| 現政権は、ブレーキの無い乗用車だと言われている 国防、大企業優遇等において。 私などは、国民の社会福祉に関する予算や女性の地位向上(選択制夫婦別姓問題についても)働く人達を保護する政策についてもブレーキだらけだと思う のだが。 さて、2016年はどのような年になるのだろう。 先ず夏には参議院選挙がある。一部ではW選挙になるのではないかと言われているが私はこの選挙が日本のこれからを決める一つの分岐点になるのではないかと思う。
選挙とは直接関係ないけれど1月10日、毎日新聞、日曜くらぶの「ちょっと違和感」というコラムで 松尾貴史が書いている。
これより「ちょっと違和感」松尾貴史 より引用
「アンフェアな集団とフェアな集団がいた時に、ジャーナリズムがその真ん中に立ってどうするのだ どんな事柄でも、権力を持っている側を厳しく批判してこそ本来の公平さを保てるのではないか」 と書いている 「現政権を正面から解説して来た二つの番組の名物キャスターが相次いで降板する」件にも触れて 「これはただの偶然だろうか?」と疑問を投げかけている。 「一見ばらばらに見える、世の中に散らばっている小さな現象を繋いでいくと、とてつもない操作や圧力が加えられている事が2016年は見えて来る年に なるのではないか」と危惧している。
参議院選挙まで後数ヶ月、このままでは改憲したい 人々に数の力で押し切られてしまう。 私達は今度の選挙でも「何処の政党に入れても同じ」とか「投票なんて面倒だから行かない」 「誰に入れたら良いか分からない」という言葉や思いに押し流されてしまうのだろうか。
それは、このまま投票しなくても、世の中は変わらない、という根拠のない楽観主義に裏打ちされて いるのだろう。
「後何回日本は平和なお正月を迎える事が出来るだろうか」と松尾貴史は言っている。 彼を、ただのタレントではないか。と揶揄する人もいるだろう。しかし今の時代は、ただの主婦が学生がフリーターが黙っていたらとんでもない社会が来るのではないかと思う。
既に現政権は国民を選別に権力者にとって有用な味方である人間は優遇し、敵であったり役立たない人間はどんどん切り捨てているのではないか。 私達は時の政権に寄って選別されようとしている。 高齢者は少しの年金で生かさず殺さずの世界である 大変なのは若者達。年金支給も70歳を超えるかも知れないし、支給額も減額されるだろう。
それよりも危機感を持って欲しいのは野党政党である。今は野党政党から繋がって欲しい。「安保法制反対」の立場の政党は細かい立ち位置はともかく 、お互いに繋がらなければ今度こそ自分達が消滅するかも知れないという覚悟を持って。
BSのテレビ番組に出演した想田和弘監督が言っていたように2016年は1人1人が覚悟を問われる年になるかも知れない。この私自身の覚悟もまた問われるのだろう。
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