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0557 >Re: 護憲コラム パンドラ 2014/11/09 22:22:46
集団的自衛権と主権在民

随分前の事になるけれど、10月23日の「サロンド・朔」は私にとって「主権在民」について考える良い機会になりました。

私達国民にとって大事なことは私達が決めたい。
政権を取ったから何でも出来ると勘違いしている
一部の人達に「私達にとっての大事な事」を決められては堪らないと思いました。

「自衛隊が海外の紛争地帯で、殺し合いをさせられるかも知れない法律」

これを【集団的自衛権】という。

「集団的自衛権」などと全部漢字で何やら難しく感じるが、言ってしまえばそういう事でないでしょうか。
それって戦争放棄を条文にしている日本国憲法に違憲するのではありませんか?
違憲ではない(らしい)事にしようとしている人
達がいます。理屈と膏薬はどこにでも付けられるのです。

昔はデモ隊と機動隊の若者達が一部の老人達が支配するこの国で殴り合ったり催涙弾で闘った時がありました。今は自衛隊という組織に属する若者達に海外へ行って命も捨ててこいと迫っているのです。

殴り合うだけなら青春の1ページで収まるが命のやり取りまでさせられたら堪らないでしょう。
その時は「国防軍【自衛軍】」なんて組織になり、仮に徴兵制すぐには法制化されなかったとしても貴方と私の子どもや孫達と同じような世代の若者達が命を落とすかも知れないのです。 
子どもは社会全体で育てるものではなかったのでしょうか。

こんな大事な事を「解釈改憲」なんていう訳の分からない事で決められて良いのでしょうか?

「集団的自衛権国民投票」

ウワッ!何やら難しそう全部漢字だし。
いやいや、難しくなんかないですよ。すこしづつ
紐解いて皆で考えていきましょう。私達の孫や子ども達の未来に「集団的自衛権」がどう影響するのか。黙っていたら法律は通ってしまいます。

もちろん、国民投票にかけるデメリットもあるし実際「集団的自衛権」が賛成票が多くて通ってしまったら、という不安もあります。だからこそ普通の人々が他人事扱いせずに時間をかけてでも関心を持って考え議論する事が大事。安倍首相の「国民の皆様に丁寧に説明しご理解頂く」なんて言葉に欺されちゃいけません

それらの色々な事を含めて皆で「集団的自衛権」という法案を国民投票にかける価値があるのか、何故かける必要があるのか。話し合って考えてみましょう。民主主義というのは七面倒くさくてやっかいなものです。簡単に答えが出るものではないでしょう。でも、私達の「主権」を取り戻すのはそこから始まるのではないでしょうか。

【主権。国家の政治を最終的に決定する権利は国民にある】」
私達にとっての「主権在民」はそこから始まると思うのですが皆さまはどう思われますか?