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0992 一貫性がなく無責任な政府自民党 猫家五六助 2022/06/06 17:24:38
ウクライナを侵略し続けるロシアを見て、ついに北欧で中立を保っていたフィンランドとスウェーデンがNATO加盟に動いた。NATO加盟国がロシア勢力をじわじわと包囲する動きが火種になったとの論調もあるが、ロシアの一線を越えた動きを見れば地勢的・歴史的に見て当然の判断だと思う。何より、両国とも「自国の外交と防衛は、どうあるべきか」を政治家が真剣に考え議論し、国民に諮りながら国家が動いている。

一方の日本は、どうか。自民党政治家や日本会議系論客は「対岸の火事ではいられない」とばかりにロシアが突然南下侵攻する恐怖を煽り、中国・北朝鮮をロシアに例えて先制攻撃を論じる。「野党や護憲論者は弱腰で危機感がない」と声高に叫ぶわりには、大金を貢いでプーチンから手玉に取られた安倍晋三の無能さをかばう。中国からウイグル人の弾圧や台湾問題には「内政に口を出すな」と恫喝され、日本海の海底資源を勝手に試掘されても「遺憾である」しか言えない政府に「弱腰!」とは叫ばない。天下国家を語りながら、結局は徒党を組んだオトモダチが大切な輩たちが政府自民党を動かしているのだ。

今まで「軍備は持たない」基本理念で専守防衛に抑えてきた日本が、通り魔のような仮想敵国を常に恐れて100%対応できる軍備増強に走るなど滑稽である。しかも安倍政権以降、野党や国民の声を無視して詭弁や嘘をつく政府自民党には、危なくて防衛費増額なんて任せられない。

戦後、自衛隊を必要悪として容認・共存してきたのが日本だと思う。それを客観的、俯瞰的にとらえて専守防衛に徹しられないのは何故だろうか。おそらく、「優れた民族」「天皇の国」を自負し、「過ぎたことは振り返らない、関係ない」と自虐史観を嫌って反省しない輩が自民党を動かしたり支持したりしているからだろう。彼らはワンイシューで強弁し議論をすり替えゴチャ混ぜにして、都合のいい勇ましい論理を作ってしまうが、それでどうなるの?

@ 敵地攻撃能力という本音を隠して「反撃能力」に言い換え、専守防衛の逸脱を図る。
A 地上型イージスの杜撰な候補地選定と計画撤回。
B ズブズブのサンゴ礁地盤の現実と地元民意を無視して辺野古基地の建設を強行。
C 護衛艦、補給艦と逃げ回った挙句に空母化する護衛艦「かが」「いずも」。
D 唯一絶対の抑止力と強弁する核武装は議論する。
E ウクライナ戦争で明確化した原発の「危険性」「防御の可否」は議論しない。
F 日本単独で仮想敵国に対処できる軍備増強の議論と予算要求。
G 一方の日米安保と「垂れ流し」思いやり予算、「植民地的」日米地位協定は手付かず。
H いつまでもお粗末な外交力・情報収集力と情報漏洩事件への曖昧な対応。

こんな一貫性のない無責任な外交・防衛政策で、どうする?今すぐに、与党自民党の政治家とオトモダチ論客はフィンランドとスウェーデンへ行き、勉強してきなさい!そのくらい言ってよ、桜井よしこサン。

まずは、ゴマカシの「トリクルダウン」「アベノミクス」経済政策、まやかしの「積極的平和主義」、国会軽視のウソ答弁、ビール会社との疑惑も掘り返された「詐欺師のような」安倍晋三が政治から退場しないと。いつまで、この男に好き勝手な発言をさせてヨイショを続けるの?コイツを黙らせるのが一番の参議院選挙対策じゃないか、政府自民党!