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0014 非「競争原理」 千葉の菊 2004/11/22-04:22:10
私は非「競争原理」論者です。「競争原理」は少数の「勝者」が大多数の「敗者」を支配する理由付けにすぎません。必要なのは「相互扶助」です。
まず、なにを持って「上位」とするかという定義をしなければ「競争」にならないのですが、人の行為を比較するとき「質」の違うものを同質のものの比較で用いる「数量」では表せませんよね。つまり人の行為に「競争」なんてあり得ないと私は考えています。
人は何故「平等」かというと、一人一人が「質的」に違うので、数量で比較することができないからだと私は考えています。「平等」を数量的な意味で使おうとするから「変な方向」になるんではないでしょうか。
私が「競争原理」を嫌うのは「競争」というのはある特定の価値観に基づいてしかできないからです。つまり「競争原理」と言うとき「ある特定の価値観の押しつけ」をどうしても感じてしまうのです。「みんなちがって、みんないい」こそたいせつな「原理」です。