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  憲法を考える(第十三期)
笹井明子    −    2015/08/01 02:32:27
憲法の原理と意義を確認し、政治の動きを憲法に照らして検証する。自民党新憲法草案の危険性を明らかにする。
0001 憲法を考える(第十三期)  笹井明子 08/01 02:32
 
安倍政権は、2014年7月1日に「集団的自衛権の行使容認」を「閣議決定」。「憲法9条:戦争放棄」を骨抜きにする「安保関連法案」を7月16日に衆議院で強行採決しました。

こうした状況下、私たちは憲法の原理と意義を再確認し、政治の動きを憲法に照らして検証・批判する作業を、より一層積極的にしていく必要があります。

また、「解釈改憲」のゴールとされる「自民党新憲法草案」は、「国家」を「国民」の上に置き、「憲法」を従来の「国民が国に命令するもの」から「国家が国民に命令」するものへと、その位置づけを逆転させようとしています。
更に、「非常時」との条件つきながら、国民の人権を制限する権限を総理大臣に与えるなど、民主主義国家とは思えない内容も含んでいます。
こうした「自民党新憲法草案」とそれが示す自民党の望む「国家像」の危険性も、ここで明らかにしていきたいと思います。  
 
0002 「新9条」の提案について 笹井明子 11/12 09:19
 
『「新9条」相次ぐ提案 憲法論議に第三の視点

戦争放棄などをうたう憲法9条を、新たな姿にしようという提案が相次いでいる。米軍基地や自衛隊のあり方を見直して条文に反映し、平和主義の理念をより進めようとする考え方だ。憲法や安全保障を取り巻く状況の変化が影響しているようだ。・・・』

11/10朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/DA3S12058545.html

最近、今井一さん、想田和弘さん、伊勢崎賢治さんなどが「新9条」の提案をして若干の波紋が広がりましたが、ここにきて「9条は変えない方が望ましい」としてきた加藤典洋さんも改正案を提起したと朝日新聞が報じています。

この「新9条」の提案に対する「9条護憲派」からの反応は、概ね否定的なようです。その典型は、今日(11/11)の東京新聞「本音のコラム」の斎藤美奈子さんの「敵に送る塩?」の文にも見られます。曰く、

『ま、議論だけなら、いくらでもおやりになればいい。だけど私が官邸の関係者なら「しめしめ」と思いますね。・・・「だな。改憲OKの気分がまず必要だからな」』
『「みなさまロマンチストだなあ」の思いも禁じえない。現行の条文でも「地球の裏側まで自衛隊を派遣できる」と解釈する人たちだ。条文を変えたら、おとなしく従うってか。』
『このタイミングで、あの政権下で、改憲論を出す。彼らはウハウハである。「あとは新九条論者と護憲論者の対立を煽るだけですよ、総理」「だな・・・」』

要約すれば、@自民党による改憲への道筋作りとなる。 A「9条」に具体的な歯止めを入れても、自民党政府の暴走の歯止めにはならない。 B自民党憲法草案NOの人たちを二分し、自民党憲法案賛成が最大多数に成る結果を生む。以上の3点が主たる問題のようです。

一方、伊勢崎さんは、10日のツイッターで、
  
『国家が主語の「武力の行使」が、自衛隊員が主語の「武器の使用」に背負わせてきた歴史的矛盾。「戦後70年間一発も撃っていない」のは自衛隊員。でも、この言い回しで、9条下でも「特措法」で集団的自衛権の行使(=戦争)をしてきた事実がスルーされる。』
『戦後70年間自衛隊は一発も撃ってこなかったけど、これはホント現場の自衛隊員の自制のたまもので、国際法から見ると9条下の日本は今までずっと戦争してきた。そして、これからも。』

と呟き、現に戦争・紛争の現場に送られている自衛隊員の存在(命、人権)にキチンと向き合うことなく「9条護憲」を言うことの欺瞞を指摘しています。

私自身にとって「憲法9条」は自分のアイデンティティと重なる重い存在であり、長年にわたり「9条ありき」の国の在り方を模索してきたこともあって、そう簡単に「新9条」の提案に乗り換えることはできません。

しかしその一方で、国民=主権者が国の在り方を選択する機会としての「国民投票」自体は、民主主義の重要なツールのひとつだと考えています。そのことと、伊勢崎さんらの「自衛隊がおかれている現実と現憲法の矛盾」の重要な指摘から、「新9条」については、否定要因のバリアを張ることなく、まずは提案者に真剣に寄り添って、自分の考えを深めていきたいと思います。

同時に、憲法の「平和の理念」を手放すわけにはいかないと思う幅広い人たちが集い、「新9条」の提案をひとつの叩き台として、この国の在り方を考え、議論を深め、叡智を結集する、未来に繋がる継続的な場が構築されることを願っています。

(※「護憲+」メンバーの皆さんがどのようにお考えか、率直な意見交換ができればと願っています。どんな観点でも結構ですので、是非ご意見をお寄せ下さい。)
 
0003 >「新9条」の提案について tetsujinn 11/12 11:47
 
「新9条」を提案されている方たちの言い分は尤もだと考えますが、私はいつものことながら現時点では賛成できません。
(斎藤美奈子さんの「敵に送る塩?」の文に同感です)

国民主権や立憲主義を理解していない勢力(日本会議など)が牛耳っている現在の日本の政治情勢を冷静に判断すると、
「新9条」の提案をまともに議論できる状況とはとても考えられません。
日本国民全体を見渡しても怪しいものと見ていて、より危険な方向に誘導されると思います。
少なくとも、互角に戦える勢力分野を確保できてから、大いに冷静に議論すべきテーマだと考えます。
市民運動の悪い癖で、細部の正論のぶつけ合いで分裂し、結局はしたたかな権力者との戦いに敗れる去る歴史を繰返してはいけません。

とは言え現在の民主党などのように主義主張の異なる勢力が党名だけ一つで施策は真逆という曖昧な勢力は、すっきりと別れて透明にした方が良い。
それで勢力が減っても現実は受け入れるしかなく、理想を求める勢力を拡げる努力を続けるしかありません。

>・・・・・私自身にとって「憲法9条」は自分のアイデンティティと重なる重い存在であり、長年にわたり「9条ありき」の国の在り方を模索してきたこともあって、そう簡単に「新9条」の提案に乗り換えることはできません。しかしその一方で、国民=主権者が国の在り方を選択する機会としての「国民投票」自体は、民主主義の重要なツールのひとつだと考えています。そのことと、伊勢崎さんらの「自衛隊がおかれている現実と現憲法の矛盾」の重要な指摘から、「新9条」については、否定要因のバリアを張ることなく、まずは提案者に真剣に寄り添って、自分の考えを深めていきたいと思います。同時に、憲法の「平和の理念」を手放すわけにはいかないと思う幅広い人たちが集い、「新9条」の提案をひとつの叩き台として、この国の在り方を考え、議論を深め、叡智を結集する、未来に繋がる継続的な場が構築されることを願っています。(※「護憲+」メンバーの皆さんがどのようにお考えか、率直な意見交換ができればと願っています。どんな観点でも結構ですので、是非ご意見をお寄せ下さい。)
 
0004 >「新9条」の提案について:「先の戦争の記憶」と「今の国際情勢のリアリズム」 笹井明子 11/14 14:09
 
「護憲+」ブログに時々コメントを寄せてくださっている‘おとなのおやつ’さんが、「新9条」の提案に関連して、現在の「憲法9条」への思いをコメントしてくださっています。

ここで語られていることは、現在の憲法を、先の戦争との繋がりで受け止め、平和を守る大切さとそれを伝える責務を痛感している、私を含む戦争の記憶に近いところに居る世代共通の捉え方として、心から共感しました。本人のご了解をいただきましたので、ここにご紹介させていただきます。

一方、「新9条」の提案者は、皆さん「あの戦争」の記憶から少し離れた世代で、現在の国際情勢のリアリズムの中で「平和主義」をどう貫くかを、真剣に、真摯に考え、提言していることが感じられます。

「先の戦争の記憶」から「現在の国際情勢のリアリズム」へ、相互理解の中で、平和の理念がより豊かに息づく社会、より確かなものとして生かされる政治に向かって、今、世代を超えて、その一歩を踏み出す輪が生まれたら、本当に嬉しいのですが、、、。

===(以下、‘おとなのおやつ’さんコメント11/12)===

第二次世界大戦のことなどを振り返ってみても、日本人の場合、外へ出て外国と戦うときは大変な代償を払う結果になりがちだと思います。四方を海に囲まれ外との付き合いに慣れていない国民たちの国は、自信過剰になってみたり、他国との共存のこころが不器用だったり。
 憲法9条、戦争の放棄は、そんな日本人一人一人にくまなくその政治精神に良い支柱を確立して、70年間他国の人の血を流すことなく、経済を発展させ、ノーベル賞にも続々と輝き、スポーツ、音楽、クラシックバレーなどでも若い人たちが堂々と世界の舞台で活躍している…
 「憲法9条」は、国の支柱の文として、どかんと据えておくのが賢いのではと。そして、それに外れる現実が政治に現れたときは、その支柱を念頭に入れ、皆で知恵を出して問題を解決してゆく…。
====
 
0005 Re: 憲法を考える(第十三期)  名無しの探偵 11/17 11:07
 
新「9条」の提案の是非
 
先週のコラムで護憲と改憲の問題を取り上げた。改憲論に踏み出したからと言って、新「9条」提案に賛同する立場ではない。
先週のコラムで言いたかったことは、憲法を改正することになった場合でも、憲法の「憲法」と言われる部分(いわゆる根本規範)は変えることはできないということである。憲法制定権力と言われる憲法制定議会(戦後に憲法を制定した国会)が制定した憲法典の基本的価値;理念である「基本的人権の尊重、国民主権、平和主義、具体的には13条以下、1条、9条など、これらは改正して無くすことはできない部分である。この場合、憲法制定権力がなぜ未来の議会と国民を拘束することができるのかという問題があるが、
ここでは論じない。
新「9条」提案にしても結局は安倍政権と同じ理由つまり現在の国際情勢や
自衛隊員の生命と安全の確保などに立っていることは明らかである。
現在の9条の元でも個別的自衛権と自衛隊の存在は解釈でも容認できるのであり、改正の必要はない。「戦力の不保持」と自衛権は両立可能である。
 
0006 ‘あぶない’「自民党憲法改正草案」のおさらい  笹井明子 02/06 15:22
 
このところ衆院予算委員会で安倍首相が「9条改憲」に踏み込んで発言する場面が目立っています。

「憲法学者の7割が自衛隊の存在に憲法違反の恐れがある」「(だから改憲で)自衛隊に疑いを持っている状況をなくすべきだ」という、手前勝手なアベコベ論法には、さすがに「ならば『9割が違憲』とする安保法を撤回せよ」の反論が出ていますが、5日には、9条2項に自衛権を明記した「自民党憲法改正草案」について、安倍首相は「我が党の考え方だ。当然、私も総裁として同じ考え方だ」と答えています。

2012年4月に纏められた「自民党憲法改正草案」が発表されたとき、全体を覆う戦前回帰のトーンに批判が湧きあがり、一時は自民党も改憲論議を封印したかにみえました。

しかし、安保法案強行採決後も支持率は下がらず、参院選に勝てそうだとの感触を持ったのか、ここに来て安倍総理は俄然強気に本音をぶち上げています。

ということで、第二次安倍政権発足当時に立ち返って、「自民党憲法改正草案」の問題点・その危なさについて、再度おさらいし、広く認識を共有したいと思います。

まずは2013年当時にも紹介したことのある、YouTubeの紹介から。

「あぶない憲法のはなし」−自民党憲法改憲草案を読む−(小森陽一氏解説)
http://www.youtube.com/watch?v=Qlteyva6ya4

約27分の作品の中に大事なことが分かりやすくコンパクトに纏められていて、これを見ると、当初から9条改憲だけでなく、非常事態法など個人の権利の制限に対する並々ならぬ意欲が脈々と流れ、自民党の描く国の設計図=「自民党憲法改正草案」に沿った国家像を実現すべく、手続きの前後や正当性などお構いなしに、国会審議を進めているのが分かります。

そういう意味からも、自民党の荒っぽい国会運営について私たちはもっと敏感になるべきだし、来る参院選も、私たちの国の行方が掛かっているという視点で、真剣に考えていく必要があることを肝に銘じたいと思います。

なお、現憲法と自民党草案の対照表・自民党憲法改正草案(全文)は以下で見ることができます。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf 
 
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