
老人党リアルグループ「護憲+」は、日本国憲法の基本理念である国民主権、平和、人権を護りたいと願い、「護憲」の視点に立った「世直し」を志す老人党有志グループです。
コラム「護憲+語憲」 :猫家五六助 (07/20)
独裁者サナエを生み出した安倍政権
最近、政治の話+陰謀論(笑)で会話の時間が増えた娘が、一言。 「最近さ、なんで独裁者が増えちゃったのかなぁ」 政治に関心が薄くネットニュースに流される若者達が気づくほど、取り巻く世界は酷くなった。トランプ、プーチン、習近平、ネタニヤフ、そして高市早苗。国民が渇望する経済政策や司法制度の矛盾には動きが鈍い(放置している?)一方で、急がずに熟議の必要な優先順位の低い国旗損壊罪、ついには皇室典範改正法案まで猛スピードで決めてしまった。これは民主主義政治の皮をかぶった独裁政治であり、過去に麻生太郎が悪態をついた「ナチスのように粛々と」どころか、歴史的多数派の力で反対意見・少数意見を無視し、堂々と進めてしまった。
皇室典範改正の悪行は最たるもので、独裁者サナエは「国民の総意」「丁寧な議論」「歴史的事実」を足蹴にし、「日本は神の国」「男尊女卑」「家長に従え」など戦前・戦中に天皇制に利を得て悪用した輩どもの寵愛と自身のエゴを押し通した。麻生太郎に恩義があり、家柄を格上げしたい欲望に応えたという見方さえある。戦後、天皇制は「象徴天皇」に形を変え、天皇ご一家は政治に口出ししないルールを堅守しつつ戦争責任に報いる平和活動や平和的外交努力に徹してきた。逆に高市早苗&麻生太郎は個人的欲望を満たしオトモダチを喜ばすため、いとも簡単に現代の天皇制へ汚い手を突っ込んで政治利用してしまった。
以前、このコラムで政府与党、特に自民党政権には国会で過半数を取らせても持たせてもダメと書いたことがある。参議院選挙に「単独政党が過半数を持ってはいけない」という附則(但し書き、制限事項)をつくるべきとも。しかし、それは民主主義のルールに反することであり、「野党の反対!反対!で何も決められず、無難に進む国会・国政」と揶揄されたこともあったが・・・「多数派になっても野党を尊重し、少数派の意見に耳を傾けるのが自民党だから大丈夫」と豪語した皆さん。これがバカな政治家、傲慢な総理大臣を台頭させた自民党の現実ですよ!
長い与党自民党の歴史の中で、多くの総理大臣は政治家としての矜持があった。「法律違反は元より政治倫理として、それをやってはオシマイだ」という自覚があり、「恥を知れ!」という民意を受け止めてきた。女性スキャンダルの宇野宗佑氏しかり、公私混同の森喜朗しかり、不勉強で傲慢な麻生太郎しかり。総理大臣がコロコロ変わる短命内閣の時代は諸外国の笑いものにもなった。
その潮目が変わったのは、変えたのは安倍晋三である。高市早苗は安倍の申し子であり、高市は安倍の一番弟子を自称している。この二人に共通しているのは「無知」「無恥」「嘘つき」「公私混同」である。いまだに安倍晋三推しの人達は「安倍氏は高市を『嘘つき』『政治の現実をわかっていない』と嫌っていた」と比較して高市を批判しているが、二人とも“似た者同士”“同じ穴のムジナ”ではないか。戦後最長と評される安倍政権は国民・国会・法律を軽視し、私利私欲とオトモダチを利する流れを作ってしまった。高市政権はそれを引き継いでいるにすぎないが、彼女の致命的な欠点は「相談、根回し、ずる賢いオトモダチができない」ところだろう。
ここで、高市早苗の誹謗中傷動画・SNS問題につながる安倍晋三の記事をご紹介します。 ◆高市早苗総理には受け継いでほしくない、故・安倍晋三氏「電通マン直伝」のSNS戦略と「論点ずらし」の答弁/現代ビジネス https://gendai.media/articles/-/164063?imp=0
また、このnoteアカウントページの分析が的を得ているので、ご参考までに紹介します。 ◆安倍晋三と高市早苗 失言・暴言・問題発言──その傾向と対策と、"大人の対応" https://note.com/thomasnano/n/nc5a11c55bcdf
残念ながら、日本は“未成熟な”民主主義国家である。民主主義を名乗っても民意が反映されないから、未成熟。加えて、矛盾だらけで二枚舌。 日本がトランプ化しないためにも安倍~高市+麻生ラインは断ち切らねばならない。
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