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0010 教育基本法改正と憲法改正 流水 2004/10/24-23:57:06
教育基本法改正が日程に上っています。周知のように、現行の教育基本法は、新憲法の理念にもとづいて作られています。
基本法前文に「われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性豊かな文化の創造を目指す教育を普及徹底しなければならない。ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。 」と述べられています。
この一事をもってしても、教育基本法改正と憲法改正がいかに連動しているかは一目瞭然なのです。
戦後教育の歴史は、教育基本法の理念の骨抜きの歴史だったと断言できます。これも、戦後自民党政治が憲法の骨抜きの歴史だったことと、見事に連動しています。
教育の国家統制を狙う文教政策の最後の仕上げが、教育基本法改正である、と考えれば、憲法改正は民衆の国家統制を狙う勢力の最後の仕上げであるということなのです。
その意味で、教育基本法改正阻止が憲法改正阻止につながるのです。ぜひ、教育基本法改正阻止の声をあげましょう。