護憲+ 第2期 ホームページ   非公開掲示板   ドキュメント用BBS   [投稿規定]   護憲+掲示板過去ログ(1) 護憲+掲示板過去ログ(2) 護憲+掲示板過去ログ(3) 護憲+掲示板過去ログ(4) 護憲+掲示板過去ログ(5) 護憲+掲示板過去ログ(6) 護憲+掲示板過去ログ(7) 護憲+掲示板過去ログ(8) 護憲+掲示板過去ログ(9) 護憲+掲示板過去ログ(10)

護憲+ 公開用BBS

  [新規スレッド作成]   [スレッド一覧]   [▼ラスト]   [リロード]   [記事検索]   [利用の手引き]   [大文字画面]    

⇒ 新着スレッド(10件)     (月/日) 【連絡事項】 蔵龍隠士10/16 16:40
今日のトピックス (第十三期)07/31 23:25 老人党から緊急のお知らせ07/24 11:16
マスコミ報道を批評する(第十三期)07/31 21:04 イベントの紹介(第十三期) 07/22 13:10
新聞記事などの紹介(第十三期) 07/30 17:15 どんぺりを飲みながら(第十三期) 07/03 09:53
メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと(第十三期)07/28 00:18 憲法を考える(第十三期) 02/06 15:22
コラムの感想(第十三期) 07/27 22:13 明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術(第十三期10/18 10:00
  メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと(第十三期)
笹井明子    −    2015/08/01 02:01:05
既存のスレッドに当てはまらない「つぶやき」を投稿する場です。普段発言をしていないメンバーも、夫々の都合に合わせて「護憲+デイ」を決めて、「毎日いちどは」「毎週いちどは」「毎月いちどは」投稿しましょう!
0065 Re;ファッショ政権下のメデイア雑考!  猫家五六助 07/28 00:18
 
0063;流水さん。
 今回の参院選期間、私も「選挙報道が少ない!」と感じていました。おそらく、自民党幹部のマスメディアへの根回しによるものでしょう。過日あった、高市総務大臣の「公平な政治報道」脅し発言もボディブローのように効いていると思われます。

 そして、都知事選。ウチの子猫(長男19歳)が面白いことを言いました。

 「都知事候補の3人は連日テレビで報道されるのに、その多大勢の立候補者は出てこない。これって、不公平じゃないの?」

 彼のお気に入りは、上杉隆さん。参院選で初めて選挙権を行使した彼の、素朴なギモン。高市早苗さんは何とも思わないのか?だとしたら、彼女の「電波停止」発言は単なる脅し、ナチスの手法と言われてもしかたないでしょう。
 
0064 ポケモン、No!ABE NO! 猫家五六助 07/27 23:50
 
 「ポケモンGO」が解禁となる前日、私はクルマで女子中学生を轢きそうになりました。

 実家へ食糧を届けに行った昼下がりのこと。中2娘を後部座席に乗せ、幹線道路から実家へ続く住宅街へ左折すると、4m道路の左右に分かれて私服の女子(たぶん中学生、と娘)2名が傘を差してスマホ画面に熱中しながら歩いて来ました。

 すると、向かって左側(右側歩行)の女子が突然、斜めに道路横断したのです。つまり、スマホ画面に熱中したままクルマに向かってきます。私は徐行運転でしたが、彼女が何の迷いもなく(つまり、前を見ていない)近づき続けるので停車寸前、クラクションを鳴らしました。彼女までの距離、約2m。ようやくクルマの存在に気づいた彼女は悪びれる様子もなく、スマホを見ながら(苦笑)、右側へ渡っていきました。

 後ろで娘が「あれ、捨て身だね」と。ドライブレコーダーには一部始終が記録されていますが、轢き殺したら私の責任です・・・冗談じゃない!

 前述の事故未遂は単なる「歩きスマホ」でしたが、米国で「ポケモンGO」が大流行し、勝手に原発施設に立ち入る事件が起きたとのTV報道を見たとき、「日本で流行ったら子供の事故が多発する」と直感しました。案の定、「ポケモンGO」しながらクルマやバイクを運転するバカ者が登場。深夜の公園では大人に混じり、小学生が「ポケモン、ゲットだぜ!」と遊んでいます。さらにはインターネットで、「近くの公園でJK(女子高生)ゲットだぜ!」とナンパを煽る書き込みが多数。

 私はガラケーです、スマホはいりません。スマホ保有者の嫁はんに件のクルマ事故未遂話をしたら、「今、家の中にポケモンがいる!」・・・って、アンタもかい〜!!!

 一方、相模原市の障碍者施設では20名近くが殺害され、多数が重症を負う事件が発生。重度の障がい者を計画的に狙った犯人の供述・思想を聞いて、ゾッとしました。「役に立たない人間は安楽死させる」と言ってのけ、殺害を正当化する確信犯です。

 ナンでもカンでも「安倍政権が悪い」とは言いたくないですが、「やりたい事をやった者勝ち」「富を持つ者が生き残る」「弱者は消えろ」「勝ち組・負け組」という日本の政治・経済・社会の流れがマナーを低下させ、ヘイトスピーチを助長し、狂気を増幅させている・・・と思いたくなります。

 陸上自衛隊のエンブレムが抜刀した日本刀に刷新され、海外派兵される。後方支援でも敵対勢力と遭遇したら、机上論は通用しません。「殺すか、殺されるか」が軍隊、だから「専守防衛」自衛隊なのに。後方支援にならなくなった海外派兵が常態化すれば陸自隊員の心は病み、PTSDで帰国する陸自隊員や躊躇なく殺人を犯す元隊員が増えると危惧しています。ベトナム戦争の後遺症と同じですから。
 
0063 ファッショ政権下のメデイア雑考! 流水 07/17 14:28
 
2016年7月17日付毎日新聞『時代の風』に書かれた中島京子(作家)の文章は、今回の参議院選挙におけるメデイア(特にTV局)の責任を明確に指摘しており、久しぶりに読み応えがあった。何はともあれ、彼女の文章を引用してみる。

・・「参院選挙後の各テレビ局の特番を見て、本当に腹が立った。選挙がすべて終わったとたんに、どんな候補が出ていて、どんな風に選挙戦を戦ったkを見せるって、どういうこと?みんな思ったはずだ。「そういうことは、選挙中にやって」。それがメデイアの仕事であり、責任だろう。公示日から投票日まで、テレビは参院選をほとんど報道しなかった。13日の本紙報道では、3年前に比べて3割も少なかったとか。

「改憲の発議が可能になる三分の二議席」についても、テレビはきちんと知らせなかった。ものすごく大事なことだったのに。選挙が終わると、改憲だの国民投票だの言い始めたけれど、また東京都知事選や天皇陛下の生前退位の話題で、早くも改憲は隠され始めている。」・・・・・(中略)・・・・

「参院選の期間中、インターネットのSNS で大変な勢いで視聴された映像があった。「創生『日本』」という超党派の議員団体が2012年5月に開催した研修会を録画したものだ。ホームページによれば、「創生『日本』」は『戦後レージームからの脱却』を理念としていて、そのために憲法改正が成し遂げられなければならないと考える議員の団体であるらしい。映像の中では自民党の閣僚経験者が●「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3原則をなくさないと」と発言していた。別の議員は●「尖閣軍事利用しましょう」。首相補佐官は、●「いよいよ、ほんとうに憲法を変えられる時が来た。これ以上延ばすことはできない」といっていた。・・・・・・(中略)・・・・

「私たちが、知らない、知りたくもない、知らされない、という情況の中で、無風と低投票率のうちに粛々と国民投票が終わり、憲法が変わる、などという未来は想像したくない」

現在のメデイア情況を的確に捉えた秀逸なコラムだと思う。たとえば、現在行われている東京都知事選。舛添問題では、微に入り細を穿つように、執拗に報道し、【政治とカネ】問題を断罪していたくせに、鳥越俊太郎氏が野党統一候補になったとたんTV報道の量がほとんどなくなった。誰がどう考えても、舛添のような問題を二度と起きないようにするためには、今回の知事選の重要性は明々白々であるにも関わらずである。

・・・・「都知事選が始まったというのに、その報道が極めて少ない。参議院選挙の真っ最中には、参議院選挙の報道はせずに、都知事選について愚にも付かないことを、クドいほど報道してきた。それなのに実際に都知事選が始まると中身のある情報をほとんど報道しない。これは単なる偶然ではない。政府与党と大手マスコミの共同謀議で行われている政治戦略なのだ。

彼らは“公職選挙法上の制約”を口実にしている。しかし、公平を重んじながら都知事選の報道をすることは可能な筈である。そのノウハウは、これまでの経験の中で各局が持っているはずだ。それが良識あるマスコミの態度なのであるが、もうそういう努力をするつもりも全く無いようである。これがわが国の悲しい現実なのだ。」・・
「また、“選挙隠し”をやっている」。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1792
16年07月16日 永田町徒然草

現在のメデイア情況の酷さは、もはや多くの人々の目に明らかである。「真実を暴き、それを国民に正確に報じる」などというジャーナリズムの原点などどこにもない。あるのは、国民を誘導しようという【世論操作】の意図だけ。

私自身は、参院選挙前、参院選挙中、参院選挙後数度にわたって、新聞社数社、TV局数局に、報道姿勢、報道内容、報道意図など問い合わせや抗議の電話を入れた。受け答えをする社員などの多くはきわめて真面目であり、大変好感が持てた。問題は、メデイア各社上層部の姿勢にあるという事が、話しているうちにはっきり分かった。たとえば、参議院選挙前、新聞各社が一斉に世論調査の結果を流した件について問い合わせると、現場の記者たちは何故同じ日だったのか、について明確に答えられなかった。こう言う決定は、新聞社の上層部で決定されるようである。

「永田町徒然草」の筆者は、元国会議員白川氏なのだが、「これは単なる偶然ではない。政府与党と大手マスコミの共同謀議で行われている政治戦略なのだ。」という彼の指摘は正しいと思う。ネット上でいう安倍首相の『 寿司友』たちの共同謀議だと考えれば、納得がいく。

こう見てくると絶望的になるが、メデイアにしても、国民側の抗議の声が大きくなると、その報道姿勢を変更せざるを得ない。今回の鳥越氏の立候補が良い例で、どうも増田、小池が不利だと思えば、報道せずにすまそうとしても、完全に報道しない訳にはいかない。まして、何故報道しないのだと責められたら、内心忸怩たる思いがあるのだから、多少無理はしても報道せざるを得なくなる。国民側のアプローチがいくばくでもメデイアの報道姿勢を変える可能性があるうちは、諦めず粘り強くやっていくしかない。まして、憲法改悪が政治日程に登り始めた今、全力をあげてメデイアにアプローチしなければならないと思う。

 
0062 自立の思想の構築こそファッシヨへの防御線 流水 07/16 15:12
 
『暮らしの手帖』の編集長花森安治は、戦前の自分に対する悔恨を『暮らしより大切なものがある』という思想にとらわれた事だ、と考えました。そして、「ぼくらの暮らしをまもってくれるものは、だれもいないのです。ぼくらの暮らしは、けっきょく、ぼくらがまもる外ないのです。考えたらあたりまえのことでした・・・」(朝日新聞2016、7/16・・孫引き)と書きました。

戦後思想に大きな影響を与えた吉本隆明の『自立の思想』も花森の問題意識(戦前への悔恨)の延長線上に位置しています。本人が意識していたかどうか知りませんが、吉本本人も花森と同様に『暮らしより大切なものがある』という価値観で戦前を過ごしていました。その価値観が、一夜にして否定された事に対する違和感こそが、吉本の戦後の出発点だったのです。花森の悔悟の念も同様だったのです。

骨の髄まで皇国史観にいかれた人間だからこそ、『人間の暮らしより大切なものなどありはしない』と言いきれたのでしょう。

何度も紹介して恐縮ですが、吉本の自立の思想の論理は、『庶民(普通の生活者)は、語り、生活する』というサイクルで生きている。間違っても、権力者のように『語り、書き、支配する』という次元に上昇しない。また、知識人のように『語り、書く』という次元にも上昇しない、というものです。

この思想の核心は、庶民(生活者)は、『語り、生活する』というサイクルで生きているという点にあります。
政治の争いは、この対極にあるのです。『生活より大切なものがある』という大義名分【旗】を大切にします。この【大義名分】争いこそ、戦前も戦後も変わらぬ政治の本質なのです。

難しい理論を抜きにしていうと、戦後民主主義の本質は、『庶民(生活者)の生活こそ第一』という視点にあったはずです。『語り、生活し、生き、死ぬ』という庶民(生活者)の生きるサイクルにこそ、戦後民主主義の本質はあったはずなのです。戦後の焼け跡、闇市の混乱時代を生き抜いた人々には、花森の言うように『じぶんの生活はじぶんでまもる』『日々の暮らしより大切なものなどない』というのは、肌に染みついた生活実感だったはずです。「おかみの言う事など簡単には信じられない】というのも、肌に染みついた価値観だったはずです。

ところが、高度経済成長期に入り、贅沢を望まなければ何とか食っていける時代に入ると、人々は『生活者としての人間の本質』を忘れ始めたのです。国民の多くが、産業的な価値(利潤の追求、効率性の追求)にからめとられ、『日々の暮らしの価値』を軽視し始めたのです。『金のないのは首のないのと同じ』『個人の生活より大切なものがある』という企業の論理、国の論理にからめとられ、それが普遍的価値観として人々の心に浸透し始めたのです。以前にも書いた事がありますが、都市生活者が増加し、農村共同体が上げ底になり、江戸時代より連綿と培われた日本の『農村共同体的価値観』が力を失い始めたのです。

実は、日本流民主主義的価値観は、農村共同体の様々な話し合い、「結い」などと呼ばれる共同作業、鍵などかけないでも安心して生活できる【助け合い】精神など、農村でこそ息づいていたのです。たしかに、四六時中周りの目を気にしなければならないわずらわしさ、辟易するような封建的価値観の押しつけなど農村の持つ負の価値観も多いのですが、よくよく考察すれば、多くの民主主義的価値観が自然と根付いている事も多かったのです。百姓一揆や一向一揆の研究成果を見れば、如何に当時の農村が民主的合議制を大切にしていたかがよく分かります。

わたしは、リベラルと呼ばれる政治勢力の退潮は、この農村共同体の持つ力の評価を間違っていたのが、おおきな要因だと考えています。リベラル勢力の理論的中核をなした進歩的知識人たちの多くは、農村共同体の持つ負の側面の評価に傾きすぎたため、「じぶんたちの生活はじぶんたちでまもる」という日本の伝統的農村共同体の基本的生き方の論理を軽視し過ぎたのです。戦争中の疎開経験を考えれば、すぐ分かるのですが、戦争中に人間の本来の生活があったのは、ある意味で『農村』だけだったのです。戦後リベラリズム勢力は、この意味をもっともっと掘り下げて考えるべきでした。

とにもかくにも、高度成長期の日本は、右肩上がりの成長を遂げ、人々は、それなりの成長の果実を得たのです。その根底には、日本は世界最高の『社会主義』と揶揄されたほどの修正資本主義的『富の分配』の公平さが根底にありました。人々は、【地縁】『血縁』に加えて『社縁』と呼ばれる会社内での関係を大切にし、会社は終身雇用制で人々の会社に対する忠誠心に応えたのです。政府や官僚たちは、潤沢な税金をバックに、欧米先進国のインフラ施設・福祉制度・法律などを参考に世界に冠たる社会資本を整備しました。ある意味で、日本の長い歴史上、これほど「国がひとびとの日々の暮らしをまもった」時代はなかったのです。

しかし、こんな幸せな時代は長く続きません。日本の経済成長に足元を侵食された米国はじめ世界各国の首脳たちは、日本の一人勝ちの情況を快く思うわけがないのです。

札幌オリンピックで『日の丸飛行隊』と呼ばれた日本ジャンプ陣が世界を席巻すると、ジャンプのルールが変更されました。ノルデック複合で萩原兄弟が世界を制すると、たちまちルールが変更されました。

このように、欧米の連中は、常に自分たちが勝利できるようにルールを変更する力を持っています。この力をきれいな言葉で語れば、『国際性』というのです。GDP世界第二位にのし上がった日本を待っていたのは、この【国際性】と呼ばれる世界ルールの変更の洗礼だったのです。高度成長期以降の日本の長い低迷は、このルール変更に適応できなかった事に原因があります。

に、米国との関係です。わたしたちが何度も何度も聞かされて耳にタコができた『グローバルスタンダード』と言う言葉。最近になってようやく『アメリカンスタンダード』=「グローバルスタンダード」と言う事が常識になりました。これは、世界唯一の覇権国家として君臨した米国の凋落が、世界中のありとあらゆるもめ事の中心的要因になっているのです。米国の常として、彼らは自らの理不尽な行動でも何でも理論武装して臨みます。経済学の分野で言うなら、それが新自由主義理論です。この経済学理論については、世界の経済学者の間では相当な異論があります。しかし、米国は、新自由主義経済理論を創出した学者たちを無理矢理でもノーベル経済学賞を取らせ、権威づけするのです。その意味で、ノーベル経済学賞とノーベル平和賞だけは、かなり眉に唾をつけて政治的観点から見なければなりません。

日本社会がおかしくなったのは、新自由主義理論を信奉する連中が、政治家・官僚・メデイア・企業など社会の中枢を占めるようになってからだと思います。

フリードマンたちが唱えた新自由主義理論は、それなりに社会的弱者への配慮もあるのです。何故なら、欧米社会は階級社会で、階級闘争の恐ろしさをよく知っているからです。

現在日本で生活している英国人の一人が、日本の建設現場(ビル建設)でのとび職集団の仕事ぶりを見て、「信じられない」と感心していました。彼に言わせると、日本の労働者一人一人が自らの仕事に誇りを持ち、責任を持っている。だから、仕事が正確で信頼できる。ところが、英国の建設現場の労働者は、時間がきたらさっさと引き上げる。仕事の出来上がりが良かろうが悪かろうが関係ない。それは、設計者や会社の責任。自分たちの預かり知らない事だ、というわけです。

あまり言われないのですが、この彼我の感性の違いが、『階級社会』と『身分社会』(わたしは日本社会はいまだ身分社会の残滓を引きずっていると考えています)の違いなのです。
「階級社会」というのは、明確に自分自身の立場を認識する事なのです。建設現場の例で言うなら、設計者や建設する会社の責任者などは、明確に自分たちを支配している側の人間なのです。ですから、労働者は自分の給料分だけの仕事をすれば良いと考え、仕事の出来栄え、納期の遅れなどには何の痛痒も感じません。それは全て支配する側の責任だというわけです。しかし、給料を減らしたり、払わなかったり、契約時間以上の労働を無理強いしたりしたら、大変です。たちまち、ストライキが起こり、仕事はストップします。だから、雇う側(支配する側)は、きちんとした契約を結び、契約条項だけはきちんとまもるのです。米国などはその典型的な契約社会なのです。

ところが日本社会は違います。バブル崩壊までの日本社会は、『社縁』と言う言葉がぴったりくるくらい終身雇用制度で、社員と会社の一体感は、世界に冠たるものでした。これは、日本社会の底流に江戸時代以来の『身分制社会』の残滓があったからだと思います。身分制社会というのは、上司と言うのは、支配者という権能だけを意味しません。そうではなくて、身分上位のものは、下位のものの面倒を見、仕事の能力を挙げ、将来の心配をなくして、初めて「支配」という権能を果たせるのです。【支配】という権能だけを振り回せば、たちまち身分下位のものにそっぽを向かれ、仕事がうまくいきません。そこをうまくやれるかどうかの評価が、その上司の人間の評価になります。結果、それが、上司の出世を左右するのです。

だから、日本社会では、会社と社員は、決定的な対立は極力避けてきました。納期が迫っている場合は、社員一同残業も厭わず全力で間に合わせます。出来上がった製品に瑕疵があれば、会社の信用に傷が付き、競争に敗れます。それ以上に製品を作っている社員一人一人の誇りに傷がつくのです。だからこそ、社員一人一人がプロフェッショナルに徹し、世界に冠たる『メイドインジャパン』のブランドを作り上げたのです。それもこれも、その背景に『終身雇用制度』が、あったからなのです。
日本に新自由主義的経済理論が上陸し、力を持つにつれ、この『終身雇用制度』を無用の長物の如く批判する人間が増えましたが、これこそ日本経済の力そのものだったのです。

その結果、現在の日本社会はどうでしょうか。【格差は拡大する】『貧困は拡大』『所得は増えない』『社会福祉は後退する一方』『エンゲル係数の増加』などなど、花森安治が「じぶんの生活はじぶんでまもれ」と叫んだ時代と同じ事が起きています。日本社会は、ぐるっと一周して、敗戦直後の社会に戻ったのだとも言えます。
実は、新自由主義者たちは、日本人や日本社会についての認識を決定的に間違ったのです。

欧米型「階級社会」の雇用制度を直輸入すれば、必然的に日本が世界に誇った労働の質の低下を招きます。さらに、『終身雇用制度』の中で培った技術の伝承・発展の機能が低下します。日本社会や企業で行われた弁証法的深化=『量』⇒『質』への転換が途切れてしまうのです。NHKの「クールジャパン」という番組で外人たちのほとんどが評価する日本社会の良さは、日本人や日本社会が育んだ文化や仕事に対する真摯さ、丁寧さ、技術の高さ、お客に対する向き合い方など、そのほとんどが過去の日本社会が育んできた物や技術、価値観などです。彼らがそれこそ自分たちの国や社会にないものとして高く評価しているのです。現在の日本社会を支配している新自由主義者たちは、この事が理解できないのです。

現在の安倍政権は、このように限界が明らかになった新自由主義理論と対米従属オンリーの外交政策で日本を滅びの道にいざなっているのです。実は、民進党の一部の連中もいまだこの新自由主義理論の尻尾を切れていないのです。彼らが、参議院選挙で共産党との連携に積極的でなかったのも、彼らが『階級社会』と『身分制社会』との区別ができていないところに遠因があるのです。

安倍政権、官僚、大企業などの階級社会を志向する新自由主義的理念と対峙できるのは、『身分制度』といえば、何となく前時代的響きがするのですが、かっての日本の農村共同体的民主制度の匂いを残した日本社会の在り方を現代に即した新たな社会に再構築する理論こそ求められるのです。そして、戦後すぐの日本をリードしたオピニオンリーダーだった花森安治の『じぶんの生活はじぶんでまもる』『日々の暮らしより大切な価値などはない』ときわめてあたりまえの認識を基軸にして、すべての出来事を考える事が重要なのです。

わたしたちは「日々の暮らしより大切」と考える価値観の争いに終始しすぎて、「あたりまえの日々の暮らし」を客観化する視点を忘れすぎたのではないか、と思います。国民一人一人が、「日々の暮らしより大切な価値観はない」という視点に立つ事が、毎日毎日ふりまかれる政治的幻想に対峙できる【自立の思想】を持つ事になるのだと思います。
願わくば東京都民の方は、『日々の暮らしより大切な価値観はない』という視点に立って、知事選の候補者の真贋を見抜いて欲しいと思います。

 
0061 参院選雑感 笹井明子 07/13 18:25
 
世間はすでに都知事選候補の話題で騒然として、参院選は遠い過去の話のようにもなっていますが、私としては、次の大騒動に踏み出す前に、今回の参院選についての感想を記しておきたいと思います。

まずは、私の投票の結果から。今回東京選挙区では、「改憲派に2/3議席を与えない」戦略に則って、当落すれすれと言われる候補を当初から考えていましたが、人となりや主張の本気度をキチンと知っておきたいと考え、街宣の様子を直に、あるいはネットを通して追いかけ続けました。その結果、SEALDsなど若い人たちの応援を受け続けて、候補者自身がどんどん明るい表情に変わり、街の人々に自分の言葉で自信を持って語りかけるようになっていくのが、手に取るように分かりました。結果は「当選」。これから応援した市民を裏切らない、本気の仕事をしてくれると思います。

一方、比例代表は、以前から信頼感を持っていた候補者に決めていました。公示前に勝手連主催の決起集会に参加してみても、その選択に揺らぎはありませんでしたが、結果は「落選」。熱心な支援グループの存在に安心して、私自身は周囲の何人かに話はしたものの、選挙運動のお手伝いなどには入らず、支援グループにお任せだったことを反省。やはり大きな組織を持たない人が勝つためには、支援者一人ひとりの必死のエネルギーが必要なのだと、今更のように感じています。

参院選の全体像を見ると、「与党大勝」「改憲派2/3議席獲得」と報道されていますが、そしてその結果は事実ではありますが、私には「絶望的」とは思えません。むしろ、いくつかの「希望」が見えた選挙だったと思います。

その「希望」のひとつは、激戦といわれていた11の一人区で野党候補が当選したこと。

激戦区といわれる地域では、安倍首相や主要閣僚や人気の小泉新次郎氏などが、応援に駆けつけ、激しい身振りを交えて熱弁をふるっていましたが、野党候補の応援に入った若い学生や市民たちの誠意ある応援に適いませんでした。例えば、長野での、杉尾ひでや氏を応援するSEALDs本間信和さんの姿が、YouTubeで見られますが、その訴えには胸をうつものがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=-oc_ag-n95U&feature=youtu.be

この長野を含め、沖縄、福島、三重、新潟、岩手、宮城、山形、青森、山梨、大分の一人区の、野党統一候補者の当選には、夫々に若い人たちが全エネルギーを掛けた応援があり、感動的なドラマがありました。

数としてはまだまだ少ないながら、重要な意味を持つ勝利の結果は、民進党の岡田代表や共産党の志位書記長にも、「市民&野党共闘」への強い確信を与えたと思います。選挙後の岡田さんや志位さんの表情は思いのほか明るく、安倍首相らの「野合」攻撃にも関わらず、市民への信頼を基盤に野党共闘を貫いたことへの自信のようなものが伺えました。

特に、右から左まで様々な考えの人たちのいる民進党には、今後ますます切り崩し工作が行われると思いますが、岡田代表には、「市民&野党共闘」の形でしか今の一党独裁打破の道はないと、肝に銘じてもらいたいし、私達も市民と共に歩む政党を今後も積極的にサポートしていきたいと思います。

今回の選挙では、身を削るようにして頑張った奥田愛基さん始めSEALDsの皆さんには、強い感銘を受け、本当に励まされました。彼らは従来どおりのやり方では勝たないはずの闘いに勝つ方法を提示したに止まりません。政治は私達一人一人のものだと身をもって示してくれて、政治と市民の距離を決定的に縮めてくれました。

他にも、選挙フェスで若者の関心を掘り起こし、投票率を幾分でも確かに上げてくれた三宅洋平さん、持って行き所のない市民の怒りを本気で救い上げようと党まで立ち上げ、ツイッターを使って日々熱心に質問に答えてくださった小林節さんなど、残念ながら当選は果たさなかった方達も、夫々のやり方で、日本の民主主義の底上げに大きく貢献してくれたと思います。

危なっかしくて頼りない野党、数を頼みに「非常事態条項」をチラつかせる安倍政権、その政権に首根っこを押さえられているマスコミ、何とも心が暗くなる政治状況は続いていますが、まだまだ諦めるわけにはいきません。

「絶望の中にこそ希望があり、光は闇の中で輝いている。
・・・終わったなら また始めよう」(奥田愛基「変える」より)
 
0060 Re: メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと(第十三期) 猫家五六助 07/12 15:33
 
 先ほどの昼休み、「バイキング」というテレビ番組に石破大臣が生出演し、坂上忍さん(タレント)とまさしく「議論」していました。

 この番組は「笑っていいとも!」の後枠で、関西系芸能人がワイワイガヤガヤしているだけでしたが、辛口でハッキリものを言う坂上さんが加わってから、少し面白くなったように思っていました。(いつもは見ませんけど)

 坂上さんは石破大臣を見据えて「うん、うん」と相槌を打ち、臆することなく質問をぶつけます。あっぱれ!と思ったのは、坂上さんが「ボクは護憲派なんですけど」と前置きしつつ、石破大臣へ「改憲するとズルズル悪いほうへ行ってしまうのでは?」と一般人の立場で質問をぶつけていたこと。

 石破大臣は坂上さんを諭すような口調で、
・日本の学校教育では「軍隊とは何か」をハッキリ教育していない。だから国防への関心が薄い(護憲だから平和で済むと思っている)
・法律的にも自衛隊は警察に縛られているから、やりにくい面がある。
・自衛隊は軍隊(国防軍)なのにあいまいな立場では、敵対国に「弱い抑止力」だと思われて攻め込まれてしまう。
・改憲で日本の軍隊(抑止力)を敵対勢力(イスラム国、テロ組織を含む)に知らしめることで「攻めて来たら戦うぞ」という強固な意志を示す必要がある。
・相手国に攻め込んだり「やられたら10倍返し」のような抑止力は必要ない。米国のような核武装も弾道ミサイルもいらない。

 以上の持論を展開しましたが、坂上さんは事前に「石破さんの過去の発言」フリップまで用意し、突っ込んだ「質問」をしていました。昼の遊び半分の娯楽番組に、芸能人がここまで現職大臣に切り込むとは!私はチョット生意気だ、と思っていた坂上忍さんを見直しました。

 坂上さんが取り巻きの関西系芸人に「ねっ、難しい問題だね!」と振ると「これ(この番組)、『バイキング』ですよね?」と笑いをとる始末。

 石破大臣は昔からイヤ〜な目つきに感情が現れる人で、質問を聞く目がヤブ睨みになったりします。2年後の次期総理候補として意欲を聞かれると、冷静を装いながら「私は今、安倍総理を支える立場なので」と、話をすり替えていました。それでも「過去の発言」フリップで突っ込む、坂上さんはGood Job!(笑)生番組の帰路、石破大臣は怒りまくっていることでしょう。

 今後の坂上忍さんの番組内での立場、芸能活動の様子・露出度に注目したいと思います。はたして、彼は首に鈴をつけられてしまうのか。あとに続く芸能人は現れるのか。石田純一さんのように広告代理店から締め付けを食らうのか。
 
0059 参議院選挙総括 流水 07/11 16:26
 
今回の参議院選挙。野党の敗北は非常に残念だが、将来に希望を残せる負け方だった。問題は、敗北の原因をどのような視点で、どのように総括するかにある。

数字的解析は、これから多数出てくるだろうから、任せるとして、わたしは、野党勢力特に民進党の政治的感性・政治的タイミング。チャンスのつかみ方に論点を絞って総括してみようと思う。

(1)民進党の政治的感性の鈍さ⇒今回の参議院もそうだが、東京都知事候補者の選定を見れば、民進党指導部連中の政治的感性(政治的感度と言い換えても良い)の鈍さは決定的である。⇒今回の参議院選挙に勝利しようと思えば、何はさておいても、安保法制強行採決前後の市民の政治的高揚感を取りこまなければならない。民進党総力を挙げて、市民との連携に力を注ぐべきだった。

(2)市民との連携に全力を尽くす⇒こういう動きに敏感に反応できるのを政治的センスというのだが、この感度が鈍い。⇒市民運動と政党活動は似て非なるものだが、この違いを意識して、お互いの協力関係・連携を如何にして構築するかが問われていた。⇒民進党の中にも幾人かはこの問題意識を持っていたが、党の方針とならなかった所に、今回の選挙で敗北した遠因がある。

(3)●安保法制強行採決前後のシールズなどを中心とした市民運動の盛り上がりが、政党として新たな政治的アクションを興す好機⇒この絶好のチャンスを逃がしたら、同じアクションを興しても、効果は半減。⇒民進党の幹部連中は、このチャンスをつかみ損ねた。政治家としての勝負勘が欠落していると評価せざるを得ない。

以上の事を大阪冬の陣、夏の陣を参考に考えると、民進党の戦い下手が良く理解できる。

・今回の真田丸でどのような解釈をするのか分からないが、「大阪の陣」を考える時、「冬の陣」では、大坂方勝利の可能性は少なからずあった。
冬の陣の時、豊臣が他内部は、二つに割れていた。

@籠城派⇒宿老大野治長をはじめとする大阪城の官僚たち。⇒戦いを長引かせて、講和に持ち込む

A真田信繁(幸村)を中心とする浪人衆の方針⇒(A)野戦⇒畿内を制圧。関東の徳川と西国大名を遮断。⇒近江の瀬田橋まで軍をすすめ、ここで徳川軍を迎え撃つ。⇒徳川軍を足止めしている間に諸大名の工作を行い、味方を募る。⇒その見込みがない⇒(B)籠城をする   ・・・ウイキペデイア・・

真田信繁の案は、後藤又兵衛など多くの浪人衆の賛同を得たが、結局豊臣家の官僚たちに押し切られ、籠城戦になった。実は、真田信繁の策は、唯一豊臣方が勝利できる可能性があった。この当時の戦いでは、馬印というものが大きな意味を持っていた。もし、豊臣秀頼が瀬田川まで出陣し、豊臣家の馬印=『千成瓢箪』を掲げたら、戦いの帰趨は分からなかった。当時の大名の多くは豊臣家の家臣。豊臣家の馬印=『千成瓢箪』に打ちかかるのはかなり躊躇したはず。味方になる大名がいなくても、戦いの士気に大きく影響した可能性があった。

籠城戦ではその可能性は皆無。大野治長たちの策は、勝つ可能性を探るのではなく、負けない可能性を探る案だった。当時の徳川家の戦力を考えれば、万が一にも勝利できない策で、所詮、負け犬の策だと言わざるを得ない。

それに対して真田信繁の策は、野戦中心であり、どう転ぶか分からない偶然という可能性もある策だった。そして、この野戦での攻防が長引けば、相手方の裏切りも望める可能性も低くなかった。

この二つの作戦の分かれ目は、豊臣家という【権威】をどう使うか、という点にある。籠城戦では、この【権威】を効果的に使う事はできない。野戦でこそ馬印に象徴される【権威】を有効に効率的に使う事ができた。同時に大野たちが画策した『和平』の可能性も野戦でこそ探る事ができたのである。この認識の差が、豊臣家の運命を決めたと言ってよい。

★さて、民進党の幹部連中の判断はどちらだったか。どう見ても、大野たちの『籠城戦』だったと思う。

●安保法制強行採決反対運動が最も高揚した時、四党選挙協力を大々的に打ち出し、多くの市民に希望を与え、可能性を信じさせなかった。⇒タイミングを逃がす

●せっかく四党選挙協力をするのだったら、比例の統一名簿作成まで踏み込むべきで、それをしなかったら「画流点晴」を欠く

●民進党全部が戦う集団になっていない。野戦を戦うと言う事は、いついかなる時に討ち死にするか分からない。文字通り、命をかけて戦う気持ちにならざるを得ない。籠城戦は、落城までは生き延びられる。いわば、「緩慢な死」を待つ事ができる。この覚悟の彼我の差は大きい。今回の民進党の多くの選挙協力体制は、『緩慢な死』を待つ籠城戦のそれだったと言わざるを得ない。

●民進党の右派の幹部連中の意識⇒最大政党である民進党こそが、一番犠牲を払い、損を覚悟で四党の選挙協力体制に協力するという意識が希薄。⇒共産党が協力してくれるなら、それは結構。しかし、本当は共産党と協力するのは嫌だよね、という意識が透けて見える。こんな傲慢な意識で、勝利など出来るはずがない。

●民進党の右派の幹部連中の意識⇒必死に死に物狂いで戦う中で初めてあっと驚く斬新なアイデイアや策が生まれると言う戦いのメカニズムを知らない。東京都知事選の候補者選びが典型だが、朝令暮改、迂余曲折、優柔不断などの言葉をいくら当てはめても飽き足らないほどのだらしなさ。こんな事をしていて、誰が民進党に期待する。この「だらしなさ」こそが民進党の本質だと言われても仕方がない。

※“姥桜”百合子の啖呵

上の民進党右派の幹部連中のだらしなさの対極にあるのが、“姥桜”小池百合子の度胸満点の啖呵である。
選挙選最中のため、都議会自民党が次期知事候補を発表できないタイミングを見計らい、立候補宣言する。増田候補が簡単にわたしも出ますと言えないようにする。

自分が推薦されないと知るや否や、都議会自民党を悪の権化のような『伏魔殿』として糾弾する。いつのまにやら、悪を征伐する桃太郎のような正義の味方になっている。

これぞ、小池流喧嘩殺法、「卓袱台返し」ならぬ、必殺『姥桜がえし』である。

誰やらが、『鉄花場の女』と評していたが、言い得て妙である。
いずれにせよ、この“姥桜”百合子に勝利する事は簡単ではない。
これぞ、政治的感性の鋭さ。政治的タイミングの取り方の妙である。

今回の敗北からわれわれが学ぶとすれば、このような政治的感度・政治的行動のタイミングの図り方・戦う以上は、それこそ『全身全霊』で戦わなければ、教訓すら引き出せないと知るべきである。
この反省をわがものとすれば、次の選挙での勝利は夢ではない。それは、11の一人区での勝利。以下の比例での投票数に表れている。

自民党:政党得票総数 19,650,962(35.94%)
公明党:政党得票総数 7,427,125(13.58%)
民進党:政党得票総数 11,457,471(20.95%)
共産党:政党得票総数 5,872,397(10.72%)
生活の党:政党得票総数 1,036,756(1.89%)
社民党:政党得票総数 1,500,679(2.74%)
大阪維新:政党得票総数 5,048,131(9.22%)
新党改革:政党得票総数 561,194(1.02%)
幸福の科学:政党得票総数 359,969(0.66%)
支持政党なし:政党得票総数 630,629(1.15%)
国民怒りの声:政党得票総数 449,356(0.82%)

この数値は悪くない。野党統一名簿を出せるまで野党協力を進めれれば、次回の選挙に大きく期待が持てる。
挫折感や敗北感にさいなまされるより、希望を持って戦い続ける事を選択すべきである。

 
0058 国民はバカじゃない・・・と信じます! 猫家五六助 07/11 10:55
 
参院選明けの今朝、「自公政権圧勝」のニュースが流れる中、情報番組「とくダネ」では時事通信社・田崎さんとともに冷静な結果分析をしていました。その話を聞いて気を取り直し、あきらめないで巨悪に立ち向かおうと思えました。

 田崎さんいわく「自公政権の圧勝、実際は敗北に近い」と。その理由は、

1)安倍首相を含めた政権幹部が現地入りして選挙応援した12の選挙区(東北エリアが多い)の11地区で与党候補者が落選した。
2)定員「1名」区である沖縄と福島で現役閣僚が落選した。基地問題と原発事故問題が深刻な影響を与えている

 というものでした。いくらマスメディアをコントロールしたって、有権者は正直なんですね!
 
0057 森会長発言と自民党新憲法草案 笹井明子 07/09 15:29
 
「国歌を歌えないような選手は日本の代表ではない」。ご存知、この言葉は7月3日のリオ五輪の壮行会で、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗氏が言い放った言葉です。彼の説教臭いスピーチを聴かされている日本代表選手たちの、晴れやかな舞台にそぐわない、憮然とした暗い表情をYouTubeで見て、「何て盛り下げ上手!」と、森氏の特異な才能?に拍手を贈りたくなったほどでした。

その後、会場のモニター画面やアナウンスで「独唱」となっていたことを知った森会長は、「案内状には『国歌斉唱』と書いてあった」「JOCの『日本代表選手団としての行動規範』では、結団式やメダルセレモニーなど公式行事で『君が代』を斉唱すること』と規定している」などと(言い訳がましく)強弁し、自分の場違いな説教への反省や謝罪はなかったようです。

また、森会長の勇み足を庇うように、『壮行会の進行が国歌「斉唱」から「独唱」に変わったことについて、JOCの平岡英介専務理事は「誤解を招くような段取りになってしまった。これからは国歌斉唱を徹底したい」と釈明した。』と7月7日の毎日新聞は伝えています。http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160708/k00/00m/050/068000c

こうして、権力を握るものの礼を失した居丈高な発言は、批判されることもなく、謝罪や取り消しもないまま、取り巻きの「忖度」や「補足」に支えられて、上からの要請、あるいは命令として定着するという例が、安倍自民党政権下、またひとつ新たに加わりました。

何て息苦しいことでしょう!これが、自民党がめざす「美しい国」日本の社会の姿なのでしょうか。

翻って、「自民党新憲法草案」を見てみると、草案3条2項に「日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない」と「国旗・国歌尊重義務」が明文化されています。

そして、すでに何度も指摘されているように、現憲法は99条で「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」に「憲法尊重擁護義務」を課しているのに対し、自民党草案では、102条で「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」と国民に尊重義務を課し、立憲主義を否定して、憲法の役割そのものを大逆転させています。

そんなわけで、もし今度の参院選で改憲勢力が2/3議席を獲得したら、権力の座に着いたものが、「国歌を歌えないような人間は、日本人じゃない」と堂々と言ってはばからない、そんな社会を完成させる「新憲法への道」の第一歩が踏み出されるかもしれません。

あなたは、森会長のようなアナクロなおっさんに「あ〜せい、こ〜せい」と口出しされて、気がついたら、「余計なお世話」といえない位がんじがらめに自分の心まで縛られているというような社会を望みますか?

いよいよ明日7月10日は参院選投票日。あなたの大事な一票を投じる前に、そんな観点でもう一度考えてみるというのはいかがでしょうか。
 
0056 投票日を前に思うこと。 パンドラ 07/05 14:58
 
日本人とは幸せな国民なのだろうか。

日本は、租税と社会福祉は中負担、中福祉の国だと言われて来た。
しかし現状はどうだろう。
重負担、社会保障の削減に国民は喘ぎ介護保険は支払い未納者が一万人を超え国民年金は6割位しか納めていない。
その陰には、介護保険料を納められない下流老人と言われる人達がいる。
年金も、非正規の人達の中には生活するだけで精一杯でとても年金までは
払いきれない人達もいるのだろう。
更に2015年には時の政権党が年金を株に注ぎ込み5兆円もの損害を出してしまった。2016年はどれ程の損害を出しているのか考えただけで恐ろしい。
既に国民年金は満額納めても一ヶ月7万にも満たない。
「国民の生活を保障する年金ではない」そうである。
選挙の後は更なる給付年齢の引き上げ、給付金の削減、納付金負担増が
待っているだろう。この流れにストップをかけるためには、口先だけでなく
本当に国民の生活を考えて行動している候補者を選ぶ事が大事だと思う。


それでも皆、投票所に足を運ばないのだろうか。
皆、幸せなのだろうか。
独裁政権の国より自由があるから。
発展途上国より豊かな暮らしがで来ているから。
内戦に苦しんでいる国のように、人がバタバタ殺されたりしないから。

政治家なんてそんなものね。
誰がやっても同じ。

などと斜に構えている時ではない。
そんな事をしていたら、今の生活さえも手放さなければならない時が来るかも知れない。
政治家に全てを任せるなんて怖くて出来ない。したくはない。

「怒り」というキーワードを再び起こして。
そうだ、寝た子を起こすのだ。

7月10日は投票にだけは行こう。

笹井さんが書いておられたように、この日のために色々な立候補者の情報を集めてみよう。
誰がウソつきか、誰が国民を舐めているのか分かるかも知れない。
この日だけは自分の頭でじっくり考え、誰に投票するか自分に聞いてみよう。
あたし、がんばれとつぶやきながら。

※下に笹井さんが書かれた文章を貼り付けておきます。

>「改憲勢力に2/3議席を与えない」を大前提に、「市民ニーズに共感でき、政策を実現する能力がある」人物に投票したいと思っています。また、人柄を可能な限り見極めるために、私自身は、上の基準に合った候補者の決起集会や街宣を観に行って、人となりを自分なりに観察、確認しています。外に出かけて直接見ることが難しい場合は、NHKの「政見放送」をきちんと見るのも、良い方法だと思います。「政見放送」では、候補者の表情やしゃべり方に、その人の人となりや考え方が、意外にはっきりと出るものです。投票日まであと7日。今からでもまだ間に合います。学び、観察し、じっくり考えて、悔いのない一票を投じたいですね!
 
0055 投票日まであと7日、悔いのない一票を! 笹井明子 07/04 20:50
 
参院選投票日まであと7日。ここにきて、普段政治の話などほとんどしない人たちとの会話の中で選挙の話が出て、参院選の基本ルールや参議院の役割などが、意外に明確に理解されていないことに気が付きました。

例えば、「東京に住んでいなくても、比例代表のO候補の名前を書いて投票できるの?」の質問。

参議院議員選挙では、比例代表は「非拘束名簿式」となっていて、有権者は全国どこからでも比例代表候補の名前を書いて投票することができます。(衆議院選挙は「比例ブロック方式」)
(参照:参議院公式HP「よくある質問・選挙について」)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/goiken_gositumon/faq/a10.html

また、金融機関に働く人からは、「お客さんが『安倍首相は嫌だけど、経済を安心して野党に任せられないから、やっぱり自民かな〜』と言っている」と聞かされました。

二院制の意義や衆参の役割については、「参議院公式HP」「参議院のあらまし」の中で以下のように述べられています。
【二院制】
「二院制の利点として、国民の間の多様な意見と利益をできるだけ広く反映させることができること、慎重に審議できること、一方の行き過ぎを抑制し、不十分なところを補うことができることなどが挙げられています。」
【衆議院と参議院の違い】
「予算・条約・内閣総理大臣の指名・法律案の議決に際して衆議院により強い権限が与えられています。」
http://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/chii_kennou.html

つまり、今回の参院選にあたっては、松尾貴史さんが最近ツイッターでつぶやいていたように、『自民や公明にも不満はあるが、民進や共産にも不安が、などと考える皆さんも多いでしょう。
しかし今回は政権選択ではないので、万が一野党が大勝ち(しないけど)しても、国家運営を任せるわけではないので、現政権が行き過ぎないよう(既にそうなっているかもだが)バランス感覚で投票をすべきかと』というのが正解のようです。

さて、こうした大枠を押さえた上で、次はいよいよ、何を基準に投票したらよいかを考える番です。

私の場合、今度の参院選では、「改憲勢力に2/3議席を与えない」を大前提に、「市民ニーズに共感でき、政策を実現する能力がある」人物に投票したいと思っています。

また、人柄を可能な限り見極めるために、私自身は、上の基準に合った候補者の決起集会や街宣を観に行って、人となりを自分なりに観察、確認しています。

外に出かけて直接見ることが難しい場合は、NHKの「政見放送」をきちんと見るのも、良い方法だと思います。「政見放送」では、候補者の表情やしゃべり方に、その人の人となりや考え方が、意外にはっきりと出るものです。

投票日まであと7日。今からでもまだ間に合います。学び、観察し、じっくり考えて、悔いのない一票を投じたいですね!
 
0054 Re: メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと(第十三期) 名無しの探偵 06/30 11:13
 
太平洋戦争従軍記者
御年101歳になられたむのたけじ、故丸山静雄。この二人は同じ朝日の
従軍記者としてフロントライン(最前線)において戦場を報道した。
その体験は、むの氏の岩波新書数冊、丸山氏の岩波新書「インパール作戦従軍記」に詳しい。
後者の本において丸山静雄氏は日本軍の敗走とともに戦場の生々しい現場を
伝えられている。とくに私のいつも記憶の片隅にあるのは次の描写である。
日本軍の敗走とともに従軍記者としてインパールから中国へ向かう途中、ある川のほとりでひとりの若い看護婦が息も絶え絶えでいるのを発見。近づくとか細い声で水をくださいと言っている。丸山氏は看護婦に水を与える。
水を飲むと看護婦はまもなく亡くなる。
歴史の本に書かれているのは最前線で死んでいる兵隊ばかりであるが、従軍
看護婦もかなりいたようである。
むの氏は、ここ10年位講演を続けている。最近の講演がテレビで流されている。むの氏は従来から若い人たちは関心がないという声を聞いてきたが、
最近の若い人は私の話をちゃんと聞いてくれる。若い人に希望を託したいと。むの氏は今の政治情勢を招いた原因の多くが中高年の人たちにあると思っているのであろう。残念ながらこれは当たっている。安倍政権に代表される
自民党のアメリカ追随の政治は現在出来たものではない。憲法を軽んじてきた自民党の政治は長い前史が存在する。
むのたけじ氏は憲法9条に戦争を根絶する根拠を見出してきた。それは、従軍記者としての体験から来たものである。
むの氏の本(岩波新書3冊)には歴史家にはないパースペクティブがある。
それは、歴史を人類史から説き起こす視点である。
凡百の歴史家たちが決まって言うのは人類史を紐解けば戦争の歴史に辿りつくということだ。
しかし、むの氏は人類史をそのように観ていない。縄文時代のように階級が成立していない時代に戦争はなく、平和な時代が続いた。
今の歴史の記述で本当に人類史的な視野に立って書かれた本は少ない。
むの氏の本にはそれがある。

私はむのたけじと丸山静雄の本から希望を学んだと思う。
丸山静雄氏が過酷なインパール作戦の従軍から生還できたのは氏によれば「多くの日本軍の兵士と違い私は戦場体験を伝えるためにここに来たのであって、戦闘目的ではないので生還できた」のだと。
むの氏も同じであったと思う。
むの氏が昨日(6月下旬の)講演で言っていたが、安倍政権を倒す、戦争を殺す。このことで希望を持つ。今は死んでいられない。
むのたけじ、101歳の言葉に勇気づけられた。
 
0053 7/10参院選は粛々とやるのですか? 猫家五六助 06/29 21:59
 
毎日見る、朝の情報番組。また芸能人が覚せい剤で逮捕された!、英国がEU離脱か?、池からバラバラ遺体発見!、サッカー日本代表キャプテンが結婚発表!、都知事候補に嵐櫻井くんパパを打診!・・・どのチャンネルもこれらの話題に時間を割いています。

 確かに重要な話題もあります。しかし、参院選まで2週間もないのに各政党の動向や候補者の話題が全く出ないなんて、おかしくないですか?

 そして、ポロッ!と出るのは共産党の議員が「自衛隊は殺人に行く」発言をして要職を辞任したなど、野党の話。衆院選の争点どころか衆院選の実施自体の話題を避けているように感じます。まさか、芸能人の覚せい剤逮捕もワザとこの時期に当てたのでは・・・と邪推してしまいます。

 議会で今、何を論争すべきかを棚上げし、「投票率が低ければ、若者の関心をそらせば衆院選は与党の勝利」という方程式で投票するだけの選挙を行い頭数だけの議員を揃えるならば、衆議院なんて不要・・・ああ、でも・・・それは独裁国家の始まりになってしまう!
 
0052 change.org「陸上自衛隊に新エンブレムの撤回を求めます!」への反響 猫家五六助 06/26 17:25
 
このネット署名キャンペーンに賛同した方々から寄せられている多くのコメントから要約引用します。

+++++++++++++++++++++++++++++
・まるでやくざの紋章だ。このような暴力・殺戮礼讃のシンボルをエンブレムに用いるとは自衛隊=日本軍の本質を明らかにしている。
・自衛隊は防衛力であって暴力ではない、抜身の刀を誇示する事は威圧・暴力を意図したものと疑われかねない。
・〜私の祖父も陸軍士官学校から中国侵略に参加した。〜二度と軍刀をエンブレムとして扱うようなことはすべきでない。
・これを見たアジア諸国民が日本に対してどのような感情を抱くのか!全くの想像力の欠如。
・チャラチャラした暴走族などが虚勢を張る、あるいは自己陶酔のために着る、いわゆる「特攻服」の背中の刺繍にしか見えません。〜あまりにも幼稚で、センスが悪く〜
・〜余りにも子供っぽ過ぎる軍オタ風デザインと安っぽい仕上がりが情け無いです。
・漫画の見過ぎとしか思えない下品なデインですよ。それに気が付かない関係者〜
・恥ずかしいからやめてくれ。こどもの戦隊ヒーローモノじゃあるまいし。
・国がこんな三流の任侠漫画みたいなことしちゃいけません。
・まるで戦前回帰の軍国主義丸出しの醜悪さです。
・尊王攘夷のエンブレムかよ。
・これでは自衛隊ではなく、安倍首相が言う国防軍ではないですか。もう憲法が変わったという意識になっている
・とうとう軍国日本の亡霊が現れましたね。安倍政権と軌を一にしています。
・秘密保護法、安保法案強行採決、憲法改正発言武器輸出などの一連の流れのなかで調子に乗ってここまできたか、という感じです。
・このデザイン、時代錯誤。自民党が軍国主義の独裁国家を目指している〜
・これこそ日本会議とこの団体に所属する国会議員が求める戦前の強い日本への憧れでしょう。
・「日の丸の下いつでも出て行って切るぞ」と言う気持ちを表した、安倍内閣のシンボルマークとしてはデザインを含め出色だと思います。
・見たとたん凍りつくようなエンブレムに誰が誇りを持てるのでしょうか。
・元自衛官ですが、こんなもの現役隊員も望まないんじゃないかな。
・いい大人が集まって、こんなものが採用されようとしている事実が信じられない。
・うわっ(>_<) これ、刀じゃなく握手、ではだめですか??
・カタナでバツ印を作るより両手で握手する自衛隊であってほいしです。
++++++++++++++++++

 「いい大人が集まって、こんなものを」、集まったのは陸幕?、安倍首相?、ヒゲの元隊長?、ナチスの標榜者?、旧軍の信奉者?

 コメントには嫌悪感、違和感、批判、呆れ、とまどい・・・そして、「刀じゃなく握手」という希望。国民のほうが、どれほど真っ当な感覚を持っていることでしょう。見て見ぬ振りをする安倍首相は、即刻退場!
 
0051 陸自「新」エンブレムの怪 猫家五六助 06/24 23:14
 
陸自の新エンブレムにある「抜刀した日本刀」に違和感を覚えたのは、防衛省本省(旧陸自・市谷駐屯地)で三島由紀夫が起こしたクーデター未遂〜割腹自決事件があったからです。Wikipediaから引用すると、

【三島事件(みしまじけん)】1970年(昭和45年)11月25日に、日本の作家・三島由紀夫が、憲法改正のため自衛隊の決起(クーデター)を呼びかけた後に割腹自殺をした事件である。三島と同じ団体「楯の会」のメンバーも事件に参加したことから、その団体の名前をとって楯の会事件(たてのかいじけん)とも呼ばれる

 以上、戦後この事件ほど日本刀が意味を持って使われた事件はないと思います。三島由紀夫の主張は「今の憲法下で自衛隊は否定されている。志ある自衛隊員は立ち上がれ」というものでした。しかも、陸自・東部方面総監が陸自の中枢建屋・総監室でやすやすと拉致され、日本刀で脅されて人質になったわけで、陸自のセキュリティ・危機管理面で最悪の事態に日本刀が使われたのです。

 三島由紀夫の主張・行動を否定的にとらえるか、肯定的にとらえるか。その答えが新エンブレムに反映されている・・・と解釈されても仕方ないのでは。

 さらに興味深いのは、Wikipediaのこの部分。
【三島由紀夫】(三島の)父・梓は、一高から東京帝国大学法学部を経て、高等文官試験に1番で合格したが、面接官に悪印象を持たれて大蔵省入りを拒絶され、農商務省(公威の誕生後まもなく同省の廃止にともない農林省に異動)に勤務していた。岸信介、我妻栄、三輪寿壮とは一高、帝大の同窓であった。

 三島由紀夫の父親と岸信介の関係性は不明ですが、祖父を信奉する安倍首相は自衛隊に対して右傾化した思い入れがあるのでは。それを忖度した陸幕が・・・と邪推したまま、陸自の公式HPにある「新エンブレムの解説」本文を読むと不気味です。

 私がイメージする「自衛隊と日本刀」には、日本陸軍の残虐行為や暴力団・右翼思想グループの威嚇行為がついて回ります。陸自の新エンブレムは無神経なのか、確信犯なのか。いずれにせよ、国際的には笑いものではないか、と。
 
0050 陸自「新」エンブレムを撤回しなさい! 猫家五六助 06/24 13:46
 
このキャンペーンで、初めて知りました。
Change.org
宛先: 防衛大臣「陸上自衛隊に新エンブレムの撤回を求めます!」
https://www.change.org/p/%E9%99%B8%E4%B8%8A%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%AB%E6%96%B0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%92%A4%E5%9B%9E%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?source_location=petitions_share_skip

 東京新聞には6/3付けで記事になってるそうですが、東京五輪のエンブレム問題よりもひどい、国の根幹に関わる問題です。すでに陸自の公式HPにも掲載され、その作成経緯が解説されています。
http://www.mod.go.jp/gsdf/about/emblem/

 政治家も知識人も、誰も不思議に思わないのでしょうか、この「抜刀した日本刀」。陸自がこのエンブレムを掲げ制服につけて海外派兵したとき、海外の人はどう思うのでしょうか。

 「昔、カタナで敵を切りまくった日本兵が来た!陸軍軍人の再来か?」

 という印象を与えることに考え及ばないのか。軍隊じゃないのでしょう?自衛隊ですよね?

 「違憲を承知の安倍首相がやっていることはクーデターだ」と書いてあるサイトがありました。ナチスのように粛々と、目立たないところで「強い国」にしようとする、日本会議に後押しされた安倍政権。陸自の「新」エンブレム問題は、参議院選のこの時期に拡散せねばなりません。
 
0049 米国大統領に原爆投下の謝罪を求めるのは筋違い 厚顔 05/18 01:42
 
オバマ大統領の広島訪問が正式に決定されましたが、この間日米のメディアは大統領の広島訪問に対しての両国民の感情を取材して報道している。中でもクローズアップされているのは、オバマ大統領が原爆投下について謝罪すべきか否かの問題であるが、米国内では賛否両論が明確で、謝罪不要論が優勢なようである。米政府の報道官も謝罪の為の広島訪問ではないと、原爆投下を正当化する国民感情に配慮している様に想える。一方日本国民の謝罪に対する賛否の感情は米国民ほど明確でなく、被爆地広島・長崎でも抑制的に見える。また日本政府も謝罪は要求していない。むしろこの感情は当然であろう。

ここで簡単に日米の太平洋戦争を振り返れば、戦争を仕掛けたのは日本であり、しかもハワイの真珠湾への先制攻撃は米国への戦線布告前というタイムラグがあり、故意と受け止められている。このような開戦の経緯を観れば、米国が謝罪を拒否するのは当然であり、日本が、「謝罪」を要求することは情緒的であり、残念ながら筋は通らない。また無条件降伏を受け入れたことからも無理筋であろう。また仮に米国が謝罪すれば、今の自公政権には渡りに船、戦争を仕掛けた日本の責任が曖昧にされ兼ねず、平和主義を唱う憲法の改正を助長する事に利用されかねない危険性もある。

原爆投下に謝罪を要求するのであれば米国にではなく、日米開戦を仕掛けた日本の戦争推進者に対してであろう。しかしその当事者は既に東京裁判でA級戦犯として死刑を執行され、原爆投下を招いた罪も負わされたと観ることもできる。唯一助命された昭和天皇も28年前に崩御されて、謝罪して貰いたい人は既にいない。この種の日本人の苛立ちとジレンマはいつまでも払拭されそうに無い、これも戦争の悲惨さとして受け止めざるを得ない様である。

しかし原爆を投下した米国の現大統領が広島を訪問することは謝罪でなくとも、それなりの意義があり、安倍首相も広島に同行するのであれば、日米開戦の過ちを米国大統領の面前で率直に認めるべきである。それなくして同行しても大して意味は無い。それに対してオバマ大統領も米国の広島・長崎への原爆投下は生物の頂点に立つ人間のすべきことではなかった過ちを率直に認め、悲劇が起きた広島・(長崎)から核廃絶を世界に発信して欲しいものである。これが原爆犠牲者と遺族への慰霊にもなり、同じ核廃絶の発信でもプラハからの発信とは重みが違う、ノーベル平和賞にふさわしい発信となり、また先日北朝鮮の国営放送が、「オバマの広島訪問と核廃絶は欺瞞である」というような報道をしていたが、一見核心を突いているとも思えるこの報道をも払拭して見せて欲しいものである。


            
 
0048 米国の経済帝国主義と世界戦略 流水 05/13 06:08
 
現在の世界情勢は、第三次世界大戦前夜だと言ってよい。(※すでに世界大戦がはじまっているという説を唱えるジャーナリストもいる)
現在の日本の酷い状況もこの世界情勢と無縁ではないというより、しっかりとこの情勢の中にビルトインされている。
レーニンは【帝国主義論】の中で、「帝国主義に発展した資本主義の基礎は独占であり、この段階では生産の社会化は極限まで達しており、資本主義は実体的な富の生産による搾取という本来的な経済のあり方を失い、金融詐術や独占の利得によって利潤をあげる、寄生し腐朽した資本主義になり、次の社会主義にとって代わられざるをえない。」(ウイキペデイア)と論じた。

現在の世界はこの古めかしいレーニンの帝国主義戦争の理論が当てはまるのではないかと思われる。

めったに聞かなくなった社会主義的解釈で、現代の帝国主義を論ずれば、以下のようになる。

「第二次世界大戦後、レーニンの規定にも拘わらず帝国主義は延命し、更なる発展を遂げた。それとともに新しい特徴を見せている。核兵器の登場。国家独占資本主義の発展。アメリカ覇権主義の確立。そのアメリカを中心とした国際的な帝国主義体制の形成・再編。高度に発達した資本主義の対米従属。新植民地主義の展開。資本の国際化特に巨大な多国籍企業の活動。他方でのソ連を盟主とした社会主義体制の創設。米ソ超大国による体制間冷戦構造等々。その後、ソ連邦は崩壊。アメリカが唯一の超大国になった。

そのアメリカ帝国主義の世界戦略等々。この時代、生産の社会化が更に進みつつあるのに富の分配は不公平を増しつつある。資本主義の基本矛盾がいっそう激化している。貧富の差問題、恐慌問題、失業問題、国家間経済格差としての南北問題、飢餓問題が解決されるどころか、いっそう深刻化している。原子力の軍事的核兵器開発、安全無視の原子力発電及び原発事故、地球環境破壊等々新事象が発生しており、解決の手立てを生み出していない。

 こうした苦悩と矛盾を露呈している現代世界はいわば「人類の社会主義への世界史的移行が現実的課題」(社労党綱領)となった時代であるはずであり、「資本主義はその歴史的使命を終えて退廃と危機を深める中で、その巨大な生産力を人類のために解放することは、世界史的観点からみても大きな意義を備えている」はずであるが、それがなかなかそうはならないところがジレンマとなっている。」・・・「現代帝国主義論」http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/marxism_genriron_teikokusyugi.htm

この論を読んでも分かるように、実は、社会主義理論が有効性を失ったのではなく、本当は現代の状況を理解するのにもっとも有効性がある。だからこそ、米国大統領選のサンダース現象。英国労働党のコービン現象、スペイン、ギリシャなどでも新たな左派現象が見え始めている。

しかし、現代の新自由主義経済理論では、現代資本主義の基本矛盾の激化と深まりを解決する手段も方法も持っていない。それどころか、米国を中心とした多国籍企業のあくなき利益追求はますます激化している。米国という国家の世界戦略は、常に多国籍企業の利益追求が根底にあり、その利益追求に支障のある国家を仮想敵国として排除していく、ことを国是としている。

現代世界の様々な問題の根源には、米国一国の利益追求がある。現在起きている世界の諸問題は、これから派生した問題であり、主要な矛盾ではない。この視点を外すと世界の情勢は決して見えない。

では、その事はどのようにして理解できるか。現在、日本でも欧州でもきわめて重要な協定が進行しつつある。
TPP(環太平洋連携協定)TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス協定)推進の目的⇒※オバマ大統領は、ワシントン・ポストで、アメリカがルールを書き、アメリカが支配するべきだと明け透けに主張している。つまり、これらの協定はそのようなシステムを作り上げる事が目的。ISDS条項は、曲がりなりにも「国民」が政治に参加できる「国」というシステムの上に巨大資本のカネ儲けという欲望を置く仕掛けである。
https://www.washingtonpost.com/opinions/president-obama-the-tpp-would-let-america-not-china-lead-the-way-on-global-trade/2016/05/02/680540e4-0fd0-11e6-93ae-50921721165d_story.html

さらにこれらの協定には、世界の覇権争いで米国が勝利するための壮大な狙いがある。
TPPとTTIPでユーラシア大陸を包囲し、この協定から外れた国々(中国・ロシア・インドなど)を経済的に絞め殺すか屈服させ、欧州やアジアの先進国や開発途上国などを米国(多国籍資本)に従属させる目的がある。
当然ながら、中国やロシアなどは米国(多国籍資本)の狙いをよく知っており対抗措置を講じている。2015年、プーチンロシア大統領と、習近平中国国家主席による、ユーラシア経済連合(EEU)と、シルク・ロード経済圏の統合に関する共同声明が発表された。2015年、これにより、大ユーラシアのあらゆる国々の経済を一体化する巨大な可能性が開けた。さらに、インドとパキスタンが上海協力機構(SCO)に参加。この可能性はさらに膨らんだ。

このような熾烈の闘いに勝利するために、米国は様々な嘘とプロパガンダを駆使してきた。この嘘とプロパガンダ戦略のおかげで、世界はさらに複雑になり、何が真実で何が嘘なのかが混沌として見えなくなっている。
最近の米国の戦争とその理由づけを見ながら、その一端を見て見よう。

@アフガン戦争⇒タリバンはアルカイダと結託しているテロリスト。⇒(結果)13年間戦争を続け、多数の戦死者と負傷者を出す。(米国だけではなく、ドイツやイギリスなども) タリバンは復活。アフガニスタンは国土は荒廃。世界の最貧国情況のまま。

Aイラク戦争⇒サダム・フセインは大量破壊兵器を保有。テロリストと関係があり、もし、核兵器がテロリストに渡ったら米国の脅威だとプロパガンダ⇒フセイン政権(曲がりなりにも選挙で選ばれた政権)打倒。フセイン処刑。⇒大量破壊兵器は見つからない。(戦争の大義消失)シーア派政権樹立。スンニ派冷遇(テロ頻発)イラクの統治に失敗。⇒米軍の戦死者は4000人強。負傷者多数。帰還兵のPTSD は深刻。さらに現在世界で最も凶暴なテロリスト集団ISISをイラクで育てたのも米国。

Bイラン核兵器開発疑惑⇒これも濡れぎみだが、欧米はイランを経済制裁し、非難した。⇒イランはロシア・中国の影響下に入り、欧米の影響から離脱。
Cシリアのアサド大統領に対する濡れぎみとプロパガンダ⇒強権的で独裁者。自国民に対して化学兵器を”使った。⇒シリアの反政府組織に武器支援。聖戦を戦うために送り込まれた戦士たち。彼らはテロ組織に変質。⇒アサド大統領は選挙で選ばれた大統領。国連でも認められた国家を武力で倒そうとしている。おまけにシリアに攻め込んだISDSにより、シリア内戦はさらに複雑化。解決の可能性が遠のく。⇒シリア難民は増加の一途。周辺諸国(トルコなど)から欧州へと流れ込む。⇒欧州各国の基盤を揺るがしている。
Dウクライナ危機を通じたロシアの脅威”というプロパガンダ⇒、NATOにもっと軍事支出をし、ロシア国境にもっと軍事基地を作れと要求⇒バルト諸国、ポーランドなどに広がりつつある。
E 南シナ海危機に対応という名目⇒米海軍が自由に南シナ海を航行⇒中国海軍・空軍との緊張が増している
F現在、ブラジル議会で進行中のジルマ・ルセフ大統領に対する弾劾動議。⇒次期大統領候補ミシエル・テメルは新自由主義者で米国と密接な関係を持つ⇒米国の狙いは、ネオリベラル支配の復活⇒BRIC‘S諸国を各個撃破
このように、現在進行形の政変と過去の政変を並べて見ると、米国の狙いが透けて見える。

●米国の一極支配(覇権)の確立と永続的支配の確立である。ブッシュ政権時の副大統領でネオコンの親玉、チエイニーが語っている【世界戦争】の具現化である。
“第三次世界大戦は始まっている”という論者は、現在進行形のウクライナ危機を通じた“ロシア危機”。ブラジルのルセフ大統領弾劾決議を通じた“ブラジル危機”。シリア内戦、イランとサウジアラビアの確執などを通じた中東危機など、世界中に火種がくすぶっている状況を“世界大戦”と呼んでいる。

この原因は、米国の覇権主義の追求にある。米国の経済帝国主義と世界戦略が、世界中に不安定要因をまき散らしている。日本の安倍政権は、そのお先棒を担ぎ、TPPを積極的に批准し、安保関連法案を強行採決。日本を米国の経済帝国主義の生贄として提供している。

日本メデイアが「今そこにある危機」を報道しないのだから、国民は日本が崖っぷちに立たされている現実に気付かない。日本メデイアでは、トランプよりクリントン大統領の実現を希求しているようだが、彼女はオバマなどよりはるかに好戦的でネオコンの影響力が強い。プーチンを“ヒトラー”と呼んではばからない感性の持ち主である。第三次世界大戦がはじまっていると説く論者の中で悲観的な論者は、ヒラリー・クリントンが米国最後の大統領になるだろうと予想している。要するに、彼女が大統領になったら、“世界戦争”が避けられないと予想しているからであろう。世界ではこの種の切迫した危機感を持っている人が多数いるのに比べ、まあ日本メデイアの能天気な事。パナマ文書で世界中が騒いでいるのに、北朝鮮のニュースを延々と流す。ベッキ―復帰のニュースを流す。

さらにオバマ大統領の広島訪問のニュースを大々的に報道。思い切り、安部政権の外交成果として宣伝している。おそらく、これをバネにして衆議院・参議院同日選挙に打って出る可能性が増したのではないか。
まさに日本中が“ゆでガエル”状態。外がどんなに寒くても、思い切って湯から出ない限り(安倍政権打倒)、日本の未来はない。
 
0047 オバマ大統領の逡巡と決断 厚顔 05/11 00:59
 
オバマ大統領の伊勢志摩サミット訪日に併せての広島訪問の判断には随分逡巡があった様に見える。かつてプラハでの演説でアメリカ大統領として初めて核廃絶を唱え、それが元でその年のノーベル平和賞を受賞し、また米大統領としての任期も約半年+なのに、何を今まで逡巡してのことだったのか、げすが勘ぐりたくなる由縁である。

広島に原爆投下を命じたのは民主党の先輩大統領トルーマンであり、またアメリカには原爆投下を正当化する見方が根強いと言われ、敢えて大統領選挙のこの時期にトルーマンの行為とアメリカの国民感情を逆なでする様な広島訪問は、共和党トランプ候補への敵塩と民主党への逆風となりかねない。しかし広島訪問後の世論の行方は正直誰にも予測できない。おそらく大統領選挙での影響分析で逡巡していたのであろう。

もう一つうがった見方をすれば、4月末迄約1ヶ月半、米韓合同演習をして北朝鮮に核開発の圧力をかけたにも拘わらず、直近の北朝鮮の党大会での様子が世界に見せつけられ、米韓合同軍事演習の効果丸つぶれにされた形になり、当事者には相当なショックだったのではあるまいか。それを打ち消すニュースバリューには米国大統領の広島訪問が最適との判断が急転直下なされたのではないかと勘ぐられるほどの広島訪問発表のタイミングだったように見える。

それとオバマ大統領の広島訪問を受けて、急遽安倍首相が記者に対してコメントしていたが、何故か顔がこわばっていたのが印象的であった。加えてフイリッピン大統領選も親中派の大統領に決定したことと北朝鮮の党大会の様相は、安倍首相としては想定外だったのではあるまいか。いずれにしろオバマ大統領が広島で世界へ平和志向の発信をしてくれれば幸いである。


 
0046 元裁判官は叙勲を辞退して欲しい 厚顔 04/29 22:43
 
4月29日の朝刊に春の叙勲者名が出ていたが,元裁判官が11名程見られた。
国民はもっと叙勲の慣習にも妥当か否かの疑問を持つべきではないだろうか。

春秋の叙勲制度では、叙勲する側は行政を担っている政府であり、行政訴訟ではしばしば住民と権利を争っている立場でもある。一方叙勲される側はその行政訴訟を裁く立場の元裁判官である。司法と行政は本来三権分立が建前であり、裁判官を退職したら、行政から叙勲の指名を受けるのはいかがなものだろうか。

また叙勲の対象になった元裁判官の基準は何なのか、行政訴訟で行政に有利な判決を下した裁判官ではないと思うが,開示されているのであろうか。いずれにしろ行政側に叙勲止めろというより、現役時代は三権分立の立場に立たされていた元裁判官に叙勲を辞退する高潔さを期待したい。最近裁判員裁判制度も導入され、今まで以上に裁判菅は国民から注目されていることを忘れないで欲しい。
 
護憲+ 公開用BBS

護憲+ 公開用BBS
▲トップ 先頭から表示 記事No 記事ログ表示

表題
お名前 パスワード (記事削除・変更に使用)
E-Mail E-Mail をリンクで非公開する
コメント