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0762 「憲法違反罪」を創ろう! 猫家五六助 2018/07/09 03:07:59
 公開掲示板「今日のトピックス」に、蔵龍隠士さんがいつも書いてくださいます。

 “2003年6月に「政治に責任を持ち、これからはだまされないぞ、と自覚をもって集まろう」という、なだいなださんの呼びかけで誕生した「バーチャル政党・老人党」の中で、当時の自民党政権が、現行憲法を「改正」し、それに代わる、平和主義否定・国家主義の色彩が濃い「新憲法」を制定する方針を打ち出したことに危機感を抱いたメンバーが集って、2004年1月に「老人党リアルグループ『護憲+』」は発足。”

 あれから15年。政権交代があり、大震災と福島原発メルトダウンが起き、自衛隊が海外派兵され、数々の首相・政治家・官僚が失言や失態で辞任・辞職しました。そして、イベントで講演いただいた品川正治さん。活動のパイオニアである、なだいなださん。お二人とも他界されました。

 日本は法治国家なので、法律違反をすれば逮捕され罪に問われます。しかし、特権を持つ政治家・官僚は法律違反でなくとも、法律スレスレの悪事を週刊誌・新聞・TVメディア等から追及され、非難や批判を受ければ国民の信頼を失います。何とか裏事情・不祥事を暴けば、その地位と責任の重さから辞任・辞職する・・・と思っていました。

 ところが、安倍政権は責任を取りません。麻生太郎、菅、二階・・・等々、「責任を感じる」「(悪く受け取られたら)遺憾だ、反省したい」「真摯に受け止める」けど、辞任・辞職しない。安倍晋三は「責任は私にある」「私や妻が“関係していたら”辞任・辞職する」と公言したのに、あろうことか公文書を捻じ曲げ、公務員を自殺に追いやりました。いわく、「忖度がわからない」。新聞など読まないと公言する男はナチスを引き合いに出したり「セクハラという罪はない」と小学生のような言い訳をしたり。

 無責任で、誰も辞任・辞職しない、美しい日本。

 さらには、憲法すら守れないのに「守れないような(現状に合わない)憲法がおかしい」から憲法改正だ、と叫びます。戦後、自衛隊は違憲だけど“例外”として運用を続けているのに、“合憲”扱いで一筆盛ろうとする。「一票の格差」、違憲。「空自イラク派遣」、違憲。「集団的自衛権の行使」、違憲。その他、“法の番人”裁判所が憲法判断を逃げる事案の数々。

 過去を反省しない、責任をとらない、自分を律せない、憲法を守らない人が憲法改正を論じる、美しい日本。

 忖度あり、ひいき(親友優遇)あり、公文書改竄あり、ご都合改憲あり・・・でも、法律違反はないから責任はとらない。こういうバカな権力者どもを逮捕すべく、「憲法違反罪」を創りましょう!裁判所はヒラメで腰抜けだから、裁くのは憲法を熟知・熟読した国民から選んだ100名の「護憲委員会」。いかがですか?