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0532 安倍政権の危うさ・「集団的自衛権」について せっちゃん 2014/06/04 11:52:53
安倍政権は「集団的自衛権行使容認」へと一歩踏み出しつつあります。

この踏み出しの一歩は、「憲法9条」を全く<死文>にし、太平洋戦争(第二次世界大戦)の軍民数百万、広島・長崎の原爆投下の史実と向後に連綿と続くその<痛み>を省りみようとしない、「歴史修正主義」の歴史観を<国権>で持って国民に押し付ける結果を招くとともに、新たなアメリカへの<従(隷)属>の下、国富の喪失と国民(特に、若き自衛隊員)の生命を星条旗の下に服従させていく大きな歴史的転換を意味するに他ならないと受け止めました。

そして、「集団的自衛権行使容認」は、同時に「アメリカ軍と一体となって、アメリカの為に、米軍がアメリカの覇権維持に向けて、世界を戦場とし、その戦場に<自衛隊員(若き国民)>の生命を投げ出させる」ことを意味すると云えます。

戦場の<敵軍>にとって、前線も後方もないことは、<空襲>ですでに、自明のことです。今や、<9.11>は、日本はもとより、世界の常識と云えるのではないでしょうか。その事実に、時の政権や政党が<無知>とは、云えますまい。

そうした重大な歴史的転換を姑息にも、<閣議>という<お仲間さん>たちで決定しようとしていることは<国会>を無視した暴挙であり、与党でもある<公明党=創価学会>の結党主旨(平和主義)への<背信>でもあると云え、<公明党>のたちゆきを注視していました。

しかし今一つ、<優柔不断>に映り、「<政権>の旨味(?)や<権力>の魅力に憑かれた政治集団」への自己解体へと向かい、すでに、2/3を獲得した権力によって、かっての「社民の道を再びか」のおもいが過(よ)ぎってしまいました。

さて、私、<護憲派>の一人として、こうした政治的な動きに対して、一人の<老人>であるとともに、生協労組連の一員でもある身を活かして、<護憲>の論と行動をともにしていく仲間づくりに取り組みたいと思っています。