
老人党リアルグループ「護憲+」は、日本国憲法の基本理念である国民主権、平和、人権を護りたいと願い、「護憲」の視点に立った「世直し」を志す老人党有志グループです。
コラム「護憲+語憲」 :見習い期間 (02/08)
始まりの日
暦の上では春とはいえ寒の時期、それも普段雪が降らない場所でも雪が積もる日が国政選挙の投票日となってしまった。さらに冬季五輪の開催期間中の選挙であり、開幕後は選挙に関する報道が埋もれ、半ばないがしろになるのは言うまでもない。 マスコミによる事前の情勢予測も、日が立つにつれて現在の政権与党が圧勝するという論調が強くなっている。世論を先に形作っているかのようで、自分で候補者や政党について情報を集めない限り、冷静な判断ができないのではないかとすら考えてしまう。
国会が開会して早々に衆議院を解散してしまうこと、そして地域によっては期日前投票を含め投票に行けない有権者が多数出るであろう時期に選挙を行うことへの疑問や怒りは当然存在する。卑怯な方法ではないかとすら思う。 しかし、その卑怯な手口を容認しているのは他ならぬ私たちではないかとも自覚している。物事の入口の部分にばかり目を向け、その後何をするのかにはそれほど強い関心を寄せないがゆえに、このような暴走を許してしまっている側面があるかもしれない。
まだ何もしていないに等しいのだから、評価も判断もできないのは当然だ。まずは何の材料もない中で判断を委ねる横暴な人たちを私たちの代表者にしないことが第一であろうが、いかなる結果に終わってもその後を注視することが今一番求められているように思える。
他人のしていることを四六時中監視しているようで嫌だという人がいる。また、批判することで他人を傷つけてしまい、外から文句をつけるだけなら誰でもできるから、と政権与党のしていることがおかしいと感じても何も言わず、むしろ良い点を見つけてフォローしようとする人がいる。 しかし、他ならぬ私たちが選んだ代表者なのだから、彼らにすべてを委ねることこそがむしろ一市民として無責任で不誠実な態度ではないか。
このコラムが公開される頃には、選挙の結果も大方判明しているだろう。たとえ結果が自分にとって最悪でひどいと感じられるものであっても、ここが新たなスタートである。今回選ばれた人たちがこれから何をしていくのかを日々見守り、おかしいと思ったら都度声を上げる。市民としてできることを愚直に遂行するしかない。
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