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0005 もしも全世界で話が通じたら 宮天狗 2004/09/20-05:29:05
  悠久の時の流れの中に恵まれたかけがえのないたまゆらの命。このはかなくも貴重な営みを互いに奪い合う残酷で痛ましい所業はなにゆえに起きるのか?バートランド・ラッセルも指摘したように「相手が何をするか分からない恐怖に駆られての衝動」によることが多いようです。しかし言葉の壁がなくなれば人々の往来は今よりもずっと繁くなり相互理解も一段と深まるに違いありません。
魔法の杖は1887年ポーランドの医師ザメンホフの発明したエスペラントです。彼がユダヤ人であること、インターナショナルとの関連を疑われて戦時中弾圧されたこともありましたが、母音は日本語と同じくAIUEOで子音も一字一音、単語はヨーロッパ各国から取り入れているとはいえ、品詞が語尾で区別されアクセントの位置も決まっているから、私のような外国語音痴でも分かりやすい。民族の伝統文化を尊重し中立公平な国際共通語エスペラントを全世界に普及して、どこに行っても言葉が通じる。そんな21世紀の夢を見ています。