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0478 ムラ社会好きのリーダーは日本にいらない! 猫家五六助 2013/06/18 01:50:49
 昨年から朝の情報番組や午後のワードショーを見ていて、首をかしげたくなる人たちがいます。それは安倍晋三、石原慎太郎、橋下徹、猪瀬直樹、そして渡邉恒雄と加藤良三の各氏です。
 前者4名は政界で自前の国家論や歴史観を主張して日本の外交を混乱させ、後者2名はプロ野球界で選手やファンをないがしろにする発言や態度を続けています。それでも、彼らは政界やプロ野球界でオピニオンリーダーを自負し、大きな発言力や権限を持つ地位にいる・・・こんな人たちが日本の、プロ野球界の行く末に影響を与えているのは危機的状況です。
 私は、彼らに共通するキーワードとして「ジコチュー(自己中心的)」「情実主義(親分・子分)」「ワンマン」「ディスコミニュケーション(相互不理解)」「特権意識」を見い出しました。そこに真意の「リーダー」は含まれません。
 真のリーダーとは、自分達のグループと交渉相手の話をよく聞き、最終的に自分の責任で決断し、自分達の主張を実現できる人だと思います。相手の話に聞く耳もたず、賛同しない者は大声で威嚇し、自分達ではなく「自分」の主張を実現する人を日本のリーダーにしたら、行く末は戦争です。そうなったとしても、責任をとらないのが前述した人たちでしょう。
 自分の発言に責任が持てるというならば、橋下徹氏。「民事裁判で勝つ」ディベート戦法で言葉をごまかし、つじつまの合わない主張を貫くアナタは、それで断念せざるをえなくなった米国行きのキャンセル料(約180万円)を支払いなさい。「国があるから国民がある」とばかり、改憲や国旗・国家の義務化を主張する平沢勝栄氏。アナタは憲法の精神と国民主権を勉強し直しなさい。都知事の立場をわきまえなかった石原慎太郎氏。外交の知恵で棚上げしていた尖閣諸島に軍事的緊張状態をつくったアナタは、数千億円の損害を出した中国の日系企業に賠償金を払いなさい。「卒業式で国歌斉唱したくなければ、クチパクすればいいのに」とのたまう猪瀬直樹氏。アナタは五輪候補地のプレゼンで五輪憲章をクチパクしなさい。
そして海外遊説中の、おぼっちゃま総理。アナタは次の地震で破綻する福島原発を直視してから、海外に原発を売り込んでよいか否か考えなさい、子供じゃないんだから!
 オレが一番!の村長と空気読んで横並びの好きな村人衆でまとまる、ムラ社会。国会ムラ、原子力ムラ、プロ野球ムラ、改憲ムラ・・・そんな輩に、憲法を問う資格などありません。
 私たちは惜しくも他界された、なだいなださんのように確固としたポリシーを持ち反骨精神あふれる政治家を応援し、「老人党」精神をかかげ続けましょう!