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0827 子供の言い訳、子供のおねだり、ガキのケンカが蔓延する安倍政権 猫家五六助 2019/08/12 01:16:52
 2003年、なだいなださんの呼びかけで誕生した「バーチャル政党・老人党」、その活動に少しリアルな方向を加えたのが私たちの老人党リアルグループ「護憲+」です。その活動も17年目に入りましたが、設立当時の自民党の憲法改悪案(国民主権、基本的人権、平和主義を否定する草案)は、自民・公明の連立与党が衆議院の過半数を占めてから粛々と実現に動き出しています。

 日本の将来を左右する政権や政治家には権利・権力が与えられる代わりに義務・責任・自制が求められますが、安倍晋三とオトモダチがやっていることは権利・権力を手中に収めるのに熱心なだけ。

 義務を果たさない、安倍晋三。自分の手柄ばかりを喧伝し、G20の無策(誘致しただけで議長国の成果を出せなかった)、トリクルダウンの失敗(儲かったのは一部の大企業のみ)、アンダーコントロールされていない福島原発(崩壊寸前の建屋は放射性物質をばらまく恐れ、汚染水タンクは破綻寸前)、森友問題の不正(不可解な値引、公文書改ざん)等々、自分に都合の悪いことは全く「説明」義務を果たさず、「子供の言い訳」に終始しています。

 責任を取らない、安倍晋三。公文書改ざんと職員自殺を引き起こしたのは森友問題に安倍夫妻が関わっていたからです。あれほどの公文書改ざんも大問題ですが、改ざん前の文面を読めば「私や妻が関わっていたならば、辞職する」のが当然なのに責任を取りません。「アンダーコントロールされていない福島原発」を隠すように、放射能汚染が残り、荒れ果て、生活基盤の破綻した避難区域へ住民の帰還を促す(半ば強制)ことが、東京五輪への責任ですか?
 過日は核廃絶を目指す団体ICANとの面会を拒否したのに、8/6広島や8/9長崎の式典で「引き続き核廃絶に取り組む」と白々しい挨拶文を読み上げる。直後に被爆者団体から「核兵器禁止条約」批准を求められるも拒否する厚顔ぶり。
 つまり、安倍晋三は唯一の被爆国でありながら日本に原子力の基盤を残して核兵器・核武装が欲しいのです。こんな「子供のおねだり」は、許せません!

 自制心のない、安倍晋三。先の参議院選挙では争点にしなかった憲法改正を、自公で過半数を獲得した選挙後に「国民の理解を得られた」と臆面もなく言う。
 日韓関係の悪化を招いたのは従軍慰安婦問題や徴用工問題への「金を払えばいいんでしょ?」という心無い対応が元凶なのに、「やられたら、やり返す」の対決姿勢をむき出しにして優位な経済・金融制裁を進めています。これでは「ガキのケンカ」でしょ?
 この日韓政治対立でオトモダチではない企業・人々が経済的損失を被っても知らん顔で、日本会議やネトウヨのウケばかり狙い、国家の代表としての自制心がありません。

 一国の首相たる安倍晋三がこんなに無智無知だから、財務省が統計不正問題を起こしても、閣僚が不祥事を起こして辞任しても、防衛省がイージスアショア調査・説明で大問題を起こしても、だ〜れも責任を取らず義務を果たさないのです。
 手前勝手な衆議院選挙の実施や無節操なN国党の合流で与党が賛成勢力の2/3を得たとしても憲法論議以前の問題で、こんなガキの振る舞いや幼稚な子供のような言動をする安倍晋三とオトモダチには憲法改正を論じる資格がありません。「逃げてないで、憲法を議論するテーブルにつけよ!」と言われたなら、
 「そういう事は、憲法のルールを守ってから言えよ!」
 と言い返しましょう。「自衛隊が存在するために憲法改正しよう」ではなく、自衛隊員の労苦をねぎらいつつ「憲法の例外(譲歩)として自衛隊が存在する」と考えてください。

 私は、老人党の趣旨である
1.老人を含む、いま弱い立場にいる人の暮らしやすい社会をつくる
2.世界の平和をめざし、日本を戦争をしない国とする
3.平和と基本的人権を保障する日本国憲法を護る
4.政治や司法が誠実・有効に機能しているか、積極的に意見を発信する
5.老人と未来の老人が協力して現政権に市民の声を届け、より良い社会を目指す
以上に賛同しています。そして惜しくも他界された、なだいなださんの
「最後の一本になっても護憲の旗を振り続ける」
 この言葉を頼りに、今期も発言を続けたいと思います。継続は、力なり!