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0204 ナオミ・クラインの“ショックドクトリン”に触れて 蔵龍隠士 2008/06/30-08:45:51
 http://jp.youtube.com/watch?v=UgiDiZYVub0&eurl=http://nikoryuu.blog18.fc2.com/blog-entry-161.html
 You Tube: 恐怖を利用した「経済改革」-ナオミ・クラインが語る Part1of4

 “ショックドクトリン”:市場至上主義を貫徹する最善の時期と方法は、大きなショックの後だと説きます。
 そのショックは、経済の崩壊でも、天災でも、テロでも、戦争でもいい。
 肝心なのは、そのショックで、社会全体の抵抗力が弱まる点です。人々が混乱して自分を見失った一瞬のすきを衝いて、「経済のショック療法」が強引に行われます。
 国家の極端な改造を一気に全部やるのです。
 ソ連崩壊後のロシアの改革や、イラク侵略後、ブレマー代表が試みたようにね。
 危機状況を利用したのは、現代の右翼だけではありません。危機を利用するという考えはこの思想に特有のものではなく…(以上、字幕抜書き)

 You Tubeで、これに初めて遭遇してから、色んな方面に思いが走ります。
 単に、「大変なショック(例えば、バブル崩壊)のために、人々が混乱して、社会全体の抵抗力が弱まって」、普通であれば受容れない“痛みを伴う改革”或いは超低金利、或いは又格差社会(下位の身分創設=不平等社会)へと追い込まれたのではなかったかと。
 近頃問題の年金不払い(国民の年金受給権を奪う)は、戦中・戦後からの問題(露見・周知されなかっただけ)で、予め計画したことであり、これとは関係ないなとか思ってしまった。
 また、経済問題とは離れるが、例の「9・11テロ」からアフガン戦争(米・軍産複合体の兵器展示ショー)・米国民の戦争熱=普通であればありえなかった、もそうだったのだろう。イラク戦争へと雪崩を打って、突き進んだ。大義の有無の検討もいい加減に。米議会など、その専権であった開戦の特権まであのブッシュ大統領に与えたのだった。
 あっちはあっちで、過ち(大量破壊・大量殺戮)を繰り返さないため、きちんと反省をして貰いたい。
 さて、国内問題に戻ろう。
 過去(過ち乃至ショックによって結果された)を洗いざらい、国民の前に明らかにするため、政権交代は不可欠だ。
 昨日から、持ち上がった「(特別会計)埋蔵金10〜15兆円がある」との政権党の話にしても、第三者が確かめてみなければ、実態は掴めない。おまけに、政府や政権党には、これまでそんな了見は一切なかった。
 そうそう、政府筋からの「このままいけば、社会保障費の負担で日本経済は沈没」かの如き言説もあったが、正気を取り戻して、これも確かめなければ。
  http://jp.youtube.com/watch?v=gh52Jppirho&eurl=http://nikoryuu.blog18.fc2.com/blog-entry-170.html
  後期高齢者医療制度(社会保障給付費の国際比較とは)
 こういう、実は「日本は、医療小国」との指摘もあるのだ。
 我々は、バブル崩壊だか、格差社会だか、小泉改革だかのショックに、(われを忘れ)脅えることなく、事実を直視し、立ち向かわなければならないのではないか。
 経済界首脳がなんと言おうが、欺こうが、真実と同胞へのシンパシー、そして将来を含めたイマジネーションを働かし、難儀・難問を解決・打破していこう。
 アジアの未来も、案外、明るいかもしれない…とも、冷静に期待しよう。監視しよう。

☆ご参考: ※キーワード「ナオミ・クライン」
  http://easyform.net/bn/Fr.exe?Parm=kp!P0036A
 『護憲+』 資料館 (キーワード検索画面)


 怱 々