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0571 現場からの報告−「“敗戦後70周年か、戦後70周年”か」 せっちゃん 2015/02/10 16:34:59
“戦後70年”が昨年から今年明けの現在も様々に語られたり、書かれたりしています。

ホンの一部を垣間見たに過ぎないのですが、“敗戦後70周年”として、とらえ直して若い世代に引き継ぐ方が、現在安倍政権下で進められている“戦後レジームからの脱却”と主張されている、<歴史修正主義(?)>路線とキチンと対峙し、憲法9条を基本とした国内、国際関係の在り方に於ける<平和主義>を貫くことが出来るのではないかと考えているところです。

“戦後”と括る時、日中・アジアへの侵略戦争に敗北した核心的な部分とその結果が薄れてしまい、どうしても国際連合軍<アメリカ>による直接的な日本の占領に象徴される中で、当時の大人の自意識=「アメリカの<物量>に負けた」という伝説(俗説)が、(少年の頃、そうした類いのことを近所のおじさんに聞かされましたし、帰還兵の先生にも聞かされました。勿論、戦地の苦闘も併せてですが。)<真理>的事実に単純化されてしまうように思えてならないのは、私の偏見でしょうか。

一方、生協労働の現場では、日常業務に追われ、中々、目を開いて<世界>をみることが困難な状況にあると云え、この夏の合宿でなんとか、ゆっくり<世界>と向き合える時間的環境を準備したいと思っているところです。

先般、このコラムで、生協の労働者との合宿についての願望を吐露させていただきましたが、この夏、広島での合宿が本決まりになりました。

この夏の合宿で“広島と敗戦後の70年”について、しっかり学びたいと考えています。次回のコラム担当の時は、合宿の報告をさせて頂くことになるかと思います。