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0430 こんなんで、一体、何処へ、どんな社会に 蔵龍隠士 2012/07/10 06:05:17
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/311391
 西日本新聞・社説: 国会事故調報告 国民が抱く素直な思いだ (2012年7月6日) 
 http://naiic.go.jp/report/
 国会事故調: 報告書
 ・ダイジェスト版 ・要約版 ・本編  ・付録*  ・参考資料 ほか 

 昨年の東日本大震災、福島原発・人災を経て、これまでの日本、暮らし、政治の有り様、などなど、見直しが、市民、国民、個人個人の胸の内に、思いが、各様に醸成され、或いは、結晶化し、沈殿したりしているやもしれないと思う。
 脱原発、反原発、或いは、再稼働反対!撤回を求める、首相官邸を取り巻く声声、或いは、全国の街角での『再稼働反対!』『再稼働撤回!』の声も、聴く者によっては、或いは『音』に過ぎぬやもしれぬが、明らかにそうした大合唱がある。強い要求がある。生活を変えよう、仕組みを変えようとの強い思いが、ある。
 それは、大事にすべき声であり、運動だ。毎週金曜日に、繰り返されるなど、しかも、入れ替わり、立ち替わり、再現されるなど、かつてなかった。現場の、おまわりさんだって、その辺が、同じ市民として、理解できているのかもしれぬ。だが、つまらぬ行きがかりで、騒動を起こしたり、或いは、取締りの口実を与えたり、そういうことのないように、してほしいし、取締り当局も自重して欲しいもの。
 何故なら、今、岐路にあるのだから。変革の時だから。国会事故調・報告にあるように、「大惨事は防ぎ得た。それができなかった根本には、長きにわたる政官業の癒着がある。経済成長に伴う自信はやがて慢心、おごりに変わった。原子力関係者も例外ではない。無知と慢心があった」
 こういういびつな社会構造、長きにわたる政官業の癒着など、繰り返し、指摘され、縷縷言い古されてきた感があるほどであるが、一向に、変わる、改善される兆しがない侭、今、現在に至っている。そう言う意味で、我々の周りには、至る所に『(福島)原発』があり、いつ大災難が勃発、襲来があっても可笑しくない現実があるのではないか?それゆえに、市民による、個人による改革の息吹を無残に終わらせて欲しくないのだ。
 いよいよ、社会は、行き着くところに行き着いたのかもしれぬ。閉塞状況は、何も、永田町や霞ヶ関ばかりではない、のかもしれぬ。こういったことは、床屋談義で余りにも言い古されてきたところだった。そして、福島原発、3機爆発を、その後の周章狼狽を目にし、体験して、大方の人に、事態が理解、了解できたのでは。そして、遂に、皆々が、それぞれ声を上げた。
 惜しむらくは、これらの大勢の思い、声を纏め、力に変えるリーダーなり、党派が明確でないことであろう。残念ながら、既成政党には、或いは、今流行り?の橋下等・新党には、期待しない。なぜなら、それらの主張は、新しくなく、相変わらずの、改憲だったり、人権軽視だったり、後ろ向きだったりするからだ。
 我らの声を体現する大勢力は、未だ、姿を現していないけれども、あれ程、首相官邸周りだけでも、15万、20万のひとつの声が上がっている、全国各所でも、同様の声、要求が上がっている。しかも、これは氷山の一角!? これを見て、気にならないなら、政治家の素質はない、ともいえよう。
 きっと、現れてくれる、或いは、代弁しようとする者が、爪を研いていてくれると、信じて、更に声を挙げよう。そして、その内、その体現者が現れたなら、いろんな生活場面での要求、問題点を提示もしよう。もう、堪らないのだから。

 添付) こんなんで、一体、どんな社会、生活を実現しようというのか? 政官業には、問い質してみたい。下流(下層)社会は、気にしない?とでも。理想を求めない社会なんて??? いらない。
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120709/k10013456861000.html
 NHK: 国民年金 半数超年収100万円下回る
 http://web.city.kunisaki.oita.jp/siminkenko/nenkinhokenryou.jsp
 国民年金保険料