| 戦争体験記と云っても私は実際に戦闘を経験した事は無いので、其の事は終戦直後に復員した職場の先輩に聞くだけで実態については無体験なので書けません。
それと同じ様に、私が戦時中の事を話しても、戦後生まれ飽食で自由奔放に育った人々は全く経験のない話を聞くのですから、此の事を伝える事は至難です。ですから戦争体験記は、戦争を経験した人々にしか伝わらないのが現状だとつくづく感じています。
憲法改正反対や軍隊、戦争に反対している方々でも、戦争体験者の反対論と体験されていない方々とは何処か温度差を感じていています。
今後は軍隊がなければ国民を守れないと云う、政治家の真しやかな発言は如何に国民を騙す言葉か。過去、沖縄や満州では戦闘中には一般人は却って邪魔に成り、守るどころか、自決を強要され守って貰えなかった事をどう伝えるかが課題の様な気がしています。しかし自由奔放に育った現代人には、一度経験して貰わなければ判らないだろうと思うと。理想と現実の違いの差が大きすぎると感じています。
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