| ウソと強弁、ゴマカシと開き直りで政界を泳ぎ、国民をだまし続けた安倍晋三。彼は日本の最高責任者である内閣総理大臣の役職を、病気を理由に2回も投げ出した。しかも2回目は、自ら招いた不審火を消すことができずに!かくして安倍晋三は、首相の最長在職日数とともに政権史上最悪の無責任政治家として名を残すことになったのだが・・・「これで無罪放免」と勘違いしたのか、一国会議員に戻った直後から宴席やパーティーに顔を出し、美味しいものを食べて意気揚々としている。「安倍さん、最近は顔色がいい」という与党議員もいるが、「病気」はどこへ隠れたのだろう。まさか・・・検察から任意聴取の呼出しを受けたら、「病気」が現れて入院するつもりでは?これこそ、難病指定患者を愚弄する行為である。
一方、アベノオトモダチ。ここに2018年9月7日付、東京新聞に掲載された「月刊Hanada・セレクション」の広告記事から抜粋する。 タイトル;安倍総理と日本を変える 発売たちまち重版! 主なキャッチコピー; @「日本の未来は明るい」私はそう確信している。次の世代のために/安倍晋三(内閣総理大臣)〜安倍政権五年半の知られざる軌跡と秘めた胸の内を初めて綴る【本誌独占】 A稀代の宰相・安倍晋三(グラビア大特集) 安倍総理の世界的使命/桜井よしこ(ジャーナリスト) B安倍総理に代わる宰相はいない/長谷川幸洋(ジャーナリスト)、阿比留瑠衣比(産経新聞論説委員兼政治部編集委員) C安倍総理には国民がついている/百田尚樹(作家) D日本を託せるのは安倍晋三しかいない/高村正彦(自民党副総裁) E安倍総理は歴史に残る総理大臣/二階俊博(自民党幹事長) F晋三は「宿命の子」です/安倍洋子(故安倍晋太郎夫人)、聞き手・岩田明子(NHK解説委員)
吐き気がするヨイショの数々。ここに名を連ねた面々は今、何を想い反省・・・するワケ、ないか。できれば今、この広告面を彼らの背中に貼りつけて歩かせてみたい。しかし、F岩田明子はNHK職員ではないのか?国営放送と認めるのか?N国党・立花は何故、ツッコミをいれないの?
そんな最悪の男が首相でいられたのは官房長官だった菅義偉が入れ知恵と詭弁、そして人事権を盾に役人を脅した成果だったと、首相就任早々にやらかした日本学術会議の任命拒否問題で確信した。そのガースーはトップで矢面に立つことが得意でないらしく、記者会見を極力行わず、台本棒読みの小ずるい官僚のような発言・態度で「日本の首相らしくない」「秘密主義だ」と国民の不評を買っている。新型ウイルスの感染拡大防止というブレーキを踏まず、GoToトラベルのアクセルを踏み続けてオトモダチを優遇していると疑惑さえ持たれる始末だ。
にも関わらず・・・次の選挙を危ぶむ与党は元より、野党やマスメディアが攻めきれないのは何故だろうか。「桜」疑惑究明に検察が慎重すぎるのは何故だろうか。もしかして、各々がたは少なからず誰かに叩かれればホコリが出る組織で、検察は誰かにけん制されているのでは・・・と疑念を持った。その「誰か」とは、杉田和博氏と菅政権を陰で支える人たちの存在ではないだろうか。
・菅“公安・警察”政権が誕生、霞ヶ関に緊張走る…筋金入りの警察官僚たちが政府中枢占める/ビジネスジャーナル、https://biz-journal.jp/2020/09/post_180025.html
伊藤詩織さんが中村格警視庁刑事部長(当時)に性被害をもみ消されたことなど、始まりに過ぎなかったのではないか。私のような小市民は公安警察に付け回され、近所や取引先に聞き込みをされたら人生終わってしまう。与党・野党の国会議員だって「政治とカネ」を違法性の有無にかかわらず執拗に追及されたら困るだろう。電通をはじめとする民放などのマスメディアも同様だ。
警察国家の行く末は、軍国主義と思想弾圧の特高警察。官邸主導による人事権(内閣人事局)で官僚を手なづけた後は、日本学術会議をはじめとする公的組織。最後は国民を黙らせる・・・こんなに楽で美味しい政治運営はないだろう。菅政権に「日本の私物化」を進めさせてはならない。
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