小泉政治に終止符を!          

          2005年9月10日  桜井善作(月刊小新聞『野火』編集・発行者)

郵政民営化にイエスかノーかの二者択一を掲げて突っ走る小泉首相の政治手法は余りに独善的で
短兵急である。

テロとの戦いを世界に向けて要求し、今もイラク侵攻を止めないブッシュ大統領の足元が、ハリケーンの直撃によって崩落しかけてきた。市民一人ひとりの、いのちや安全を切り捨てる“戦争政治”の本質が、自然の猛威によって端無くも抉り出されたのだ。同様に、改革の名分を詐称しながら、憲法をも足蹴にして、自民党ならぬこの日本社会そのものを壊してきた在任4年余の首相の実相もまた、透けて見えてきた。

自らの行き詰った重大危機を回避し、飽くまでもブッシュの従者の役割りを果たすべく、遮二無二解散・総選挙をしかけて、生き残りを企んだ首相、小泉。しかも卑劣なことに、殊更に政治を矮小化し、イエス、ノーの二者択一化することで、自らの失政、苛政の責任を目くらましすることを狙ったのだ。現場公務員を目の敵にし、失職させることが、恰も改革の決め手の如くに吠え立てている。

だが、それは逆宣伝、責任転嫁で延命を謀ろうとする支配層の恥知らずな常套手段だ。誠にもって姑息といわなければならない。これは最早、政治ではない。権力の横暴、暴走の類である。

このまま小泉首相の一発芸政治い喝采を送ることは、戦争にゴーサインを出し、監視社会も増税圧政も容認することを意味する。

戦争国家に人権は無い。独裁政治樹立を狙う小泉首相の息の根を止めるために、「主権者」の見識と誇りを発動しなければなるまい。

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今市民交流室に心を寄せ合う皆さん。いよいよ明日の投票日が正に“あした”の歴史を生み出す“とき”です。「主権者」の誇りにかけて、次世代への責任を果たす日いしたものですね。

皆さんのご検討をお祈りいたします。

    (9月10日講演会「なだいなだ〜ぼくと平和憲法」に寄せられたメッセージ)