呼出完了
0311 支持率なんて気にしないでまともな政策を 鈴木建三 2010/05/17-22:34:30
 この頃の新聞は、タレントのファン投票みたいにやたら政府の支持率なんていうのを書き立てているが、自分たちの判然した意見は書いたこともない。しかも支持率なんていうものは、大変当てにならないし、困ったものである。
 その証拠は、小泉、竹中たちが、アメリカさんのいうことをひたすらウノミにして、そのことは黙ってホラをふきまくった時の支持率は、多分八十%ぐらいまで行ったであろうことである。
 
 ところが、そうやって人を騙せば支持率なんていくらでも上げられるが、その結果の日本の現状は、グローバリズム、エトセトラなどのおかげで、財政的には滅茶苦茶だし、労働者は非正規雇用万歳のおかげで、首の切られっぱなしである。

 この結果、完全に行き詰まった自民党の後始末をする羽目になったのが、あまり変わり映えのしない民主党なのだから、ことは楽天的な国民のお気に召すようにうまくいくはずはない。
 したがって、内政的にはこの小泉路線の悪結果を諸に受け、外交的には日本国中どこも引き受けたくないアメリカ軍の基地をどうしようもなく、どたばたしているのが現状である。
 
 これに対して言えることは、内政的には政府は、変な児童手当などという、働かなくてもお金の降ってくるような、目先だけ甘い政策は止めて、大資本にサービスする替わりに、働いて生活に必要なお金を稼げるようにする政策を地道にやり、外交的には、憲法違反の抑止力なんて妙なものは要らないから、アメリカさんに帰ってもらい、田母神みたいな連中を育成している自衛隊を止めることである。
 あの戦争好きなアメリカが、今の外国への侵略を自衛だと思っているのだから、日本が完全に軍備をなくしたらそのほうがよほど、外国から侵略される危険は減るのである。
 この点については、いずれ詳しく説明しよう。