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0327 Re: 護憲コラム せっちゃん 2010/09/02-04:28:02
現場からの報告−「<青春>しています!」
すでに、「百歳を超えた行方不明の問題が提起したもの」について、マスコミは問題の本質を掘り下げていくということから、「戸籍上の高齢記録探検への興味喚起」に問題を移行させたようです。しかし、百歳を超えた行方不明者の存在に内在する「家族の絆の崩壊と生活困窮状況の深化の二重性がこの日本社会の病理としてその解決が求められていることから目をそらすことは出来ない」と心が痛んだ人々は多くいらしゃるハズだと受け止めています。
さて、<高齢化社会の到来>が現実となる中で、そうした社会が、あたかも「世代間の負担の不平等性と伴う社会保障費の税負担問題へと収斂されていく状況が、マスコミ及び専門家と称するマスコミ識者に喧伝されて世論形成が図られ、国家的政治意志としての<消費税増税>に収斂される」というパターンが定着させられてきました。そして、「<誰が猫に鈴をつけるのか>を<政党>間の優劣に転嫁させられてきた現象」が、今再び「あたかも<国家意志>の選択(と偽装され)」としてTVに映し出されていると云えます。がしかし、この20年間、なかんずく、この10年を経過する中で、「年間の自殺者が年3万人を超える社会状況が定着し(させられ)、所謂、格差社会現象としてのホームレス状況の若年化、そして、高齢及び精神的疾患を伴う刑期満了後の<生き場>を許されない累犯者の増大」という日本の社会的・政治的病理現象に対して「<人生色々>と<自己責任>を謳歌してマスコミの寵児化される<国家意志>」という日本社会の政治的病理」の相乗現象が、「明治・大正・昭和・平成の時代を生き、そして、大戦間及び大戦期とその後の厳しい状況を乗り越えて家族を築き、支え、そして、今日の日本の礎となってきたその終末を<行方不明>と<白骨化>の百歳」として私たちに問うていると云え、ホームレスの現場、一人でも多くの<累犯>状況からの脱出支援の現場、そして、崩壊してきた<地縁>状況の中で、独居高齢者への見守りに汗を流す公民館・町内会の現場で立ちすくみながら、それぞれの現場を担う若者や<老齢世代の青春者>の仲間に囲まれ、励まされながら、<その問い>に青春していきたいと思っています。