「あなたは戦争が起きたら国のために戦いますか」
ごまめの翁
8月6日の朝日新聞に、「日本が戦争に巻き込まれる危険性があると感じる人は1994年では19.2%だったが、今年2月には45.0%だった」と書かれていました。先日のテポドン事件後だったらもっと増えたのではないかと思います。
そして、あなたは「戦争が起きたら国のために戦うか」と云う若和泉詳子さん作の(「世界価値観調査2000」から)グラフが掲載されていたので、見やすいように作り直してみました。(No.1)
皆さんはどう取られるか判らないが、
【自衛隊や防衛問題に関心がない人が】 30%
【よくわからない】 40%
【自分の生活に関係ない】 30%
だそうです。
60カ国を対象とする「世界価値観調査2000」によると、日本人の軍隊(自衛隊)に付いての価値観は:
【非常に信頼する】と答えたのは質問者のわずか8.4%に過ぎなく、60カ国中、上から数えて43番目で、下から数えた方が早いということになります。
そして
【戦争が起きたら国のために戦うか】では、「戦います」の答えは最下位で15.3%、ブビーのドイツの半分でしか無かったそうです。
下から1位と2位の両国は、敗戦で嫌という程戦いの無意味さを味わっているのかも分かりません。又どの年代に質問したのかが問題です。私のように殺されても殺す立場を拒否する人なのか、別な理由なのか、どのような考え方で「戦えない」と答えたか聞きたいものです。しかし今の国民感情のまま軍隊ができると、戦える人間を作るために昔以上の過酷な試練が待っているでしょう。
私が護憲を叫ぶ理由の一つに、日本は戦える国家でないから軍隊は持つべきでないと言うのがあります。
先日、ある番組で軍事評論家の志方俊之氏が「日本は戦争の出来る国ではない。何故なら、あらゆる物資を輸入に頼っている国では戦争はできない」と言っていました。私が以前から言っていることと全く同じです。ですが志方俊之氏は「でも自衛する軍隊は必要」と言い、
一方私は「戦争ができないということは勝つことができません。国が無礙な抵抗をすると却って死者が増えるので無抵抗の方がよい」と分かれます。
私の主張のもう一つの根拠は、国民が一丸とならなければ戦えない、ということにあります。グラフに示すように戦うとの意思を示した国民が15.3%では、この数字だけでも戦えないことを証明しています。
やはり憲法は守らなくっちゃ。