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0052 未来現在形「全野党・共闘会議・結成宣言」 ウミサチヒコ 2005/08/23-11:01:05
2005年9月11日の日本の総選挙の結果は、民主・共産・社民の野党勢力が比例区部分の総得票数で自民・公明・国民新党・新党日本の与党連合を上回ったにも関わらず、またもや政権交代はならなかった。国民の自民党政治に対する危惧・怒りは、小選挙区制度の弊害とともに野党の足並みの乱れにより、国政選挙にまたもや反映されなかったのである。

国会の首班指名では小泉氏が指名され、再び総理となった。日本のマスコミは自民党総裁としての任期が切れる来年秋以降も小泉氏が政権を続投する可能性を吹聴しているが、これは「死に体」を警戒してのことであろう。次期総理は安倍氏となる可能性が高い。安倍氏は、すでにアメリカ・ネオコングループの意を呈して日本の政権を運営する決意を固めている。日本の政治はアメリカのコントロールのもと、ますます強権的な度合いを深めて行くに違いない。

私たち日本の人民はこうした政治状況を覆す手段を持たないのだろうか?私はここで、全野党共闘会議の結成を呼びかける。無党派国民の主導で民主・共産・社民の全野党を結束させ、来年の秋以降に予想される総選挙で、現職総理の選挙区で野党統一の対立候補を立て、これを勝利に導く。私たちは理不尽な小選挙区制度を逆手にとり、次回こそは現職総理を落選させることにより、国民の自民党政治に対する怒りがどれほどのものであるか全国民に知らしめる。そして日本の政治がいかなる組み合わせで、いかに変革(政権交代)させなければならないのか、そのモデルケースを指し示す。総理の選挙区に限らず、あらゆる可能性のある選挙区で野党共闘の実現をめざす。現職総理お膝元選挙区で全野党統一候補を擁立しよう。予備選挙を実施して必勝を期そう。