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0581 現場からの報告−「“地域住民の主体意志”の掘り起こしと発露の触媒」を目指して せっちゃん 2015/04/17 16:54:59
最初にお詫びをしなければなりません。

前回のコラムで、「次回のコラム担当で戦後70年に関する合宿の報告」を約束いたしましたが、合宿は、今年夏開催となっていますので、秋のコラム担当時にご報告させていただきますので、訂正とお詫びをいたします。

さて、今春より、わがまちに“まちづくり協議会”が発足し、具体的な活動がはじまりした。この協議会は、「自治会、民生委員・児童委員、PTA、老人会(クラブ連合会)、青少年育成協議会、婦人会と個人会員」という各種市民団体と個人会員で構成されて、この4月から発足し、事業を開始することになりました。

そして、この協議会事務局及び運営委員会による協議会の運営委員会が4月第一週に開催され、年間事業計画及び事業予算が決議されスタートしました。故あって、その協議会事務局を担当する事になりました。

一方、“NPO法人抱樸(旧北九州ホームレス支援機構)”が、4月より、当市において、“生活相談センター”を開設し、生活困窮者支援の活動を本格的にスタートさせています。

生活相談センターは、発足したばかりですが、既に相談が2、3件あるようですが、市民の皆さんに広く知っていいただき、活用されていくには今少しの時間が必要だろうと受けとめています。

さて、私が生まれ育ったこの“まち”は、筑豊の北端にあり、北九州と隣接するまちです。そうした地理的・歴史的な成り立ちをもつ“まち”でしたから、高校入学時に、北九州の入学者群から“炭坑まちへの目配り”に会ったものでしたが、スポーツ部会入部とそのキャプテンを務める中で、その視線も感じなくなるほどのものにしてしまいました。

現在も、そうした“目配り”を感じる時もありますが、北九州の“ベットタウン化した<まち>への変貌”の中で、少しは緩和されているかもしれません。

一方、今回の県議選で、北九州市長さんが、“我がまちとの協同関係の構築”を市民に約束されていたこともあり、“地方創生”と云う潮流のなかで、北九州との協同関係は形成・構築されなければならないと考え、今回の県議選に係ってきたところです。

しかし、北九州市長さんの応援をいただいた県議候補が敗北の憂き目にあってしまいました。私たちのグループも、奮闘むなしく“敗北”の憂き目にあいまいた。が、しっかりと地域に根差す中で、“市民の為の市政と県政を”の主体意志を市民の目線から“まっすぐ”に伝えていきたいと考えています。

選挙は<時の“ウン”>の要素がありますが、市民生活は<時の“ウン”>に委ねるわけにはいきませんので、“自治会やまちづくり協議会”の市民の視点による事業活動を通して、“県政と市政”が、市民の目線から進められるようにしていく努力の汗を流していくのも、今一つの重要な役目かなとも思っており、破れたりたとは言え、推薦候補が選挙で訴えたことは、選挙結果にかかわらずキチンと自らの活動を通して一歩でも前進出来るように汗を流していきたいとの思いに駆られているところです。

なにはともあれ、“市民の手による<まちづくり>”を地に足がついたものとして、創り出せるように汗を流すしかないと思っています。

これから、「地域の現場からの報告」で、お伝えできるようにしたいと思っています。