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0929 外交に無能な政治家が軍事を語るな! 猫家五六助 2021/05/11 10:27:36
ウイルス禍の憲法記念日を過ごして思った。自民党には日本国憲法(平和憲法)の成り立ちや意義を理解している国会議員など、いないだろうなぁと。政治家なんだから、思っていても発言しなかったらアウト!と判断する。

改憲派やネトウヨに「憲法、憲法とお題目ばかり」などと言われようが、戦後の立ち位置を変えないことが重要で、最期の一人になっても護憲の旗竿を持ち続けることを説いた老人党の主宰者「なだいなだ」さん。その流れから湧きい出た「護憲+」がネット上で”平和憲法”を堅持する意義は大きい。

5月連休中、米国に住む旧知の友とzoomで話をした。一番の話題は、世界各国のコロナウイルス対応についてだった。彼の住む州ではほとんどの年配者がワクチン接種を済ませ、すでに政府からの生活支援金は3回配付されたという。そして、配付金を回収するような結果にならないように、税金の一部が免除されるとのこと。家族を抱える彼は目下、生活支援につながる情報をネット検索するのが仕事だと笑っていた。

私が菅義偉(以下、ガースー)政権のワクチン失政について嘆くと、彼は日本(人)はおとなしくて不思議だという。
「菅さんはアメリカへ何しに来たの?国際的にワクチン確保はビジネスだよ。ファイザー社に電話して商談したわけじゃない。ファイザーは口約束など通用しない、ビジネスだから。政治的に考えれば、バイデンに『ワクチンをもっと都合して』とアピールしなければ」

まったく、その通り。ガースーは官房長官時代の記者会見で東京新聞・望月記者と向き合わずテキトーに逃げ切った実績と、相手の顔色うかがいの狡猾で小手先の発想しかないので、責任を持った主体的な交渉ができない。「日本の総理大臣が来て、ひと声かけたんだから、うまく取り計らってくれるだろう」「(具体的なことは官僚が)空気読んで動けよ」という感覚か。筋を通さずワガママ通すから、日本学術会議の任命拒否問題や我が子の不祥事対応のような呆れたコトをやってのける。

2度も政権を投げ出した安倍晋三も愚の骨頂で、みそぎが終わり国民も忘れたと勝手に思って自民党の改憲派トップに返り咲こうとしている。これが日本のトップを務めた政治家だから呆れる。責任を取らないヤツが責任ある役職に立つなっ!憲法の趣旨すら理解していないこの男には、日本国憲法の書写でもさせたほうがいい。

物事の趣旨と言葉を大切にしない政治家は、国を亡ぼす。格言やことわざを知らない政治家も。ガースーは「笛吹けど、踊らず」と苦々しくワクチン接種の不手際に腹を立てているだろうが、段取りも整えず上手に誘いもせず、現場を考えない独断専行・上意下達では成功するわけがない。

馬の耳ならぬ、スガの耳に念仏。独りで勝手に念仏踊る前に、日本学術会議の不手際を詫びて解決しなければ、ダメです!その体質を直さなければ。今どき富国強兵か?学問・基礎研究を軍事に利用するとか考える前に、アンタが上手な外交の学問を研究しなさい!