になる気など、さらさらないらしい。自身の支持層である改憲派・保守派・軍備増強派の三派(羽)タカの空気を読んで「女性初の首相」という地位と権力を守りたいだけに見える。
三派タカの空気を読んで、何が悪い?ロシアvsウクライナ、イスラエルvsパレスチナ・イラン・・・等々、トランプ、プーチン、習近平の覇権主義が世界の現実。日本のような島国は台湾有事、尖閣諸島、北方領土問題、北朝鮮の暴走等を脅威ととらえて平和憲法の“足枷”を外し、正々堂々と軍備を増強すべし。自分の国を自分で守って、何が悪いんだ!
そういう“空気の読み方”になるのだろう。学校の暴行動画で取り囲んで「やっちゃえ、やっちゃえ!」と焚きつける輩同様、ネトウヨがサナエちゃんに同調する。その結果がどうなるか、80年前にどうなったかを深く考えず・・・三派タカは本当に勢いばかりで短絡的、視野が狭い。
一方、サナエちゃんは終戦直後に全国民が心に誓った「二度と戦争はしない。天皇の名を借りた軍国主義はやめよう」という当時の空気を読む気が、さらさらない。シンゾウくんの空気ばかり読みながら政界で育ったから、自己チュー大好きな政治家になってしまった。だから国民生活など眼中になく、「年度末で行政が多忙」「官庁が予算編成で四苦八苦」「28日間しかない2月」「降雪地帯の国民が投票に苦労する」という時期に、大義もなく「国会で過半数の議席を取りたい」「今、不意打ちすれば勝てる」という自己都合で解散総選挙を決行してしまうのだ。国民の意思表示である投票をないがしろにして投票率が低ければ、低くなるように画策すれば、自民党に有利と考える。
高市政権の支持率が高いのは「岸田・石破よりも行動力・決断力があるし、女性初の首相だから自民党内で大変なんだよ。野党は頼りないから、任せるしかないよ」という“事なかれ主義”の国民が政府与党の空気を読んでいるからではないか。統一教会疑惑から逃げ、裏金問題を「そんなこと」といい、国民生活を考えない政権・政党に過半数を取らせてはいけない。悪いことは悪い、ダメなことはダメ!私たちは長いものに巻かれない、“空気”を読まない意思表示をするために投票所へ行こう。投票率を上げよう!
p.s.安倍晋三銃撃事件の裁判は山上被告の情状酌量よりも安倍晋三の地位経歴に配慮し、地裁が“空気を読んだ”判決をしたと邪推しています。もっとも、権力が関わり裁かれる事件に対して日本の下級審はヒラメで“事なかれ主義”の判断しかできないのでしょう。前例主義は元より安倍政権が官僚の人事権を握って以降、三権分立を形骸化させた司法・裁判官組織の悪癖です。
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