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0444 リベラル勢力の結集を目指して 笹井明子 2012/10/15 22:05:27
脱原発、オスプレイ配備反対など、いま日本では多くの国民=主権者が自分達の暮らしの安全を守るために立ち上がり、明確な意思表示の行動を続けています。

一方、国民の信託により国政を司るものと「憲法」で役割が明確に規定されている政治家たちは、国民の声などどこふく風。連日マスコミによって取り沙汰されるのは、自民が政権をとるのか、民主・自民が連立するのか、あるいは維新の会とどう組むのかなど、右傾化した保守政党の勢力分布の話しばかりです。

これでは私たち国民は救われません。私たちの意識と政治との乖離は大きな失望を生んで、無力感と苛立ちが募るばかりです。

先日政治に近いところに居る知人と話しをした際に、『自民党的な政治を常に支持するコアな人たちは30%位存在する。だから投票率が下がれば、必然的にこうした勢力が大勢を占めることになる。しかし、40%〜60%の「支持政党なし」の多くは、「無関心層」ではなく、直接民主主義に近い行動で政治にコミットしているリベラルな人たちだ。こういう人たちが、よりマシな政党や政治家に投票することで投票率が上がれば、独裁的な政治状況や政治の暴走は止められる』という話になりました。

ということで、自分たちの思いと政治との余りのギャップに絶望感を抱いている皆さん、
今は正に正念場です。少なくとも政治に対し投げやりになるのは止めましょう。次の選挙で棄権をしたり、いい加減な選択をしたら、時代は大きく逆行し、取り返しのつかないことになります。

とはいえ、現状のままでは選びようが無いというのも事実です。国民の暮らしを本気で守る覚悟のリベラル政党は、私たちに選択肢を示せる、よりましな選挙が実現するように、小さな違いに拘泥せずに手を結び、早急に「オリーブの木」のような政党連合作りに本気で取り組むべきです。

遠からず訪れる衆院選に向けて、私たちは、直接民主主義的行動を粘り強く継続すると共に、リベラル勢力の結集を求めて、政治そのものに働きかけを強めていくことが今はなにより重要だと思います。