呼出完了
0610 ライフライン回復に係る一つのご報告 蔵龍隠士 2015/10/13 23:47:03
 私事ながら、8月20日〜約1カ月、実質、この世から遮断されてしまっていた。切っ掛けは、転居だったが、通信手段を一時中断位の筈が、転居先で回復するはずの電話回線が、折あしく見舞われた台風15号の被害、その側杖で、玉突きに遭い、私の電話回線・回復(8/25)段取りが後回しにされた上に、唯一の通信手段が奪われて、NTTへの通信手段がなくなった。そこで痛感したのが、公衆電話からのNTTへのつなぎ。=機械相手の、…例の3択、その連続の挙句の、只今、混雑しているので、後で連絡してください、との切口上。 この時、携帯電話があればとは後悔‼‽した…。しかし、こんな時の為だけに、購入して、固定通信料を払う訳にもいかない… そう思ってはいた。遮断された、孤立を痛感もした。何か、繋ぎはないかと思案して、プリペイド式の携帯電話を買ったことを思い出した。無論、3カ月過ぎたからと、電源だか何か、中身を取り上げられていたのだったが。その御縁を頼り、辿りで、販売店に赴いた…。通信手段は、NTTとソフトバンクの2段重ねのものだったのだ。その販売店のお骨折りで、何とか、NTTの当局と連絡が取れた…但し、混乱の渦中で、直ぐに、回復の段取りが取れたわけではなかった。更に、時日を要した。次に、ソフトバンクである。これも、機械を相手にしなければならなかった。しかも、契約書での確認を強いられたので、これにも時日を取られた。…侭よ、暫く死んだふりでも、と思わないでもなかった…戦争法案の審議にも、闘争にも、遥かに隔絶されてしまったようなザマだった。正に、ザマナイ有様だった。人を殺すには、通信手段を奪うことも、一方法だと思われた…。無論、多くの人は、多重防護、多層防護して、世間から、隔絶されてしまうような、不用心はされていないだろうが。
 ライフラインと一口で言うが、あい路に陥ると、相当深刻なことだと、思い知らされた… 機械や機械仕掛けのマニュアルが、自由なコミュニケーションを奪い、定型的な対応のみを拾い、後は、排除する!そういうマニュアル、機械が、機会を奪った。社会復帰出来ないと、その状態が続くと、消耗して、意欲迄減退する…
 そして、今、やっと社会復帰できそうだ。
 そう、事は、これと前後するが、私にも、「屋根の下で暮らす権利」を手に入れる機会が巡ってきた。転居先と決めたのは、市営住宅だった。抽選式で、当りが出るまで、3年以上も掛かってしまった。それでも、御蔭で、益しなそれに当たったし、護憲+の友人の御蔭を以て、契約にこぎつけることが出来た。衷心より、有難いことだと感謝申し上げています。
 只、初心としては、連帯保証人を回避して、権利実現を目指すことだったので、ある意味、本意ではない。 だが、その正当化事由を証明することは、入居者の戸籍を遡り一連のそれを揃える作業は、やってみると、意思疎通を含み、中々面妖なことだった。終いには、母の生後直ぐの戸籍を求めて、熊本のある地方迄、取りに行かないとならないことになり、必要十分な戸籍の収集というのが、中々、わかりづらく、役場に行っても失敗すること、度々だった… そして、時間にも追われた。住宅受付の窓口が、期限厳守といい募るのだ… そこで、最後の手段、並行して進めていた連帯保証人になって貰う、普通の途を選んだ。尤も、窓口が想定している、連帯保証人とは、年長‼‽の親族のことだった。 私の伯父、叔父、伯母、叔母等は、既に鬼籍にある。従兄弟と仲が悪いわけではないが、ここ10年、20年と、年賀状くらいで済ますことになってしまっていて、当てにしたくはなくなっていた。 そう、余談だが、この市営住宅の連帯保証人には、結構厳しい条件が付けてあった…市営住宅の住人は、ダメだとか。所得は、幾ら以上だとか。 これを言うのも、ネェ、憚れれる…
 快く、親族でもないのに、引き受けて戴いて、その方には、感謝申し上げている。 お陰で、結果としては、「屋根の下で暮らす権利」を実現することが出来たのだった。
 いづれも、権利の為の闘争としては、不十分なものであった… 只、今は、人の善意と僅かにつながった人の縁の御蔭で、通信手段が回復し、元の生活に戻れそうになったこと、ご報告いたします。これと共に、「護憲+」のお仲間には、御心配もおかけしましただろうこと、お詫び申し上げます。
 御寛恕ください。