| 安倍寛という人を知っていますか？
おもしろいキャラクターを持った俳優でもなく、「北斗の拳」とも関係ありません。
現在の日本の首相である安倍晋三が何故かあまり語ろうとしない、彼の父方の祖父です。
フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』によると「安倍寛（あべ かん、1894年 - 1946年1月30日）は、日本の政治家。元衆議院議員。 大政党の金権腐敗を糾弾するなど、清廉潔白な人物として知られた。大変に人気が高く、「今松陰」「昭和の吉田松陰」と呼ばれていたという。いわゆる“ハト派”であり、第二次世界大戦中の1942年の翼賛選挙に際しても非推薦で出馬当選した。戦後第一回の総選挙に向けて準備していたが、直前に心臓麻痺で急死した。」とあります。
安倍家は江戸時代、代々大庄屋を務め酒と醤油の醸造を営み地元の名門として知られた豪家だったようですが、寛がどのような事情で政治家を目指したのか不勉強で私にはまだわかりません。
母親の刷り込みもあるかもしれませんが、晋三が母方の祖父を誇りにし、父方の祖父について語りたがらない理由が、寛という人の考え方や行動に秘められているような気がしてなりません。
ですから、安倍寛という人についてもっと調べてみたいと思います。
ちなみに、寛は息子に尊敬する高杉晋作から１字もらい晋太郎と名付けました。
晋太郎の息子の名は、長男が二人の祖父の名から寛信（実業家らしいです。）、次男が晋三、三男が岸家に養子に行った信夫（参議院議員）で、寛の思いが込められた「晋」の文字を受け継いだのが晋三であるというのは皮肉なものです。
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