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0243 Re: 護憲コラム せっちゃん 2009/03/31-09:27:16
小沢党首秘書逮捕劇に思う
今回の小沢秘書逮捕劇は、「かんぽの宿騒動」から「郵政民営化の背景にあった問題」へと本丸(郵政民営化はブッシュ政権=アメリカの保険業界の強い要求とその背後にうごめいた政商)があぶりだされかねない丁度その時に降って湧いたようなタイミングであったように思えてならないのです。そしてこの郵政民営化劇(=小泉・竹中の主演)は、マスコミ界挙げてのフィーバーによって舞台でのわき役で踊ったのは、国民であり、その国民の夢のあとに残ったのは昨年末の“派遣村現象”に他ならなかったというおまけまでついて現在にいたっているというその歴史的な郵政民営化劇のシナリオが明らかにされようとしはじめたまさにその時に降って湧いたと云えます。
 また、この逮捕劇は、従来までは、「政治資金規正法の細目違反」として、「修正申告で可」レベルのものだったものを検察の恣意性で、「逮捕」した上で、マスコミに捜査情報もどきを意図的にリークし、報道を通して、あたかも「贈収賄事件」であるかの様にフレームアップしていき、国民の関心を政権交代から政治不信=自公政権維持の方向へと向かわせているかのようにしか見えないのはどうしてだろうか。そして、9月任期の衆議院総選挙へ向かう地方選挙が開始される丁度その時に・・・そして、その先に・・・!柳の下にドジョウが二匹・・・!か。
 勿論、微罪とは言え、糺さなければならない問題ではあるけれども、「検察という国家権力の恣意性にマスコミが乗り、国民の情念に一つの方向性を創り出していくということ」は、戦前の総動員状況に相似する現象を思わざるを得ないのは私の偏見とは思われないのです。そして、マスコミのこの乗り様は、あぶりだされよとする小泉劇場を創り出した自らの責任回避劇の演出でもあると思うのはうがちすぎなのだろうか。(勿論、国家総動員法へ至る道は権力とマスコミとの関係のありよう抜きには!ですよ。先程、千葉の選挙で自民が勝ったとのニュースが・・!)