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0591 現場からの報告−「6月15日に想う」 せっちゃん 2015/06/16 09:13:47
6.15に当って<非戦>の想いを若い世代に繋いでいきたいと思っています。

6月15日は、‘60年安保闘争の最前線での闘いの一翼を担っていた全学連の樺美智子さんが、国会正門前で若き生命を落命された日で、当時18歳の高校生だった私にとって、忘れられない日です。くしくも、この日に、コラムの担当が回ってきたことに、感慨深い想いが過ぎってしまいました。

そして、今年の6月15日は、安倍政権の下「かっての(‘60年代の)『日米安保条約』が、‘70安保で更に軍事同盟化が高度化され、国会審議を経ることなく、官僚レベルでの<外交折衝>で、国民の監視をかいくぐり、この半世紀をかけてアメリカの軍事戦略への従属関係が高度化されてきたと云える」のではないでしょうか。

どのように取り繕って語ろうとも、アメリカの世界軍事戦略に従属する『日米軍事同盟の強化が図られ、自衛隊が米軍の戦略に内包され世界規模での戦闘に動員されようとしている危機感を深くせざるをえない』と云え、同時に、自衛隊員の<戦死>が現実になるのだ、との<責任意識>が胸を打ちます。

安倍内閣閣僚にとって、この間の<言辞>をみるに、「<戦死>は、<英霊>の<言辞>で応えうるとの<思想>的核心がうかがえてならないのです。

その<思想>的核心こそ、<憲法>を蔑ろにする<違憲政権>に他ならず、戦後保守政治と一線を画す<反動政権>の地位を確立しつつあるとの危機的思いを<行動へ!>どう繋いでいくのかが問われていると、忸怩たる焦燥感の内にあります。

そしてこの夏、若い世代との合宿で、そうした焦燥感をどう伝えれば良いのか、と想いをめぐらしているところです。

なにはともあれ、「<非戦>の想いを粘り強く、<言辞化>すること」に思考を集中していきたいと思っています。そして、何とか想いを繋いでいける<夏>にして、<老齢>の誹りをはね返していく、<粘り>と<体力>を獲得していきたいと思っているところです。

まだまだ、<老い>を享受する訳にはいかないと思っているところですが、「年寄りの冷や水」と云われようが、飲み込む他はありません。