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0077 皇族の人権 千葉の菊 2006/02/20-00:47:15
最近皇位について女系の継承を認めるかどうかという議論が盛んにありました。(秋篠宮夫妻の「逆襲」により水がかけられましたが・・・)
いずれにしろこの議論は「天皇制をいかに守るか」という観点からのみなされたと言ってよいでしょう。
不勉強で、私は皇族の人権がどのような法規で定められているか知りませんが、選挙権、言論の自由、職業の自由といったことが認められていない人が「民主憲法」の第1条で規定されていることに違和感を覚えます。(憲法では天皇の役割のみが定められ、天皇(皇族)の人権については触れられていませんが・・・)
現在の皇族の状況というのは、あるいは慣例による「暗黙の了解」というものなのでしょうか。
私は彼らに「ひとりの人格を持った人間」として生きてもらうためにも「生まれながらの特別な存在」はあるべきではないと考えます。
そのために皇室典範を今のまま維持し、皇位継承者が絶えて「天皇制」が自然消滅するのを待つのが、平穏な手段でよいかなとも思います。(少なくとも「血統がどうのと天皇家の人々をまるで馬や犬と同じように考え、「天皇の権威」を利用して自分たちの権力を維持しようと目論む連中ほど「不敬」ではないでしょう。)
あるいは江戸時代のように、政治に利用されない「首都」と離れた京都で「文化財」としてゆったりと暮らしていただき、自分たちのやり方で「家」を守ってもらうのが、私たちにとっても彼らにとっても一番幸せかも知れません。