| テレビ考
現代社会ではテレビは欠かせない情報伝達元に成っています。 善し悪しは別として日本国中の色々な情報が瞬時に全国に伝わる。内容によっては、同じ映像をしつこく流している感じの悪い処もありますが情報の伝達にはもってこいの器機なのです。 むかしテレビの無い時代は、ラジオと新聞が情報の伝達手段でした、ラジオのない家庭が結構あったので、どうしても時のズレ、映像報道などの遅れは仕方がないことでした。ですから現代のTVやインターネットの時代は実に便利になったものだと昔人間はそう思っています。 しかし、社会の変革と云うか操作は、テレビの初期から現在まで見ていた人間には、テレビが関係したとしか思えないことが多々あります。 古い話ですが、ミニスカートやだっこちゃん。トイレットペーパー騒ぎなどはテレビか有ったからこそ、あのように早く日本国中に流行り直ぐに全国に広まり個性のない国家になりました。
処が昨今このテレビで異変が起きています。伝達情報がアナログからデジタルにかわりディスプレーも解像度の良い液晶やハイビジョンの大型画面。サッカーのワールドカップ前に各電気店の売り込み攻勢が激しく成っています。 考えてみましょう。現在各家庭に何台のテレビがあるのでしようか。そのテレビをデジタルに買い替えると幾らのお金が必要でしょう。 現在、預金のない家庭が四分の一程居ると言うことですが、此れ等の階級の人々は絶対デジタルのTVには手を出せません。 我が家には3台のTVがあります。電気店は完全デジタルになると現在の受信機にはチューナーを付けなければ見えなく高額だといっています。 此処で私の偏屈魂が頭を持ち上げ、「よし完全にデジタル放送になるまで、テレビを買い替えない」 と決めました。 2011年7月のアナログ放送終了まで意地でも元気で生きてやろー。
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