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  政党ウォッチング
厚顔の美少年    −    2009/08/22-01:08:06
今回の衆議院選挙では12もの政党が乱立しています。これも自民党政権下で生活困窮者・自殺者・凶悪犯罪が巷にあふれ、社会が混沌とし、政府自民党が信頼を失なったためではないでしょうか。しかし各政党は現状を打開し、更に世界の平和と自国民の健康で文化的な生活の指針をどこに置くのか、今一度憲法前文・第9条・第25条を見直して欲しいものです。これぞ焦土から戦後20年で奇跡の経済復興と国民生活を日本にもたらした指針であり、世界共通の普遍的な指針でもあるはずです。今後各政党の平和への取り組みやその他の動きもしっかりウォッチングしていきましょう。
0064 次の焦点は臨時国会 厚顔の美少年 07/18 12:59
 
選挙の結果、民主党が大敗して連立与党が過半数を割り5日がすぎた。それでも今のところ菅政権は過半数を占める連立政権の目処が立たず、どうやらパーシャル連合で国会を乗り切っていくつもりのようだ。しかし法案毎に、「昨日の敵は今日の友」というように簡単にいくはずもなく、そのうち感情がこじれたり、いいとこどりと批判され、いずれ菅内閣が立ち往生することは時間の問題であろう。

一方で臨時国会を7月末に予定しているようであるが、菅政権にとってはこの臨時国会が第一の鬼門であろう。菅政権は参議院議長等のみを決めて直ぐに閉会したい様子であるが、参議院で多数を占めた野党は衆参の予算委員会も要求していると報じられている。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E4E2E1878DE3E
4E2E5E0E2E3E28297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000


民主党内がこの臨時国会で菅政権では新たな連立はおろか、パーシャル連合もままならないと思い知らされれば(また野党もそのように追い込むであろう)、今後の国会運営に展望が開けないと観られ、菅首相は次第に9月の代表選にも立候補できないムードに支配されいくのではなかろうか。一方小沢氏は巷間雲隠れとか言われているが、菅さんに、「小沢さんは静かにしておいて欲しい」と言われており、そのとおりダンマリ臨時国会終了までは様子見ではなかろうか。        
 
0063 参議員選雑感 厚顔の美少年 07/14 10:23
 
参議員選は民主党の予想外の大敗に終わり、国会は衆参でネジレ状態となり、今後の国会運営は法案毎に難産が予想される。そもそも民主党政権発足時から連立を組んで参院でやっと過半数を形成していたことを考えれば、菅首相は消費税で独断専行の暴走はできなかったはずである。要は総理大臣としての思慮を欠いた判断であったということである。衆参ネジレと今後の法案の難産を予想すれば、民主党にはまるで5年前にJR西日本の福知山線で起きた暴走電車脱線事故並の被害である。
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/amagasaki/index.html

そのうえ菅首相は財務相時代には鼻血が出なくなるまで無駄な経費を削減してたからでないと消費税はアップできないと国会答弁していながら、それを翻しての唐突な消費税アップであるから、有権者にすれば「この嘘つき首相!」との想いが投票に込められたのであろう。選挙戦術として消費税を持ち出したのは最悪のシナリオであり、逆に自民党は参議員選マニュアルに10%の消費税を唱っていたのであるから、「自民党は事業仕分けもせずに、消費税アップを唱えている、皆さん自民党のぼったくりを如何思われますか」と全国で訴えれば、今頃民主党は単独過半数を得ていたであろう。菅首相はまんまと自民党の消費税10%という疑似餌に食いつき釣り上げられたのである。

全ては後の祭りである。さて選挙が終わって2日間が過ぎたが、菅首相と消費税アップを支持した閣僚と党の幹部は責任もとらず続投の構えのようであるが、今は泳がして静観すべきである。何れ9月中には代表選が予定されており、それまで参議員選の戦傷を癒し鋭気を養った方がよい。参議員選疲れと敗北の疲労感で党員による代表選を前倒しする気力もなかろう。

しかし今回の選挙で菅首相が独断で消費税10%を持ち出し、有権者にノーと審判されたことは消すことができない事実である。党内と連立与党間の協議もなく、首相が一人で相撲を取って負け、有権者に消費税を忌避された状態であり、そこに首相の重大な責任がある。奇しくも1カ月前の民主党代表選で菅首相は「小沢氏はしばらく静かにして貰った方が民主党のため、日本のため、ご本人のため」と述べたが、今回その言葉がそのまま有権者から首相に突きつけられたかたちである。   

一方9月の民主党代表選を控えて、民主党は自民党政権時代の安倍ー福田ー麻生政権のように、政権をたらい回しにするのはもうウンザリだと、メディアは菅首相を擁護するようなことを言って、民主党を牽制しているようであるが、本末転倒な報道である。今回の民主党の場合は参議員選挙で首相が消費税問題を問うて大敗し、ノーが突きつけられたのであり、9月の定例の代表選挙で新代表を選び臨時国会で新首班指名に臨むのが筋であろう。参議員選敗北の人心を一新して今後のネジレ国会に臨まないことには向こう3年の長丁場の国会運営はとても乗り切れまい。

しかし今日菅首相も再度代表選に再出馬すると報道されていたが、それが事実であれば、参議員選敗北の責任の取り方の常識を疑わざるを得ない。首相は名実共に参議員選で大敗を帰した最高責任者であり、出馬は見送るべきであろう。仮に菅首相が再出馬するのであれば、年内に衆議院を解散し、首相として再度国民に信を問うことを宣言してから出馬して欲しいものである。                
 
0062 >民主党国会議員は目覚めよ! 厚顔の美少年 06/19 00:12
 
菅政権が誕生して間もないのに、週刊誌は早くも首相や閣僚のスキャンダルを掲載しはじめた。6月18日の朝日新聞朝刊に広告掲載された週間新潮見出しは、「菅直人が政治団体にに渡した奇妙な5000万円」、一方週間文春は「仙谷と大物総会屋、絡み合いすぎる関係」「菅直人、オンナの噂を追う」という類である。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/


過日下記のようにと投稿したとおりであろう。

>何れにしろ7奉行と言われる反小沢の幹部議員の中に、小沢や鳩山が政治資金問題の責任をとって辞任すれば、メディアの民主党批判が鎮まると観ている者があれば、全くの誤解であり、見当違いも甚だしい。小沢、鳩山が辞任しても再びメディアは誰が代表になり首相に就任しようが、スキャンダルを探し出し、民主党政権打倒までパッシングを繰り返すのである。
>
>そのスキャンダル(金と女の問題)は既に自民党安定政権時代から反自民党政権が成立したと時に備えてどこかにプールされ、時を見てメディアを通して流布される仕組みが存在すると観るのが、今や民主党政治家の常識ではなかろうか。それはかつての細川政権も今の鳩山政権同様、金の問題を暴露されて窮地に立たされ崩壊したことを振り返れば頷けるはずである。
    
 
0061 所信表明演説の前に異議あり 厚顔の美少年 06/14 00:37
 
6月11日に菅新首相の所信表明演説があったが、これまで安倍首相、福田首相、麻生首相、鳩山首相まで自分の政治信条に基づいて立派なことを述べてきたが、皆1年前後の短命政権であった。ところでこの中で党の幹事長に促されて総理大臣を辞めたのは鳩山首相のみで、あとの首相は何らかの事情による自らの辞任である。

ところが菅首相はそこの処を履き違えて、最初に誰の動きがあって代表選が巡って来て、自分が立候補できたのか認識不足のように思われる。特に今回は対抗馬もおらず、副総理でもあり、慌てて立候補せずとも自然と推されるのを待ってもよかったように思う、因みにライバルの前原・岡田議員はかつて代表として民主党を貶め、未だ出る幕ではない。

焦って立候補を表明して、小沢氏へ会見を求めたが、会えずに自ら感情を害し、例の小沢排除の発言で決定的な溝を掘ってしまったようである。これでは参議員選後に党内での協力が得られず、政策実現が困難となり、短命に終わる可能性も大きい。今からでも自分の方が落ち込まないように溝を埋め戻して置くべきであろう。

さて前置きはそれぐらいにして表題の本論に入るが、これまで菅首相は庶民の意見を聞いて丁寧に処してきた大衆政治家のように思うが、今回首相に就任するやいなや沖縄県民、徳之島島民の声を無視して、普天間移設に関する日米共同声明を無条件で追認したことには正直失望させられた。それとマニフェスト最優先で無駄の排除が最優先と言っていたと思うが、いつの間にか財務官僚に取り込まれ、財政規律論者に変心しているのも気に入らない。また副総理兼財務大臣として事業仕分けに満足するのではなく、予算の組み替えを主導し、独立行政法人そのものを廃止統合して貰いたかった。

ところで上記に列挙した首相は皆短命であったが、その原因は所信表明演説の内容や達成度ではなさそうである。むしろ首相としての言動、状況判断、価値判断、公約等に対する嘘、ぶれる言動、毀誉褒貶、官僚的答弁等が主因となり、政治信条、決断力、洞察力、リーダシップ、内閣・与党内でのガバナンス、使命感の欠如等が露呈し、自ら人としてまた首相としての信用を失墜し、国民の信頼を失ってしまったところに短命の原因がありそうである。

またそのような面から菅首相を観ると早くも不安要因が露呈している。先ず第一に今回衆議院まで通過していた法案を会期延長して成立させなかったことである。このことは前副総理としても、新総理としてもおかしい。なぜなら夏の参議員選挙の結果で連立政権の枠組みが替われば、完全に廃案になる可能性もあり、内閣の使命を何んと理解しているのか疑わざるを得ない。第二は先日首相に就任して国民新党と交わした公党間の約束不履行である、これなど人間菅直人の信用を失い、信頼を揺るがす問題である。

第三は鳩山首相が辞任する直接の原因となった普天間移設と政治と金の問題に付いて、副総理としてどれほど総理に助言と諫言をしてきたのか、傍観者であったことは明らかである。第四は沖縄県民と徳之島島民が県内移転に反対しているにも拘わらず、日米共同声明を追認するとは国民主権の無視であり、市民政治家としてのイメージが損なわれた。

第五は自ら辞任した小沢氏を露骨な言動で排除し、150人と言われる小沢グループと参院民主党の小沢シンパの感情を逆撫して自ら溝を作ってしまったことである。巷間菅首相は参院選挙日程を優先し会期延長に反対したと言われているが、それは建前であり、実態は反小沢の菅首相、仙谷官房長官、枝野幹事長3人が束になっても小沢シンパの参議院民主党を「会期延長の方向」で説得できなかったと観るべきであろう。

そのために改正郵便法や労働者派遣法等の重要法案等を成立させられず、国民新党の亀井党首との約束不履行を招き、自らの信用と信頼を損ねたといえる。菅首相は所信表明の最後で『国民の皆様が「よし、やってみろ」と私を信頼して下さるかどうかで、リーダシップを持つことができるかどうかが決まります・・ぜひとも私を信頼していただきたいと思います。』と述べているが、それはこの1週間で自ら信頼を失ったとの認識からの願望であろう。

また菅首相は民主党と内閣支持率がV字回復したのは自分が首相になり、反小沢人事を実行したためとのメディアの報道を鵜呑みして、勘違いしているようである。自分が先頭に立って鳩山・小沢を辞任に追い込んだのであればそのとおりであるが、今回は小沢・輿石・鳩山の3者会談で鳩山・小沢のダブル辞任という基本戦略があったからであり、菅首相誕生も3人の基本戦略が運良く実現されたからこそである。

そこを誤解しては、今回党内の参議員を説得して会期を延長して重要法案を成立させられなかったように、何れ参議員選後も自前の政策を党内に説得し、国会で法案成立に漕ぎ着けるのは前途多難であろう。今回の前原国交大臣の高速道路料金法案が廃案になったことを見れば明らかである。例え与論の支持率が高かろうが、党内に敵を作れば、党内は動かせないことを今回菅首相を担いだ面々は肝に銘じておくべきであろう。

予断であるが民主党も今回若手議員の要望を入れて政務調査会を復活したが、野党時代の政調と違って、与党の政調は政府予算の編成と絡んでおり、必ず業界が票と金をちらつかせて利権を求めて議員へ要望を出し、そこに族議員が生まれる宿命がある。小沢氏は自民党の政調でその弊害(利権と票と金)を熟知し、結果予算の分捕り合戦が族議員間で発生し、毎年各業界向けの予算が固定化し、国民生活第一への予算が薄く成るから、政権与党となった時点で、民主党の政調を廃止したと思われる。

そのような自民党の弊害を知ってか知らずか、反小沢の一人である玄葉氏が肝いりで政調を復活したが、小沢氏の政調不要論にも一理あるだけに、新たな政務調査会での政策立案も前途多難が予想される。何れにしろ小沢グループを敵に回しては国会運営と党内運営は上手く機能しなくなり、菅政権は支持率が下がり、メディアの民主党潰しの罠にはまり込むだけであろう。とにかく菅政権の浮沈の鍵は小沢グループへの対応次第である。
    
 
0060 「政治とカネ」 流水 06/11 14:35
 
この一年間、日本の政治は「政治とカネ」だけで終始したといって過言ではない。メデイアは飽きもせず執拗に、小沢一郎の「政治とカネ」問題を報道した。今や小沢一郎=金権政治家=古い体質=悪という図式が定着。小沢一郎を放逐する事が政治の目的であるかのような報道を繰り返した。ところが、不思議な事に小沢一郎がどんな金権政治を行ったか、と言う事を詳細に報じた記事は皆無と言ってよい。一体全体、小沢一郎は、どこからお金をもらい、そのお金の見返りにどういう形で国策を曲げたのか、誰もはっきり答えられない。それでいて、小沢一郎=金権政治家=悪と報道して誰も不思議に思わない。要するに、小沢一郎の政治資金は膨大だから、彼は悪い事をしているに違いない、という憶測で報道しているとしか思えない。

東京地検の捜査が小沢一郎に及んだとき、これで小沢一郎も終わりと思った国民は少なくないはず。ところが、一年間に及ぶ東京地検の執拗な捜査にもかかわらず、収賄罪はおろか、利益誘導も、口きき疑惑も何の証拠も見つけられなかった。腹立ちまぎれに小沢一郎の秘書三人を逮捕・拘留・無理やり起訴まで持ち込んだが、彼らの容疑は、政治資金法不実記載。過去、これらの疑惑は、通常修正申告で済んだ。この程度の問題を「政治とカネ」問題に膨らまし、小沢一郎=金権政治家=悪のキャンペーンを張った事になる。この内容をメデイアが知らないわけがない。知っていて、「政治とカネ」問題を一年間にわたって報道し続ける姿勢にメデイアの尋常でない「悪意」を感じるのは私だけではないだろう。

今回の鳩山首相の辞任、小沢幹事長の辞任は、米国と官僚とメデイアによるクーデターだという指摘もあながち妄想ではない。それほど、この一年間のメデイア報道は異常だった。

鈴木宗男とともに逮捕された元外務省職員佐藤優は、小沢一郎は「悪党」になる以外道はないという。「悪党」とは、足利幕府終焉期、地域の民衆のために権力と抵抗した土豪たちの事を指す。例えば、楠正成は、河内地方の土豪で「悪党」と呼ばれていた、権力側から見れば、文字通りの秩序紊乱者(悪党)だが、地域の民衆から見れば、理不尽な権力と戦う頼りになる人物、と言う事になる。

米国・官僚・メデイアなどの悪徳ペンタゴンから見れば、小沢一郎は文字通りの秩序紊乱者(悪党)であり、逆に虐げられた地方の民衆から見れば、頼もしい革命家に見える。この小沢一郎を巡る評価の分裂こそ、現在日本が抱え込んでいる矛盾の深さを物語っている。「政治とカネ」問題に特化した報道姿勢は、日本政治なかんづく小沢問題の本質を正面から取り上げる事を避ける事を意味している。

菅政権が標榜する「クリーンな政治」というスローガンは、このように見ていくと、国民が政治の本質を考える事を妨げる事になる。

たしかに、政治資金はきれいな方が良い。政治資金も少ない方が良い。このような思考法を極限まで突き詰めると、お金を一銭も持たない人間以外政治などできなくなる。政治家は、ぼろを着、車など使わず、昼飯はコンビニ弁当で済まし、ただただ質素倹約する人間以外政治などできなくなる。このように書くと、それこそ極端だという批判が出るだろうが、日本国民の「クリーン」好きは、そう言われても仕方がない。

マキャベリは「善を行うことしか考えない者は、悪しき者の中にあって破滅せざるを得なくなる」と書いているが、少し世古長けた人間なら、この事は人間学として常識的に知っている。例えば、会社経営を行う経営者が、あまりにも道徳的・倫理的でありすぎると、会社それ自体を危うくすると言う事がしばしばある。「悪いことのできない人より、悪いことができて、悪いことをしない人が成功する。事業界とはそういうものです」(阪急電鉄相談役 清水 雅)(「東洋経済学入門」伊藤肇(評論家)ゴマブックスより)

 

少し,視点を変えてみよう。「情報は政治の命」。「情報」の入らない政治家は判断を間違う。ところが、「情報」を手に入れるには、金がかかる。貴重な情報ほど金がかかる。ただで手に入る情報などはおおよそ役に立たない。

昔、有名な好事家がいた。彼は骨董収集に目がなかった。事実、多くの骨董品が彼の下に集められていた。その彼のところに多くの骨董屋が足を運んできた。彼は、骨董屋の持ってくる品物をよく買ってやった。側近のものが、「何で偽物と分かっていて買ってやるのですか。お金が無駄ではないですか」と尋ねると、彼はこう答えた。「偽物を買ってやらないと、本物が手に入らないのだ」

この話、「情報」にも当てはまる。「情報」の多くはガセネタ。しかし、大多数のガセネタの中にキラリと光る本物の情報がある。これを見分けるのが、その人の目(能力)と判断力。しかし、それもこれも「情報」を集めてからの話。良い情報を集めるには、壮大な無駄が必要だと言う事になる。

日本でも大物と呼ばれる政治家ほど、情報集能力が高かった。それだけ、情報収集のために「お金」を使えた、と言う事になる。だから、「政治判断」を間違えなかった。

では、「クリーンな政治」を徹底するとどうなるのか。田中良紹氏の主張するように(※田中良紹の国会探検)政治家個人で「情報収集」などできなくなる。それでも「情報」は欲しい。となると、いきおい最も情報を持っている【官僚】に頼らざるを得なくなる。「官僚」たちは強かだから、当然自分たちに都合の良い「情報」を厳選して渡すことになる。いきおい、「官僚主導」の政策が行われることになる。

つまり、「クリーン」な政治を標榜すればするほど、官僚の重要性が増す、という矛盾した構図になる。菅直人が「クリーン」な政治を標榜し、それをメデイア・国民が大喝采すればするほど、「官僚」たちの思う壺。わたしには、「官僚」の高笑いが聞こえるような気がする。

民主主義の根幹に、「情報の公開・共有化」が据えられなければならない、という意味は、上記の「情報独占」が政治の私物化を招くからである。だからこそ、「情報公開」が求められるのだが、「情報の独占」こそが権力の源泉と心得ている「官僚組織」に風穴を開けるのは容易ではない。自民党政権時代は、「情報独占」した官僚組織が、時折、政治家に都合の良い「情報」を提供し、政治家は自らの権力維持のためにその「情報」を使うという構造が定着していた。要するに、官僚の掌の上で政治家が踊っていた。文字通りの「官僚主導国家」。メデイアも記者クラブ制度を通じて、「情報」のおこぼれを頂き、自社のステイタスを保つ、と言う意味で、共犯だった。

民主党政権は、この「構造」に風穴を開けるはずだった。当然、この予定調和的構造に胡坐をかいていた官僚及び共犯者であるメデイアの抵抗は凄まじかった。彼らは、政治家のアキレス腱であり、潔癖すぎる日本国民が最も嫌う「政治とカネ」問題に焦点を絞り民主党政権を攻め立てた。

「政治とカネ」問題に特化した報道が一年間行われたという事は、その裏には「日本の政治構造」をそのまま温存したいという「官僚」「メデイア」など既得権益層の思惑及び日本をこのまま米国の従属国家にしておきたいという米国の意図も絡み合っていた事は想像に難くない。それだけ、彼らの危機感が強かったという事になる。

菅直人政権が、その第一声で「クリーンな政治」を標榜したという事は、彼らに屈伏したという事を意味する。新自由主義者の巣窟である菅政権の政策を見ていると、消費税を含む増税論議一色。このままいけば、菅内閣は、見事な「増税内閣」になることは明らか。

「国民生活が第一」の民主党から「国民負担が第一」の民主党へモデルチエンジしたと言われても仕方がない。

菅直人首相が本気でこのような政権運営をするのか、それとも参議院選挙対策で官僚・メデイア主導の世論に迎合したかに見せて、民主党政権を安定軌道に乗せた後、元の民主党路線に戻すのか。ここのところが、まだ判然としない。

わたしは、小沢一郎の狙いは、かっての自民党のように、民主党政権内で疑似政権交代を繰り返しながら、日本を自立方向に変革していくのではないか、とも考えているが、それも判然としない。その政策的分岐点は、以下のように要約できる。

共生主義   VS 市場原理主義
自主独立   VS   対米隷属
官僚利権排除 VS 官僚利権温存
金権政治排除 VS 金権政治温存
(植草一秀 知られざる真実)

現在の菅政権の布陣、菅総理の発言、各閣僚の発言などを見ていると、どう見ても、市場原理主義に舵を切ったかに見える。もし、この方向性が本当なら、民主党分裂、政界再編含みの争いは避けられない。九月政変が現実味を帯びてくる。

小沢自身の覚悟は、赤坂の小沢事務所に掲げられている日露戦争の仲介役で知られているT・ルーズベルト大統領の檄文に尽きると思う。
「重要なのは、批評する者ではありません。強い男のつまずきを指摘したり、りっぱな仕事をした者にケチをつけたりする人間でもありません。
 真に称賛しなければならないのは、泥と汗と血で顔を汚し、実際に戦いの場に立って勇敢に努力する男。努力に付きものの過ちや失敗を繰り返す男です。
 しかし彼は実際に物事を成し遂げるために全力を尽くします。偉大な情熱と献身を知っています。価値ある大義のために全力を傾け、最後には赫々たる勝利を収めます。たとえ敗れる時であっても敢然として戦いつつ敗れます。だからそういう男を、勝利も敗北も経験しない無感動で臆病な連中と断じて同列に並べるべきではありません」・・「ゲンダイネット」http://www.gendai.net/articles/view/syakai/124473

要は、小沢一郎と菅直人の間でどれだけ話し合いができているかにかかわる。その結果は、九月の代表任期切れまで分からない。できうれば、小沢と菅の間で、話が付いており、九月の内閣改造で民主党内の新自由主義者の粛清が行われることがベストだと思う。    
 
0059 重要法案はどうなる 厚顔の美少年 06/10 07:30
 
鳩山政権の交代で参議院で審議ストップ状態になっていた重要法案は会期末を間近に控えて立ち往生気味である。政権を引き継いだ菅政権は会期を延長してでも成立させるのが政府与党としての努めであろう。

しかし参議院民主党は当初予定通りの参議員選挙日程を優先して会期延長に反対している。全ては菅首相が自ら辞任した小沢氏を遠ざけず、かつ山岡前国対委員長を留任させておけば参議員側も会期延長に折れ、無事成立する法案であろう。

机上の適材適所と実践の場での適材適所は違う、まして親分が同志であった仲間の感情を逆撫でして害しては、幾ら優秀な人間を適材適所に配しても御し切れまい。また自民党や各野党の百戦錬磨の幹事長や国対の猛者を向こうに回しての国会折衝では、民主党の幹事長と国対委員長は見るからに経験と役不足であることは否めない。

メディアも小沢人事と決別せよと書き立て、その結果を見て拍手喝采したてまえ、今はまだ人事の失敗とは言えまい。しかし党内野党を作って罠に掛かったと高笑いされているのではなかろうか。菅総理、法案が通せない人事が適材適所かよ。ここは一兵卒に追いやった小沢前幹事長に党内調整して貰うより方法はないであろう。メディアにおだてられながら足を引っ張られているのだ。彼らの狙いは前原・岡田民主党だ。
    
 
0058 改めて小沢政変ウォッチング 厚顔の美少年 06/09 23:38
 
今回小沢氏が仕掛けた政変劇で「風」が起き、民主党の支持率が急回復する要因になったことは誰も否定しようがない。しかしメデイアはこのような取り上げ方をすると、これまでの小沢潰しの記事と齟齬を来すので無視している。その結果国民は高い税金を支払いながら鞍馬天狗が登場する政変劇のクライマックスを観劇できないのは残念である。要するに旧政官業体制の新撰組の役割を担うメディアは急場を救う鞍馬天狗の役を担う小沢の姿を国民に見せたくないのであろう。

そこで観劇できなかったクライマックスの場面はどのようなものだったか推劇してみよう。まさにハラハラする小沢の間一髪の民主党救出劇だったことが分かる。

国会も終盤に近づき、野党自民党はいつ鳩山首相の不信任案を国会に提出するかタイミングを計っていたことは報道されていた通りである。もし小沢が動く前に自民党から鳩山首相不信任案が提出されていれば、与党民主党は当然否決せざるを得ない。裏を返せば支持率の下がった鳩山首相の信任投票をせざるを得なくなり、小沢氏も信任された鳩山首相に引導を渡すことはできなかったはずである。

このように野党から不信任案が提出されかねないタイミングの中で、もう一つ小沢が怖れた事は何であったか、それは鳩山首相に辞任を促した際に、それを拒否され、逆に自分が幹事長職を罷免されかねないということである。結果から見ても分かるとおり、どちらか一方が留任すればV字型の支持率回復は望めなかったであろう。

とにかく不信任案が提出される前に、自分が罷免されずに鳩山首相の辞任取り付けに成功したことが、民主党を急場から救出できたのである。この場面では小沢は罷免も覚悟していたであろう、それだけに鳩山首相から貴方も職を辞してくれと言われた時は幹事長として本懐であったはずである。映画であれば手に汗を握る間一髪の場面に鞍馬天狗が間に合ったシーンで、観客は思わず我を忘れて拍手喝采する場面である。その様なことも推察できない頓珍菅は虎の威を借りて、辞任した小沢にパッシングである、これでは人望が薄いのも頷ける。

しかしこのきわどい総理大臣相手の交渉成立は偶然とは考えられず、まさに小沢の剛胆で緻密な洞察力によるものであり、小沢はなくしては成し得ない政局劇で、その結果民主党の支持率が奇跡的にV字回復する「風」が起きたのである。

メディアは相も変わらずこの劇的シーンを国民に伝えようとせず、小沢を鞍馬天狗にしたくないのである。その好い例が6月9日の朝日朝刊のザ・コラム「拝啓小沢一朗殿、引き際の美学を考えては」(若宮啓文)と天声人語での小沢一郎に関する慇懃無礼なコラムである。

しかし小沢の引き際は、地元下級武士の絶対的な支持をえて引くに引けない西郷隆盛のようなものであり、西郷の失敗を繰り返さないように「国民生活第一」「日米不平等協定の改訂」「辺野古・普天間基地の解放」等に期待し、捲土重来を望む国民はまだまだ多いと思う次第である。

万一日本の政界に「政治と金」に潔白な政治家が居たとしても、このような政治課題が解決できないようでは国民のために役に立たない。そのような意味で政治家に求められる第一の資質は「国民生活第一」のための政治力そのものであり、清廉潔白を求めるのは二の次でよい。 政治と金の問題は企業団体献金等を禁止し、政治資金規正法を改正して献金と使途の抜け道を無くすことで解決すべきである。                   
 
0057 菅民主党は政党助成金を辞退しろ 厚顔の美少年 06/08 13:43
 
今回小沢幹事長は「政治と金」の問題を自らが所属する民主党はじめ各政党の議員からも批判され幹事長職を辞任したが、国民から観て「政治と金」の問題で一番問題なのは、企業や政治団体からの政治献金より、国民の税金から政党に毎年320億円交付される政党助成金であろう。

実はこの交付金制度は細川内閣時代に小沢氏が作った法律(政党助成法)で制定されたと言われている。公共工事を受注する企業からの企業献金も国民の税金の環流であるが、国民から見れば政党助成金の方が遙かに大きな税金の無駄使いである。

菅首相は小沢氏の「政治と金」の問題を批判したついでに、小沢氏が制定した政党助成金も是非受け取りを辞退して貰いたい。それを実践して見せてこそ名実共に小沢政治からの脱皮であり、真のクリーンな政治であろう。小沢氏が作った政党助成金は受けながらの小沢批判は首尾一貫していない。共産党はそれを実践しているのであるから出来ないはずは無いはずである。

    
 
0056 「風」を起こしたのは「小沢」である 厚顔の美少年 06/08 00:41
 
鳩山首相・小沢幹事長の辞任発表前日の6月1日に「 民主党は参議院で単独過半数を目指せ!」と題して( 0052  厚顔の美少年  06/01 22:00)、小生は民主党は参議院選の厳しさから、鳩山・小沢のツートッップの辞任を予見し「風を起こす」ことが必要と、次のように投稿(一部割愛)したが、予期したとうりであった。

>当初小沢幹事長は、今夏の参議員選で「民主党の単独過半数」の目標を掲げていたはずである。そのために自らも幹事長を辞任することを条件に、鳩山首相にも辞任を促すこともあり得るのではないかと思う。

>参議員選を2ヶ月後に控え、団体票固めも中盤戦のはずであり、残るは浮動票獲得作戦である。しかしこの浮動票を捕らえ順風に変えるには、まさに「風」を起こす必要がある。中途半端な策では風は起きない。 是非起死回生の手を期待したい。

そしてツートップが辞任して今日までの世論調査では民主党の支持率は奇跡的なV字型の回復を示し、それを裏付けるように、6月6日の横浜市議補選では民主党公認候補が、みんなの党、自民党公認候補をかなりの票差で破り当選したと報じられている。
http://www.asahi.com/politics/update/0606/TKY201006060197.html

しかこの風を起こしたのは誰か、メディアでは鳩山首相が小沢と差し違えたとか、道連れにしたと頓珍漢な報道がなされているが、自らも辞任と罷免覚悟で鳩山首相の首に鈴を付ける決心をした小沢幹事長であろう。一般的に上位にある権力者が下位の者を更迭するのに差し違える必要はない、まして鳩山氏は議会第一党民主党の代表者で、日本の総理大臣でもあり、政治の世界では最高権力者である。下位にある小沢を更迭するには権力で「罷免」すれば済むのである。

メディアはここでも今回の政局を大きく動かした小沢の英断と功労を認めたがらず、やれ鳩山の決断だとか、菅の反小沢発言が民主党支持率のV字回復要因であるかのような、ミーハー騙しの歪曲報道で与論を操作しているのである。そして今や反小沢の民主党議員までがメディアの反小沢報道を利用し、載せられている姿は滑稽である。

菅新首相に至っては、小沢幹事長が辞任してから、後出しジャンケンで、「小沢幹事長は当分おとなしく引っ込んでいて貰いたい」と、まるで自分が小沢を罷免したような言動である。誰が鳩山首相の首に鈴をつけたと思っているのであろうか、むしろ菅副総理はいつも首相官邸で首相の隣に座っており、鈴をつける機会は常にあったはずである、普天間の迷走と公約違反で内閣の支持率が低下しているのに、どうして引導を渡さなかったのであろうか。

一方鳩山首相は普天間問題で迷走した挙げ句、公約を破る決定をしたために辞任に追い込まれたが、逆に菅副総理は普天間問題でどれだけ首相に助言をして来たのか、むしろ普天間問題を傍観してきた不作為責任は免れまい。本来鳩山首相と一蓮托生で辞任すべきが筋であるのに、今回の政局では何も手を汚さず、漁夫の利でちゃっかり民主党代表の椅子に座り、小沢批判の生き様は姑息である。

その上鳩山首相の辺野古回帰への公約違反の決定を助長した米国従属派の岡田外相や前原国交相の支持を受けて民主党代表に就任し、早速日米共同声明を追認したが、民衆政治家を自他共に認める菅氏が沖縄民衆の辺野古移設反対の意思を無視して米国に追随するとは情けない。正直菅氏を見損なったと思う国民も多いはずである。

それでは菅首相は日米共同声明に唱ってある「代替施設の位置、配置、工法の検討を今年8月までに完了」をどのように実行するのか、その前に沖縄県や徳之島各町の議会や首長や住民を如何に説得するのか、諒解の取れていない机上の結論には米国も納得しないであろう。

菅首相は前首相が辞任に追い込まれた辺野古回帰の日米共同声明を無条件で追認した以上、仮に8月末の期限遵守に失敗すれば、米国の信用を再度失墜したと野党からは厳しく追及され、菅首相の立ち往生が予想される。まさに菅首相は日米共同声明を無条件で追認し、自ら民意を無視した咎で十字架を背負いゴルゴダの丘を登り始めたようなものである。11月の民主党代表選までの選挙管理内閣と揶揄される真相はここにありそうである。                    
 
0055 自ら党内野党を作った菅人事 厚顔の美少年 06/06 01:49
 
昨晩のNHKラジオニュースでは、仙谷官房長官、枝野幹事長、樽床国会対策委員長、野田財務大臣等が正式に決定したと報じられていた。この人事を見る限り小沢グループは党と内閣の主要ポストから完全に干されたように見える。何れにしろ150人もの小沢グループを敵に回して今後の国会運営がスムースに行くのであろうか。同時に菅首相は自ら党内にもう一つの野党を作ったようなものである。

場合によっては田中真紀子議員が言うように菅内閣は11月の党大会までの選挙管理内閣になるのか。既に普天間、辺野古は菅首相でも解放されないことが明らかになり、沖縄県民は菅内閣には何も期待していないであろう。やはり小沢首相が実現しないことにはアメリカから解放されないことが明らかになったことは事実である。

一方菅首相と枝野幹事長が権力を振るい人事の次は党内資金で小沢グループを干すであろうが、そうなればいつの日か最終的に小沢グループは民主党を飛び出し、政党助成金を独自に貰う道を選択するであろう。どうやら民主党のほころびは菅氏の小沢批判の発言に端を発し、人事の失敗で前途多難な船出になりそうである。        
 
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