| 毎回護憲や戦争反対に付いて書いていましたが、今回は角度を変えたものを書いてみます。
先日，私鉄各社が女性専用列車を整備する様な事が載っていました。
男女同権は当たり前です。また男性として社内で痴漢行為をする男は許しておけません。しかし反面痴漢と間違えられた男性も居る事も確かです。これは痴漢と間違えられそうに成った私の経験から，男性として角度変えて考えると女性専用列車が有っても良いのかなとも思っています。
しかし一つ考えさせられる事が有りました。家内は心臓の弁置換をして一級の身体障害者なので、定期的に国立循環器に通って健康管理をしています。通常は見た目は元気な方と変わらないのですが、弁置換をして13年も成ると衰えてまいります。何時も遠方の国立循環器に行くには早朝の通勤時に電車に乗らなくては成ません。妊婦・老人・障害者専用席が有っても其処に座っている方の意思で席を譲ってもらわなければ座れません。
たまたまある時、心臓不調で可成り辛そうでしたので、隣の女子専用列車は空いていましたので乗ろうとしましたが，男の私が一緒に乗るわけもいかず、家内も一人で乗るのは不安がりますので、途中下車してタクシーを使いました。高額ですが仕方が有りません。
障害者の専用の席が有っても満員電車では席を譲ってはもらえません。今でも家内は女性専用列車が有って年寄りや病人、障害者専用の列車がないのが不思議だとぼやいていますが、健常者社会では私の様な経験はしませんから気が付かないのが当たり前なのでしょう。
これは政治社会にも言える事ですが，障害・貧乏・飢え・等社会の底辺を知らない政治家が、心のあるきめの細かい政治は出来ないと思いました。
日本社会の構造の歪みを感じている今日この頃です。
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