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0480 現場からの報告−市長選、市議選に携わって− せっちゃん 2013/07/04 10:58:19
我が町は、6月30日の市長選に続き、現在、7月7日公示、7月14日投票の市議選の前哨戦に入っている。

市長選は縁あって、現職の選対の任にあたることになったので、市内をくまなく、廻ることになった。

(何とか、現職が僅差で当選し、今後、4年間市政を継続することとなった。選対を担った選対の私たちはこれで終わりではなく、市民の皆さまに訴えた“政策の実現”に責任を共有し、市政を見守っていく責任を痛感しているところです。)

‘72年7月の生活協同組合設立総会に向けて、我が町をくまなく歩き発起人と組合員加入活動を行った時から、40数年ぶりのことでした。

我が町は筑豊と北九州との境界に位置する旧炭鉱町で、閉山後、北九州のベッドタウン化を進め、小学生頃にあけびや山芋が豊富にあり、なれ親しんだ、森が、住宅地へと変わっていた現実に、生協設立活動を始めた当時は大変驚いたのでした。

しかし、当時から40年を経た現在、その住宅街に空き家が目立っていた。テレビ等で“臨界過疎地”を見聞きしていたが、自分が住む町にもそうした現象に相似する現実が静かに進行している様にハッとさせられた。

住宅街だけではなく、炭鉱はなやかしき頃の商店街も空き家と空き地が目立っていたのでした。

生協設立は北九州を拠点に展開した後、北九州に通い、また、北九州・福岡・熊本の生協と事業連合が設立されたこともあって、‘88年以降、福岡に通い、我が町とは疎遠になっていました。そうした経過の中で、生まれた町の現実に我に返ったのは、40年ぶりと云えるのでした。

今、生まれ育った“まち”の現実を前にして、“主婦の力で、地域を変えよう”と呼びかけた原点にもう一度立ち返って、少しでも役に立てば、と思って、25歳の青年を市議にと頑張っているところです。

現実を変えるには、やっぱり、“地盤・カバン”のしがらみがない、“若い情熱とパワー”が必要です。

後日、良い報告が出来るようにガンバりたいと思っています。