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0471 東京都教育委員会は総入替えじゃ! 猫家五六助 2013/04/24 13:08:54
 先日、フジTV系・朝の情報番組で「小2教師の暴言」騒動を特集していました。東京都調布市立小学校の50歳代女性教師が、昨年10月まで担任のクラス生徒に日々威圧的な暴言やイジメを誘うセリフを吐き、児童が腹痛・頭痛・登校拒否に陥っているとのこと。

 たまりかねた母親が子供の持ち物にボイスレコーダーを忍ばせ、これを証拠に学校へ抗議。その異常ぶりを認めた校長が市教育委員会へ報告。女性教師は今年3月まで校内で「校長先生預かり」の指導を受けました。

 「ダメな子は、やはりダメだね〜」「掃除が下手なのはお母さんが下手だからです」「悪いことした子は(クラスの)みんなに謝罪しなさい!」「バカ!(支度が)遅い!」「アナタのせいで皆が迷惑している」「(ダメな子は)給食を減らしてね。1人前もらわないで」・・・etc。小2相手に「よい大学、会社へ行けない」とか、中卒をバカにする発言も。

 そのヒステリックな暴言の数々をテレビ画面から聞くと、大人の私でも身震いします。小学2年生の児童にとって、絶対的強者の女性教師には恐怖と服従しかないでしょう。

 私も3人の子供の親として小学校・中学校に関わりました。実際に問題発言・行動をとる教師もいましたが、「お前たちは先生に勉強を教わる立場なのだ」と抑えました。小学校以前に親のしつけができていない子供も数多く見ました。しかし、この女性教師は酷すぎる!意見する保護者を捕まえて「不審者だ、出ていけ!」とも。

 保護者たちの訴えは決して「モンスターペアレント」ではありません。番組では女性教師を「東大卒のエリート教師」と紹介していましたが、それ以前に小学2年生に教えるべき資格・人格がありません。前任校では理科等の専門教科を教えていて評価が高かったそうですが、おそらく勉強だけできる「専門バカ」なのでしょう。

 ところが、その問題教師を4月から担任復帰させると学校側が保護者へ通知。当然、保護者達は猛反発し、行き場のなくなった問題教師は異例の「市教育委員会の預かり」で研修を続けることになりました。実はこの教師、前任の小学校でも同様の問題を起こし、校長指導の末にこの小学校へ転属してきたとの事。校長や市教委の「指導」「研修」では改善しない、この教師自身の性格なのは明らかです。

 そんな問題教師を市教委は都教委へ報告し処分を求めたわけですが、都教委の対応は「処分不要、現場で指導・研修するように」と。監督権は市教委にありながら人事権は都教委が握っている現状の弊害だそうです。その人事権は、件の「国旗起立・君が代斉唱」拒否者への処分に如何なく発揮されています。

 問題はなぜ、このような問題教師を都教委が直接指導しないのか、です。「国旗起立・君が代斉唱」拒否者へは処分とともに研修センターへ長期間カンヅメにし、繰り返し執拗な指導(矯正)を行うのに、子供たちの心を傷つける「成績優秀」な教師は現場へ丸投げして野放しにする。教えて育てる「教育」を軽視し、強いて御する「管理」に突き進む都教委は、石原都政の遺物です。新リーダーの猪瀬都知事、こんな輩を一掃してください!

 ところが、この猪瀬さん。今年度「国旗起立・君が代斉唱」拒否者への処分について記者からインタビューされると、こんな発言をしました。

@教育現場のルールを大人の教師が守れないのはおかしい。
A(君が代を)唄いたくなければ、「口パク」していればいいのに。

 ・・・ああ、猪瀬よ、お前もか!さすがは、作家同志のオトモダチ作戦。アナタのツイッターHN(ハンドルネーム)はブルータス・イノセにしてください。