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  明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十期)
笹井明子    −    2012/08/01 06:02:09
感動した/面白かった映画・本・音楽などを紹介しあい、その感動/興味を共有しましょう。
0024 >>>Re: 明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十期) パンドラ 04/07 18:27
 
「ブラックボックス」 篠田節子著 
久し振りに読み応えのある小説を読みました。

「安心 安全」という言葉に象徴されたハイテク農法で生産されたパック詰め野菜。
この野菜を扱う工場で深夜勤務する日本人女性、農場経営者、学校栄養士の3人の視点で描かれています。
工場勤務の外国人研修生達は、自社製品のサンドイッチ、サラダなどを日常的に食べ続け体調を崩し、故国に帰ったフィリピン女性の一人は癌の為死亡しある一人の女性は重い障害を持つ子を死産します。
それだけではなく、「研修生」として日本に働きに来ている外国人労働者の「研修」とは名ばかりの低賃金、劣悪な深夜労働、セクハラまでリアルに描き出しています。

学校栄養士の女性は子ども達がこの農法で作られた野菜を給食で食べる
内にアレルギーを発症し何人かの子どもが重篤な状態に陥りハイテク農法野菜に疑問を持ち始めます。

農業経営者は、遺伝子組み換えでもない、農薬も使用しない「安心、安全」な筈の、自らのハイテク農場でつくる野菜がうま味も風味もないのに
「プチドレッシング」という正体の分からない粉末を振りかける事で
採れたての野菜のように変化していくのを目の当たりに見ます。
そして、日常的にそれを食べていた甥が白血病を発症した事により
自分の学生時代の友人に頼んで「プチドレッシング」を分析してもらうのですが、単体では人体に影響を及ぼすものではないという結果が出ます。
しかし、物語の後半になってこの「プチドレッシング」の恐るべき影響が体内に蓄積されている事が判明します。

最初はバラバラに行動していた彼らも、同じ中学の同窓生であり同窓会を機会に再会した事からそれぞれの生活環境で起きている「何だか、得体の知れない嫌な感じ」を語り合う内に、ただごとではない何かがこの村で起きている事実に気づきます。
しかし、データーを集めて色々な機関に訴えても却下されネットを通じて情報を発信すれば、夥しい数の中傷やバッシングに合いネットも封鎖せざるおえなくなり、情報の発信元も突き止められて解雇されそうになったりします。

もう八方ふさがりでどうしょうもなくなった時、最後に意外な展開が起きて取りあえずハイテク農法の工場は閉鎖されます。
彼らはそれぞれの働く先を確保出来るのですが、それも一時の事、また新たな資本がこの地域に目をつけるだろうという所で物語は終わっています。

私が興味を引いたのはこの「ハイテク農法」つくった経営者が利権だけのためではなく「安心、安全」な野菜をつくることで、外国資本の大規模農法に対抗しようとしたこと。
この工場の野菜は無農薬で、遺伝子組み換えもしていない。
地元の人達もその「農業工場」で働いたり、土地を提供し工場建設を負担したりする事で生活が成り立っていくということ。
外国人研修生も、過酷な労働、セクハラの果てに妊娠までさせられた職場であっても、他のパスポートも取り上げられ、賃金も貯金、という名目で
渡してもらえない他の地域の職場に比べたら「天国みたい」と言っている現実。

給食を食べる子ども達も「食べやすく、味付けが良く、形もきれい」だから残菜も少なく美味しく食べられるようになったという事実。
地元でパートと親の介護と家計のやりくり、子育てに追われている主婦達たまの気晴らしはカラオケとパチンコくらいという彼女たちにはカット野菜は重宝で他の情報は入ってこないし、入って来たとしてもこの閉鎖的は地域ではめったな事は言えないし話題にする気もしない…。
そして事実を追求すればするほど、善か悪かでは計れない様々な人達の事情と思いがあるのです。
何だか「安心、安全」という何処かで聞いた言葉も含めて、誰が責任を取るのかというと、本当の責任がこの逮捕された経営者だけにあるとは思えないのです。

…誰も責任を取らない。それはこの物語だけでなく、今の日本で起きている事「何かが変だ、何かがおかしい、何かとんでもないことが起きているのかも知れない」と心の奥底では感じていても、突き詰めて考えるのは恐い、半径10メートルの近しいコミニティのの調和だけを考えて生きていこうという人々の気持ちは、何かとんでもない恐ろしいものを、ジワジワと呼び寄せているのではないでしょうか。
 
0022 >Re: 明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十期) パンドラ 03/30 09:40
 
名無しの探偵さん、お早うございます

>「相棒」最終回というのは今期(11シリーズ)が終了という意味だと思います。

おっしゃる通りです。

私も相棒のファンなので次期シリーズ楽しみにしています。
様々切り口でドラマの中に、政財界、官僚との癒着など取り上げて
いるので。
そして、それとエンタメとしての面白さを保っていられたら
多くの人達が見るのでしょうね。

 
0021 Re: 明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十期) 名無しの探偵 03/28 20:03
 
パンドラさん、探偵です。
「相棒」最終回というのは今期(11シリーズ)が終了という意味だと
思います。
初回から見ているファンですが、テレビのデジタル化で今はユーチューブで好きなときに見ています。(無料ホームシアターとかいうサイトで)
脚本家がいいのか現在の政治やマスコミ、財界の闇に果敢に挑戦している
番組です。
 
0020 相棒スペシャル パンドラ 03/22 11:15
 
「私の国では難しい事を考えてはいけないのだ
 しかし君は難しい事を考えてもいい国にいる
 分からなければ調べてもいい国にいる
 調べる手段がいくらでもある国にいる
 だが、君は私との間に愛があれば
 難しい事は分からなくていいと言った
 難しいことを考える幸福より愛に溺れる幸福を選んだ
 そんな君を心の底から愚かだと思う。
 そんな君を、私はずっと嫌いだった
 これからも、ずっと嫌いだ」

これは3月20日、テレビドラマ「相棒スペシャル」の中で
某国の工作員が日本の女性に書き置いた手紙です。
このドラマでは、警察幹部が謎の死を遂げそれが
ある企業の国外に持ち込みを禁止されている炭素繊維に纏わる、某国の工作員の仕業だと右京達は突き止めます。

警視庁と航空行政の人達は工作員が乗った飛行機を合法的に飛ばさない
手段を考えますが、日本国の上層部にいる人達が
CIAと政治的取引をして、某国に拘束されたCIAの一人を釈放させる変わりに、工作員を国外に逃亡させてしまいます。

上記の手紙は日本で工作員の共犯者に仕立てられた女性に書き残した
手紙です。

彼女を欺して利用しただけ。という内容ですが、彼女は欺された被害者とも受け取れる手紙でこんな手紙残さなくても良いわけで、ある意味恋文のようにも読めますね。

難しい事を考えたり、調べたりする事が出来る国にいる幸福。

私は身の回りの愛を享受したり、溺れたりする事も嫌いではないのですが(笑)難しい事を考えたり、調べたりする事も両方必要でしょう人間の生活は。どちらか片方にだけ偏っては何時か生活も人生も破綻するのでは
ないかと思います。

それにしてもこの番組時々良い内容の時もあったのに最終回とは残念です。
以前内容は忘れましたが丁度「防衛庁」が「防衛省」に実際の社会でも格上げされたときドラマで防衛省のお偉い人に岸辺一徳扮する小野田官房長が
「庁から省に格上げされたからって、あんまり調子に乗るなよ」
と、言い放つシーンがあったのですが、社会的な現象をさり気なく取り入れてテーマにする企画は面白いと思います。

あまりテレビは見ない私ですが、また次回のシリーズが始まったら
視聴しようかと思っています。

 
0019 >>社会を変えるには パンドラ 03/21 16:17
 
厚顔の美少年さん
レス頂き有り難うございます。

確かに仰る通りです。
国民の生活が第一、というマニフェストを掲げて政権交代を成し遂げた
民主党は、様々な妨害、小沢一郎氏に対する検察、メディアの度重なる横暴な裁判、ネガティブキャンペーンなどにより小沢氏は、代表交代を余儀なくされ、そして代表が交代すればするほど、マニフェストをないがしろにして、政権の維持に執着しました。

今更何を言っても遅いのですが、私は検察の横暴な起訴に対して、山口の戸倉たか子さんが自身のブログで
「民主党は小沢さん一人を守れないで、どうして国民を守る事が出来るでしょうか」と言っていたのを覚えています。

民主党は愚直なまでにマニフェストを守り、検察の横暴な起訴に対しては
小沢氏を守るべきだったと思います。
「検察の横暴に抗議する」というデモに数千人の人々が集まり
「小沢一郎を嫌いな人も好きな人も」検察の起訴、裁判には抗議の声を
あげていたのですから。

民主党に対しては、悪徳政治家を守るのか、とマスコミは書き立て世論は当然それに同調したでしょう。
でも、一方で「マニフェストは国民との約束だから、我が党はマニフェスト
原理主義で行く」という民主党の姿勢を支持する人も少ないながらもいたのではないでしょうか。
どうせ政権を手放すなら、第二自民党に成り下がって政権の座から転げ落ちるのではなく、国民の生活が第一を実現しようとして志半ばにして力及ばず敗れた、民主党の方がまだ救いがあるような気がします。

小熊英二氏もこの著書のなかで
「手段に過ぎない政権の維持に固執して、政策を変えたりねじ曲げたりするのは本末転倒です」
と、言っています。
民主党だけに限らす一度手にした「政権」という既得権益は多くの人を惑わすようですね。

>「社会を変える原動力」は社会運動なのか政党なのか、一体何なのか分からなくなりますが、

私は両方だと思います。
私達一人一人が諦めたら、もうそこで何も変わらなくなります。
私達は
「何を言っても声が届かない、何も変わらない」
と、空しくなるときもありますが、社会をつくっているのは
実は私達一人一人なのです。
何処かに「社会」という物があって、そこに向かって声を上げたり働きかけているのではなく、多分「社会」というのは私達一人一人がその内側にいて形づくっているのではないでしょうか。

だから、しんどくて、面倒くさくて、時々投げ出したくも成りますが
幸いなことに私達の生活は、二十四時間「社会を変える」事を考えている
わけにはいきません。働いたり、家事をしたり、遊んだりする人生の中で
心の何処かに「社会を変える」意識を持ち続けて、諦めないで闘う事で、何時か自分も変わっていくのではないでしょうか。

「そんな生ぬるい事では社会を変えるなんて無理!無理!」
という人もいるかも知れません。でも人は二十四時間真剣勝負の生活は
長続きしません。心がポキッと折れて「やーめた、一抜けた」とフェード
アウトするかも知れません。

しなやかに、ある程度はしたたかに、色々な方法を考えながら
時には楽しく遊び心を忘れずに、続けて行こうではありませんか。
 
0018 >社会を変えるには 厚顔の美少年 03/20 16:04
 
パンドラさん

この本は読んではいませんが、いいものをご紹介ありがとうございます。ところでここに紹介されている、

『1990年代以降の「工業化社会機能不全」に日本が陥ると中心にいる企業で働く男性正社員の複利厚生や、妻の扶養控除などの維持が難しくなり企業も「終身雇用、年功序列」から厚生年金も健康保険も負担しなくて済む「非正規」の人達へ雇い方を変えていったのです。私達の生活、ライフスタイルはこのような、社会情勢、企業が生き残る為の戦略に常に晒され翻弄されて来ました。』

との社会、政治現象を国民は憂い、あるいは肌で感じていたところに、3年半前に野党民主党が「国民の生活が第一」のスローガンを掲げ、「09マニフェスト」で工程表まで示して「社会を変える」ことを国民に公約してくれたからこそ、民主党に投票して民主党政権に期待したのではないかと思います。その意味では小熊英二氏の「社会を変えるには」の第1歩は直近では政党主導で踏み出されようとしていたのではないかと思われます。

ところがそれは失敗に終わったと言うより、既得権益者である政官業とメディアに潰されてしまいました。潰す側は当時野党民主党の小沢一郎代表をキーマンと見立て、西松建設から陸山会への裏金献金をデッチ上げ、麻生内閣の森法務大臣下で検察はメディアに捜査情報を事前にリークしておいて、大勢の報道カメラマンが待ち受ける陸山会が入居しているビルに隊をなして肩で風を切って入って行った検察事務官達の映像を今でも思い出します。

それから陸山会の会計責任者が逮捕され、小沢代表は代表辞任に追い込まれ、次に鳩山氏が代表に就きその政策を継承し政権に就くや、次は鳩山事務所の政治献金を追求し始め、「普天間は最低でも県外」と公約していた鳩山首相を政官業とメディアは手段を選ばず潰しました。

それに怖じ気づいたのか、その後の菅首相、野田首相は自民党に迎合し始め当初の民主党のスローガンとマニフェストをないがしろにして結局国民を裏切り、社会を変えられずに衆議院選に惨敗しました。

そして一方先の衆議院選前には毎週金曜日に永田町で「脱原発」の大々的なデモが繰り広げられましたが、結局脱原発を唱える政党はみな惨敗でした。このように観てくると日本で「社会を変える原動力」は社会運動なのか政党なのか、一体何なのか分からなくなりますが、やはり社会を変えたいと思う政党が政権をとらないことにはその第一歩を踏み出せないことも事実ではないかと思われます。

その意味で小泉政権以降の衆議院や地方選挙で過半数を占めたのは、小泉首相の「自民党をぶっつぶす、郵政解体」スローガン(実際は自民党をぶつ潰していないが)、民主党の「国民の生活が第一、コンクリートから人へ」の政策、今回の衆議院選での自民党安倍総裁の「デフレ脱却と三本の矢、日銀との対峙」政策、日本維新の会の「地方分権ー大阪府と市の二重行政廃止ー大阪都構想」などのように、何か日頃広く国民(市民)に鬱積している現象をあぶり出して、それを改善してくれそうなカリスマ性のある政治家がその党に出現した時であるように思われます。そしてそれは官僚出身の政治家ではなく、小泉、小沢、安倍、橋本各氏のような党人政治家が生み出しているようです。

そして小熊氏の『「デモをすることで何が変わるのか?」という問には「デモが出来る社会をつくることができる」と言っています。デモは表現手段の1つです。表現することは1つでも多い方が良いのではないかと私は思います。」』も事実ではないかと思います。

最後に私たちはこのインターネット時代にあって、事実も伝えないメディアは質し、不公正な権力者やのメディア論調には反論し、事実しか伝えないメディアには弱者側に立った意見を投稿すること等が、デモへの参加同等の社会的インパクトがあるのではないかと思いますが、皆さんいかがでしょうか。

>「社会を変えるには」 小熊英二著この本は読む人に、わかりやすくわかりやすく書いてあります。


 
0017 社会を変えるには パンドラ 03/19 18:31
 
「社会を変えるには」 小熊英二著

この本は読む人に、わかりやすくわかりやすく書いてあります。
私のような普段、快楽的読書しかしていない者でもすっと頭に入って
来る文章です。

日本の今をある意味冷静に分析しています。

1990年代以降の日本は「ポスト工業社会」と言われていますが
欧米では、既に1973、1978年のの石油ショック以来「脱工業社会」に移行されていたと著者は書いています。
日本は1970〜1980年代には半導体が日本製品の強さの象徴になっていたそうで当時の日本の対米輸出の4分の1が在日アメリカ系企業の輸出が占めていて、他社ブランド向け製品を製造契約による完成品の輸出などで利益をあげていたそうです。

当時中国はまだ東側陣営で世界市場には参入しておらず韓国、東南アジアの国々は政情も不安定で工場の移転先に適していないという国際情勢もあったようです。
そんな中で日本の企業は工場のオートメーション化を進め生産性の高い企業は他国を圧倒したのです。
当時、日本の企業は若年層の女性達に結婚、出産退職を奨励し
技術者達を、事務職、販売職に転化させることで人件費の削減に務めたそうです。
退職した女性達にはサラリーマンの妻になることで、企業の複利厚生などの恩恵に預かれる特権を与えたのです。
また、国も企業が利益をあげれば税収も増え、サラリーマンの妻の扶養控除
後で問題になる「第三号年金制度」などで手厚く「保護」したのです。

それが1990年代以降の「工業化社会機能不全」に日本が陥ると
中心にいる企業で働く男性正社員の複利厚生や、妻の扶養控除などの維持が難しくなり企業も「終身雇用、年功序列」から厚生年金も健康保険も負担しなくて済む「非正規」の人達へ雇い方を変えていったのです。

私達の生活、ライフスタイルはこのような、社会情勢、企業が生き残る為の
戦略に常に晒され翻弄されて来ました。

1960年「安保闘争」の後は池田内閣の「所得倍増計画」を人々は支持し
1968年「ヴエトナム戦争反対」の盛り上がりも「70年安保」が自然承認されると共にいつの間にか「一億総中流」の空気に呑まれ「社会運動」は停滞していきました。

だから私は心配しているのです。
あの「二度と政権の座につく」ことはないだろうと言われた安倍晋三が総理になり「阿倍ノミクス」なる言葉でマスコミがはやし立て、景気浮上だ
所得が上がる、というマスコミの情報に流された人達が
「脱原発」を風化させてしまうのでないかと。


話が逸れましたが、小熊氏は今の日本では人々を「カテゴリーで括る」
のは難しいのではないかと述べています。

先ほどの「主婦」にしても、年金1つとっても
「サラリーマンの主婦」
「自営業の主婦」
「ワーキング主婦」
というように働き方、生き方で65歳以上に給付される年金が違って来ます
僅かな違いなら良いのですが、それが莫大な金額になると恩恵を受ける人
受けない人で葛藤、対立が生まれるでしょう。

「今の日本では【自分はないがしろにされいる】と感じている人が
多くなっているのではないかと著者は述べています。
以前から高齢者と若年者の年金格差は言われていますし、60歳以上の高齢者の雇用を守る為に若年者の雇用が伸び悩んでいるという話もよく聞きます。

皆が何となく「ないがしろにされている」という思いや不満を抱きながら
言語化出来ない、行動にも移せないモヤモヤしたものが漂っているのが
今の日本の社会ではないのか?とこの本を読んで思いました。

小熊氏は
「社会を変える」特効薬は持っていないと述べています
しかしデモをやれば社会は変わるーもちろんデモだけでなく
署名、ネットなどでの意見や情報発信、身近な人達と意見を述べ合うこと
学習会をする、デモを主催するならプレス資料をメディアに送る
記者会見を開いたり、有名人を連れてきたり、新奇なスタイルでイベントをやったり…も良いと述べています。

「いや、もうそれは色んな団体がやっている、しかしメディアは少しも
取り上げない」
と諦めている声も聞こえます。
でも、諦めないで、ついでに楽しく続ける事が大事なのではないでしょうか
小熊氏はデモの効用について
「せっかくデモに参加したら知らない人とも話をしましょう、共通の話題が出て世界が広がります。知り合いにあったら打ち上げに行くのも良いでしょう、有名人が来ていたら話しかけてみましょう、」と言っています。
そして「デモをすることで何が変わるのか?」
という問には
「デモが出来る社会をつくることができる」
と言っています。
デモは表現手段の1つです。表現することは1つでも多い方が良いのではないかと私は思います。

 
0016 鮮烈な人生 成木清麿 02/26 14:12
 
 瀬戸内寂聴「烈しい生と美しい死と」は、2011年11月から翌12年4月まで東京新聞に「この道」と題して連載したものを加筆修正したもので、ひたむきに生き燃え尽き最後を迎えた平塚らいてう、大杉栄、伊藤野枝、辻潤らの姿をいきいきと描いています。
 
 とりわけ大杉栄との愛を貫き、かねて「私のようなものは畳の上では死ねない」と公言していた通り、甘粕大尉らによって無残に殺された伊藤野枝の生涯は、卒寿の寂聴さんをして「書きながら自作を思い出し、私は次第に興奮し若返ってきた」と言わしめた原動力といえるかもしれません。

 6歳の幼児をも容赦なく殺害した甘粕らの行為は、ユダヤ人撲滅を図ったナチス、坂本弁護士一家を惨殺したオウムや大義を振りかざして無差別殺人を繰り返すテロリストと明かに軌を一にするものであり、スポーツ界に蔓延する暴力肯定の風潮も一脈通じるのではないか。もう眠ってしまったとばかり思っていた血がかすかにざわめくのを感じます。
 
0015 >Re: 明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十期) 厚願の美少年 01/10 00:16
 
>0011;厚顔の美少年さん前略 護憲+ブログを拝読せずに「今週のコラム」を書いてしまい、失礼いたしました。 

山本五十六についてはいろいろな見方があろうかと思いますので、お気遣いはご無用です。私が問いたかったのは今何故「山本五十六の映画」を放送せねば成らないのかということと、云いたかったのは、一説には310万人の犠牲者が出たと言われる太平洋戦争開戦の張本人であり、生きて終戦を迎えて東京裁判を受けて欲しかったということでした。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/nvcc/TR7.HTM#2 
 
0014 Re: 明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十期) 猫家五六助 01/09 02:26
 
0011;厚顔の美少年さん
前略 護憲+ブログを拝読せずに「今週のコラム」を書いてしまい、失礼いたしました。

 テレビ放送を観た結果と今まで私が見聞きした資料から、私は「戦争を否定し、当時の軍部を批判する」邦画という印象を持ちました。

 故郷の雪国で山本さんを想うお姉様のシーン、戦場で冷静に戦況を見定める山本五十六さん、戦地から離れた日本で事実よりも体裁や精神論に傾く軍令部・政治家・新聞社。印象的だった部分です。

 ただ、開戦(真珠湾奇襲)に際して、「ムリです、日本は勝てません」と言えなかった山本さんが悔やまれます。戦争責任を負うべき一人ですが、当時の海軍要人としては女々しい態度は取れなかったのでしょうね。最期となった前線視察飛行は運命だったのか、美学のための自滅か・・・理解に苦しみます。

 当時の軍人思想は、西洋の「生きて帰り、失敗を分析し、次に活かす」に対し、日本は「死んで責任を全うし、模範となる」でしょうか。草々
 
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